社会が求める「自然と共生する再生可能エネルギー」
最近では、再生可能エネルギー施設が原因で自然環境が壊されたり、地域住民との間で問題が起きたりするケースが増えています。地球温暖化を止めるための気候変動対策と、たくさんの生き物が暮らす生物多様性の保全は、どちらも欠かせないもの。片方だけを進めようとすると、もう片方に悪影響が出てしまうこともあります。だからこそ、自然と仲良くしながら、地域にも喜ばれる再生可能エネルギーのあり方が求められているんですね。
専門性を活かした協力体制
この協定では、UPDATERと日本自然保護協会が力を合わせ、「生物多様性保全と気候変動対策が両立する」と言える再生可能エネルギー施設のモデルを作ることを目指します。
UPDATERは、再生可能エネルギー100%の電気を供給する電力小売サービスで培った経験を活かします。一方、日本自然保護協会は、自然保護NGOとして生物多様性や自然再生に関する専門的な知識を提供します。
栃木県芳賀町でモデルづくりがスタート!
第一弾の活動は、栃木県芳賀町にある営農型太陽光発電施設で行われます。ここでは、再生可能エネルギー施設が地域の自然にどんな影響を与えるのかを科学的に調査し、「こんな再生可能エネルギー施設なら素晴らしい!」という理想の形を探っていくとのことです。活動の進捗や結果は、両団体のウェブサイトなどで発信される予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
知っておきたいキーワード
ネイチャーポジティブとは?
ネイチャーポジティブとは、人間も地球もハッピーになるために、失われつつある生物多様性を守り、自然を回復させようという考え方です。2030年までの目標として、国際的な枠組みである「昆明・モントリオール生物多様性枠組」や日本の「生物多様性国家戦略2023-2030」でも掲げられています。
営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)とは?
農地に太陽光発電パネルを設置し、作物を作りながら発電も行う取り組みです。太陽の光を作物と発電で分け合うことから「ソーラーシェアリング」とも呼ばれます。農家の方にとっては安定した収入につながり、持続可能な農業や地域経済の維持にも貢献すると期待されています。
UPDATERと日本自然保護協会について
株式会社UPDATER

2021年10月にみんな電力株式会社から社名変更しました。トレーサビリティや透明性を重視したサービスを提供し、「みんな電力」をはじめ、「みんなワークス」「Shift C」など、さまざまな社会課題解決に取り組んでいます。
公式サイト:https://www.updater.co.jp/
公益財団法人日本自然保護協会

1951年設立の日本で最も歴史のある環境NGOです。「自然のちからで、明日をひらく。」をメッセージに掲げ、人と自然が共存する社会を目指して活動しています。
公式サイト:https://www.nacsj.or.jp/
より詳しい情報はこちらでも確認できます:
https://www.nacsj.or.jp/media/2026/02/61563/



