地域愛を育む!上五島高校生がAIツールでオリジナル観光ガイドアプリを制作

2025年11月22日、長崎県南松浦郡新上五島町で、地域愛を育むユニークな取り組みが発表されました。トヨタ・コニック・プロ株式会社は、上五島高校の学生たちと一緒に、オリジナルの観光ガイドアプリを制作するワークショッププログラムを開催しました。

ノーコードツール「CONIQ AI GUIDE」で手軽にアプリ制作

今回のプロジェクトでは、誰でも簡単にガイドアプリが作れるノーコードツール「CONIQ AI GUIDE」が活用されました。このプラットフォームは、位置情報と連動した音声観光ガイドを生成でき、指定したスポットのキーワードを入力するだけで、AIがガイド原稿を作成してくれます。さらに、ガイドのペルソナ設定や声色の選択も可能で、地域の方言や話すスピードまでカスタムできるため、地域ならではのオリジナルガイドを効率的に作成できます。

上五島高校の学生とつくった車内放送

高校生が地域の魅力を再発見するワークショップ

ワークショップには上五島高校の2年生が参加し、「地域の未来の観光」をテーマに、自分たちの思い出エピソードを元にしたガイド内容を考案しました。前半では、人口減少や移動手段の制約といった新上五島町の現状をデータから整理し、観光に必要な工夫について学生たちと一緒に考えました。

後半では、新上五島町(青方エリア)の生活の魅力をどう伝えるかに焦点を当て、高校生自身が「どんなガイドを作りたいか」という視点でアイデアを出し合いました。観光スポットだけでなく、地元の人しか知らない景色や好きな場所、そこでの思い出などを言葉にする中で、「自分の思い出が観光の魅力になる」という新たな気づきが生まれました。この経験は、学生たちが地域全体で新上五島町の観光の形を考えるきっかけとなったようです。

新上五島町の観光課題解決プラン

制作されたガイドアプリはグリーンスローモビリティの車内放送に

学生たちが制作したオリジナル観光ガイドアプリは、トヨタ・コニック・プロが提供する呼び出し式のデマンド交通システム「トヨタ コニック ライド」を活用したグリーンスローモビリティの車内放送として、11月末まで実証が行われます。交通空白地域での生活交通サービスが観光サービスとしても提供されることで、人手不足や高齢化が進む地方観光地の新しい事業の形が検証されています。

「CONIQ AI GUIDE」が目指す未来

「CONIQ AI GUIDE」は、位置情報連動音声ガイド、エリア情報を学習させたAIによる音声チャット機能、そして事業者がノーコードでアプリ開発できる管理画面を低コストで提供することを目指しています。地方や都市部での観光体験の創出や回遊促進だけでなく、リゾートホテルや観光施設内での周遊、コンシェルジュ対応、モビリティ販売における車両説明サポートなど、多様なニーズに応えるサービスを目指しています。

トヨタ・コニック・プロは、これからもモビリティ領域から広がる持続可能な未来に向けて挑戦を続け、一人ひとりの幸せに貢献していくとしています。

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