視覚障がい者と晴眼者が一緒に楽しめる!インパクトジャパンとIBF Foundationが新しいコンテンツを共同開発

視覚障がい者と晴眼者が一緒に楽しめる!新しいコンテンツが誕生

インパクトジャパン株式会社と一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(IBF Foundation)が、視覚障がいを持つ方と晴眼者が一緒に楽しめる、新しいコンテンツを共同で開発しました。このコンテンツは、IBF Foundationが主催する「Global Leadership Camp for Visually impaired people(GLC)」のワークショップで提供され、参加者たちは初対面でもすぐに打ち解け、協力し合う貴重な体験をしました。

第三回Global Leadership Camp

共同開発のきっかけとプロセス

IBF Foundationは、「ブラインドサッカーで人と知恵をつなぎ、視覚障がいに解を出す」をミッションに掲げる国際NGOです。彼らは、次世代リーダーの発掘と育成を目指し、GLCを開催しています。第3回GLCは日本で初めて開催され、世界中から視覚障がいのある当事者や企業関係者が集まりました。

GLCの参加者は、それぞれが抱える社会課題から生まれた具体的なアクションプラン「My Project」を持っており、プログラムを通じてそのプランをブラッシュアップしていきます。IBF Foundationは、限られた期間の中で、言語や立場、役割を超えて参加者たちがグローバルなビジネスパートナーとして成果を高め合える関係性を早期に築きたいと考えていました。

この要望に応えるため、インパクトジャパン株式会社はIBF Foundationと協力して、新しいアクティビティを開発することになりました。多様な参加者が前提や背景の違いを乗り越え、最大限の成果に向かうためのきっかけ作りを目指し、経験学習メソッドを活用したワークショップがデザインされました。

開発の過程では、実際に視覚障がいのある当事者の方々と共に体験会を実施。そのフィードバックをもとに、環境設定や難易度を何度も調整し、新規コンテンツが完成しました。

My Projectや第三回GLCの詳細については、こちらで確認できます。

ワークショップ当日の様子

ワークショップには15名が参加し、視覚障がいのある当事者7名と企業関係者8名が共に学びました。当日は2つのアクティビティに取り組み、「状態や立場を超えた働きかけ」と「成果を出すためのコミュニケーション」をテーマに、屋内外での活動が行われました。その後、対話と内省のセッションを通じて学びを深め、一日の終わりには、GLCプログラムでチームメンバーが守るべきグラウンドルールを全員で作成しました。

アクティビティの様子
左:アクティビティ1/右:アクティビティ2

レビューセッションとグラウンドルール作成の様子
左:レビューセッションでの対話/右:グラウンドルール案への落とし込み

参加者からのポジティブな声

ワークショップに参加した方々からは、多くの良いコメントが寄せられました。

  • 参加前はリーダーシップを「トップダウン」だと感じていたけれど、ワークショップを通じて、フォロワー側のリーダーシップも皆でより良いものを作るために大切だと気づけたのは大きな発見だった。

  • リーダーシップを発揮するための良い点だけでなく、それを妨げるものについても考える機会になった。

  • 成果を出すには、一度伝えるだけでなく、相手に継続的にフィードバックすることが重要だと感じた。

  • 楽しみながらインクルーシブなリーダーシップについて深く考え、オープンなコミュニケーションの大切さも学べた。これは今後の仕事にも個人の成長にも役立つ学びだと感じている。

WRAP UPでのコメント共有とレビューセッションの様子
左:WRAP UPでのコメント共有/右:レビューセッションの様子

開発担当者とIBF Foundation理事のコメント

インパクトジャパンのコンテンツ開発リーダーである松本氏は、開発当初は当事者の身体感覚や感情の変化を想像するのが難しかったと語っています。しかし、体験会での率直なフィードバックのおかげで、情報格差がある中での働きかけや、成果を出すためのコミュニケーションといった普遍的な課題解決につながる学びのポイントを持つコンテンツができたと感じているそうです。

また、IBF Foundationの理事兼事務局長である大坪氏は、インパクトジャパンの体験型プロジェクトから得られる深い学びを評価し、今回の共同開発を依頼したとのこと。参加者には、違いがある中で遠慮せずに率直に議論し、相手の話をしっかり聞くという、チームで成果を出すための基本を体感してもらえたと話しています。

IBF Foundationとインパクトジャパン株式会社について

一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション

2019年設立。「ブラインドサッカーを通じて人と知恵をつなぎ、視覚障がいに関する社会課題の解決に取り組む国際NGO」です。スポーツ、医療、ビジネスなど多様な分野の連携を促進し、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。

ウェブサイト:https://www.ibf-foundation.football/ja/

インパクトジャパン株式会社

1980年にイギリスで創業し、日本では1990年から活動しています。グローバル企業から国内企業まで約400社に対し、リーダーシップ・チーム開発研修やチェンジマネジメントのコンサルティングを提供。独自の経験学習メソッドが特徴で、「人と人、人と組織、組織と組織の相互作用を通じて、新しい価値を創造する」ことをミッションとしています。社会課題への取り組み「リーダーシップ・エコシステム(R)」では、文部科学省の令和6年度「青少年の体験活動推進企業表彰」中小企業部門優秀賞を受賞しました。

ウェブサイト:https://www.impactinternational.com/jp

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