SIIFが「家庭格差」解決へ新視点!住まいを「機会の基盤インフラ」と捉えたレポート公開

住まいは「機会の基盤インフラ」ってどういうこと?

SIIFは、住まいをただの「家」としてだけでなく、「人が人生の選択肢を持つための基盤=機会の基盤インフラ」と捉えています。つまり、安定した住まいがあることで、教育や仕事、健康、人とのつながりといった、人生を豊かにする「機会」が生まれるということ。逆に、住まいが不安定だと、こうした機会が失われ、「格差」が固定化してしまうリスクがあるそうです。

「家庭格差」の構造を解き明かすビジョンペーパー

1つ目の「ビジョンペーパー」では、「家庭格差」がなぜ生まれるのか、その複雑な仕組みを分かりやすく解説しています。経済的な基盤、心身の健康、そして地域社会とのつながり、これら3つの要素が絡み合って、子育て家庭が孤立してしまう状況が描かれています。そして、この悪循環を断ち切るカギとして、「子育てに十分な住宅環境」と「安心できる居場所とつながり」の2つを挙げ、これらが社会全体を変える大きなきっかけになると提言しています。

住宅支援の「今」と「これから」を深掘りするリサーチペーパー

2つ目の「リサーチペーパー」では、日本や海外でどんな住宅支援が行われているのか、その現状と課題を詳しくまとめています。公的な支援だけでは追いつかない現状がある中で、居住支援法人や民間の事業者による新しい取り組みが広がっていること、そして、官民が協力し、社会的なリターンも重視する「インパクト投資」がますます重要になってくることが示されています。

SIIFが描く未来と今後の活動

SIIFは、これらのレポートを通じて、住宅が社会の中で果たす役割を改めて見つめ直し、誰もが安心して暮らせる住まいが当たり前になるような社会を目指しています。今後は、関係省庁・自治体等の子育て家庭に関係する多様なステークホルダーとの対話の深化、課題解決を進める民間事業者・投資家等のインパクト投資のプレイヤーとの連携可能性の検討、レバレッジポイントを軸とした協働事業や活動の企画、地域ごとの実証的な取組の推進などに取り組んでいくとのこと。これらの活動を通じて、多様な主体との協働を促進し、住宅を起点とした社会変革を推し進めていくそうです。

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