愛知県半田市で「身の丈起業」が熱い!コココリンが1周年、年間2万人が訪れる秘密とは?

コココリンってどんなところ?

コココリンは、半田市の中心市街地活性化を目指し、市民、事業者、学生などが交流できるまちづくりの拠点施設です。コワーキングスペースやレンタルオフィスを提供しているほか、起業相談、セミナー、交流イベントなどを通じて、地域で新しい挑戦を始める人々をサポートし続けています。

所在地:愛知県半田市南末広町120-4
開館時間:10:00~19:00(毎週火曜日休館)
運営:一般社団法人はんだのたね(指定管理者)

コココリンの外観

コココリンのコワーキングスペース

コココリンについてもっと詳しく知りたい方は、公式サイトをチェックしてみてください。

「身の丈起業」って?

コココリンで生まれているのは、いわゆる急成長を目指すスタートアップの物語だけではありません。

「やってみたい」をカタチに

補助金などの創業支援制度は、あくまで挑戦のための「手段」に過ぎません。コココリンでは、その手前にある「やってみたい」という個人の小さな熱量を応援し、育む場として機能しています。

ハードルを下げ、行動を引き出す

会社員のまま副業として活動を広げたり、家事や育児の合間に「自分サイズ」で事業を始めたい、といったこれまで一歩踏み出せなかった人たちの想いが、年間52件もの起業相談につながっています。

日常の延長にある「最初の一歩」

背伸びをしない「身の丈起業」を始め、一人ひとりの段階に応じた起業支援を行うことで、特別な誰かではない、地域住民一人ひとりが主役となる新しい起業文化が半田市に根付き始めています。

偶然の出会いが事業を育む「利用者同士のコミュニティ」

コココリンが単なる作業場所の提供に留まらず、多様な層が集まり続けている理由は、「余白」が生む、相談しやすいコミュニティにあります。

「一人じゃない」と思える、仲間のような関係性

施設内では、デザイナー、ライター、会社員、子育て中の主婦など、異なる背景を持つ利用者同士が日常的に交流しています。一人の「やってみたい」というアイデアに対して、隣の席の人が自身の経験から助言をしたり、悩みを共有したり。孤独になりがちな創業期に、利害関係を超えて気軽に相談しあえる「仲間」のような繋がりが自然発生しています。

カフェのような空間で話す男女

無理のないステップアップで実践できる環境

施設内にある陳列展示スペース「THE LOCAL CHITA」は、挑戦の第一歩を支える場です。ここで来場者や他の利用者からの反応を直接受け取り、商品の見せ方をブラッシュアップ。その経験を自信に変え、次はマルシェなどのイベント出店へ挑戦するという、地域内での着実な成長のステップが確立されています。

棚に並べられたハンドメイド雑貨

試行錯誤を共有できる安心感

成功報告だけでなく、失敗や迷いのプロセスを等身大で共有し合える空気があることで、一人では足踏みしてしまうような「次の一歩」を後押しする心理的安全性が生まれています。この「顔が見える繋がり」こそが、地方都市・半田における起業支援の土台となっています。

「やってみたい」を形にした先輩たち

コココリンという「場」を活用し、自身の想いを形にし始めている創業者を2名ご紹介します。

エンジニアの知見を活かし、シルバーアクセサリーの世界へ

マルシェで笑顔を見せるLINE ARROWの新美氏

会社名:LINE ARROW
代表者名:新美晃太郎さん

性別や年齢を問わず、日常に馴染むシルバーアクセサリーブランド「LINE ARROW」を展開しています。エンジニアとしてのノウハウを制作に活かし、「日常を輝かせる、小さな道しるべ」をコンセプトに、一つひとつ丁寧に手掛けています。

起業体験談

  • 起業のきっかけ
    身近に起業相談ができる場所ができたことをチャンスと捉え、思い切って起業しました。コココリンで開催される個別相談会や起業セミナーが、自分を大きく成長させてくれたそうです。相談する中で、本当にやりたいことの本質が見え、積極的に行動できるようになったとのこと。

  • 実践の場としての活用
    陳列展示「THE LOCAL CHITA」を、マルシェ出店に向けた「練習の場」として活用。どのようなデザインや展示がお客様の目に留まるかを試行錯誤した経験が、初めてのマルシェ出店での大きな自信につながったと語っています。

「子育てを大切にしながら、自分らしく働く」を形に

会社名:Amisato Art and Design
代表者名:森田さん

30代で小学生の母親である森田さんは、自身の経験と感性を活かし、グラフィックデザインやアート講師としての事業を展開しています。

起業体験談

  • 起業のきっかけ
    「子供の帰宅を家で迎えられる働き方がしたい」という想いから、当初は起業を考えていなかったそうです。しかし、コココリンで開催された「自分軸の働き方大学」への参加を機に、ふんわりとしていたアイデアがビジネスとして形になり、起業へとつながりました。

  • 繋がりから生まれる仕事
    利用者同士の交流会「Open me!」や「ココマッチ」に積極的に参加。普段の生活では出会えない層と会話をすることで刺激を受け、そこで知り合った方から実際に仕事の依頼をいただくなど、コミュニティが直接的な事業機会につながっているそうです。

これからの半田市に期待!

コココリンの担当者からは、「身の丈起業」にとどまらず、中心市街地に出したお店が大人気になったり、半田の名物として各地から訪れる人が増えるなど、コココリンで起業した方々が「まちの賑わい」創出の中心になってもらえることを期待している、というコメントが寄せられています。

きっと、コココリンから生まれた新しい挑戦が、半田市をさらに活気あふれるまちにしてくれることでしょう!

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