プログラムの背景と目的
2019年に始まった休眠預金活用事業は、社会のさまざまな課題を解決するための大切な取り組みです。この事業が見直された結果、民間公益活動を支える自立した担い手を育てるための「活動支援団体」という制度が新しくできました。
パブリックリソース財団は、2025年度の活動支援団体として、特に「資金支援の担い手」を育成する役割を担っています。このプログラムでは、特定の社会課題に特化した中心的な団体や、資金分配団体がいない「空白地域」(岩手、秋田、茨城、群馬、新潟、福井、岐阜、三重、奈良、和歌山、徳島、香川、愛媛、高知の14県)にある資金仲介組織をサポートします。これらの団体が、専門知識を活かした助成プログラムを自分で企画・実行できる「自立した資金支援の担い手」へと成長することを目指しています。
プログラムの目標
このプログラムには、いくつかの大きな目標があります。
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支援を受けた団体が、2027年度の休眠預金活用事業の資金分配団体として申請できるようになること。
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支援期間が終わるまでに、助成プログラムの開発から評価、そして将来の戦略まで、一連の業務に必要な知識とノウハウを習得し、自立して助成事業を実施できるようになること。
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支援終了から5年後には、支援対象団体がそれぞれの社会課題や地域で専門的な資金・非資金支援を行う中心的な存在となり、そこから支援を受けた活動団体が、社会にポジティブな変化を生み出し続けること。
これらの目標達成を通じて、資金分配団体がカバーする課題分野や地域が広がり、休眠預金が社会でより効果的に使われる道を拓くことを目指しています。
公募概要と支援内容
本事業は「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律(休眠預金法)」に基づいて実施されます。
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事業名: 社会課題分野及び空白地域における自立的資金分配団体の創生支援事業
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採択予定数: 5団体程度
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支援期間: 役務提供契約締結時(2026年6月中旬頃) ~ 2027年10月31日
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主な支援内容:
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組織診断と計画策定: 経験豊富なメンターが組織の現状を診断し、課題を乗り越えるための計画づくりをサポートします。
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全10回の研修プログラム(対面): 助成プログラムの策定方法、社会的インパクト評価、伴走支援のコツ、組織運営、資金調達など、幅広いテーマを学ぶことができます。
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実地研修: 実際の現場で伴走支援を体験し、実践的なスキルを身につけます。
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<支援対象となる団体>
将来的に資金支援の担い手になりたいと考えており、本プログラム中に2027年度休眠預金活用事業の通常枠第1回への応募を考えている以下の団体が対象です。
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A. 各社会課題分野で中心的な役割を果たす活動実践団体(他の団体にノウハウを提供できる団体など)
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B. 各社会課題分野における中間支援組織(分野のネットワークを担う組織など)
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C. 資金分配団体がいない「空白地域」に所在する資金仲介組織
応募手続きとスケジュール
公募の受付期間は、2026年2月20日(金)から2026年4月8日(水)17時までです。応募に必要な書類は、以下のウェブサイトからダウンロードできます。
応募はオンライン申請フォームから必要書類をアップロードして行います。郵送やメールでの応募は受け付けていませんのでご注意ください。
<支援開始までのスケジュール(予定)>
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2026年2月20日(金):公募要領公開・公募開始
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2026年3月12日(木):公募説明会(オンライン)
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2026年4月8日(水):公募締め切り(17時まで)
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2026年4月中旬~5月下旬:一次審査(書類)、二次審査(オンライン面談)
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2026年6月上旬~中旬:内定通知・契約締結・支援開始
※スケジュールは変更になる場合があります。
公募説明会・個別相談会
プログラムについてもっと詳しく知りたい方のために、公募説明会と個別相談会が開催されます。
<公募説明会>
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日時: 2026年3月12日(木)13時00分~14時00分
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方法: オンライン(Zoom)
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参加費: 無料
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申込方法: 以下のフォームからお申し込みください。
説明会申込フォーム -
申込締切: 2026年3月11日(水)17時
<個別相談会>
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開始日: 2026年3月16日(月)以降
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申込方法: 以下のURLから希望日時を選んでお申し込みください。
個別相談会申込フォーム -
申込開始: 2026年3月2日(月)11時
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申込締切: 2026年4月6日(月)11時30分
個別相談はGoogle Meetで行われ、申し込み後に視聴URLがメールで送られます。
公益財団法人パブリックリソース財団について
パブリックリソース財団は、2000年に設立された組織で、「意志ある寄付で社会を変える」をミッションに活動しています。NPOのマネジメント強化支援、企業のCSR推進サポート、寄付推進事業などを手がけており、テーマ基金やオリジナル基金、遺贈など、多様な寄付の仕組みづくりに取り組む専門家集団です。休眠預金等活用法に基づく事業では、これまでに複数の実績を持ち、2025年度は活動支援団体として採択されています。
このプログラムを通じて、社会をより良くするための新しい力が生まれることに期待が高まりますね。



