CULUMUが「超高齢社会におけるモビリティの意味」を公開!移動が生活に与える影響を深掘り

「移動できないと、何ができなくなる?」シニアの移動課題を再定義

いま日本社会では、高齢化が進み、免許返納や移動手段の見直しが身近なテーマになっています。移動は、シニアの生活を支える前提条件になりつつあるんです。都市と地方で公共交通環境に差があったり、家族構成の変化で「誰かに頼る」ことが難しくなったりと、さまざまな変化が同時に進行しています。

こうした中で、移動は単なるインフラではなく、生活の質や継続性を左右する大切な要素だと考えられています。

高齢化が進む社会で、移動可能性は確実に下がっている。移動可能性の水準が社会構造全体的に変化し始めている。

「見えにくい移動格差」って何?

調査では、物理的な移動手段があったとしても、「選べる自由」「出かけたい意欲」「社会との関わり」「自分らしさ」といった4つの要素が損なわれることで、外出頻度を自ら減らしてしまうシニアがいることがわかりました。これが「見えにくい移動格差」の実態です。

移動の問題は、「行けなくなった瞬間」に突然生じるわけではありません。バスやタクシー、家族の送迎といった移動手段が残っていても、「外出の回数を減らす」「必要な用事だけを優先する」といった判断が徐々に積み重なっていく様子が語られています。この「行けるのに行かない」状態こそが、後に移動できなくなることで失われていく生活の最初の入口だと考えられています。

各象限から見えた象徴的な声

モビリティは生活の基盤!「生活成立構造モデル」と5つの視点

この調査結果から、モビリティは単に「場所を移動するための手段」ではなく、人々の暮らしの基盤そのものを形づくる重要な要素であることが明らかになりました。移動の自由が確保されることで、人は行き先を「選ぶ」ことができ、行きたい場所を「思い描く」ことができ、社会や人との関わりを「続ける」ことができます。そして、その積み重ねによって、自分らしさを失わずに日々の生活を組み立てている実態が見えてきました。

モビリティが支える「生活成立構造モデル」

ホワイトペーパーでは、モビリティを人間らしい生活を支える基盤として再定義し、誰もが生活を縮小させることなく豊かに暮らすために、行政・企業・地域が取り組むべきデザインのあり方として「5つの視点」を提言しています。

なぜ今、シニアの「移動」を問い直すのか

都市と地方で異なる移動課題

移動に関する課題は、「移動手段があるかどうか」だけでは捉えきれません。都市と地方では、生活が制限されていくプロセスに明確な差が生まれています。

都市部では、徒歩や公共交通、宅配といった代替手段があるため、困りごとが表に出にくく、本人が行動を減らすことで対応されがちです。一方、地方では車が生活の前提条件となっていることが多く、移動手段の変化が生活の組み立て全体に影響し、外出や関わり、役割が同時に失われ、生活の縮小が短期間で進む傾向が見られます。

都市と地方で異なる、生活成立構造の失われ方

ホワイトペーパーはこんな人におすすめ!

このホワイトペーパーは、特に以下のような方々に役立つ情報が満載です。

  • 社会課題の解像度を高めたい方:物流の2024年問題や公共交通の維持困難など、社会全体の「動く力」が弱まる中で、デザインに何ができるかを探っている方や、「隠れた不平等」を可視化したい方。

  • 実態に基づいた具体策を求めている方:一律のソリューションではなく、地域ごとの違いに即したデザインを模索している方、統計データだけでなく、高齢者の心理的ハードルなど生の声に基づいたUX設計を行いたい方。

  • 次世代のモビリティを定義したい企画・開発者:「AからBへの移動」という機能価値を超え、移動がもたらす「社会参画」や「ウェルビーイング」の価値を再構築したい方、CULUMU独自のフレームワークを通じて、具体的かつ持続可能なサービス・プロダクトの着想を得たい方。

CULUMUってどんな会社?

CULUMUは、企業の新規事業創出を支援するインクルーシブデザインスタジオです。高齢者や障がい者、外国人、マタニティなど多様なユーザーや当事者との共創を通じて、誰もが使いやすい製品やサービスをデザインしています。

ビジネスコンサルタントやUXデザイナー、エンジニアなど、さまざまなスペシャリストが在籍しており、幅広い事業開発をサポートしてくれます。また、5,000団体以上の非営利団体との繋がりを活かし、これまでリーチが困難だった人々を含む多様な人々とマッチングし、定性的な調査を提供できるのが強みです。このサービスは、2024年度グッドデザイン賞も受賞しています!

支援メニュー「新しい価値あるプロダクト」を創造する

詳細はこちらから!

このホワイトペーパーは無料でダウンロードできます。超高齢社会におけるモビリティの未来に関心のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

株式会社STYZが運営するCULUMUについて、さらに詳しく知りたい方は、以下のサイトもご覧いただけます。

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