ドラレコ映像と暗号通貨で地域課題を解決!市民参加型DXの新モデルがスタート

Civic Techの課題を乗り越える

これまで、市民と行政が協力して地域課題に取り組む「Civic Tech(シビックテック)」が推進されてきましたが、多くのプロジェクトが市民へのインセンティブ不足が原因で失敗に終わってきました。

市民がデータ収集にかかる時間や金銭的な負担は、一つ一つは小さくても積み重なると無視できないものになります。データを利用する行政側には大きなメリットがある一方で、市民は「やりがい搾取」と感じ、プロジェクトから離脱してしまうケースが少なくありません。

市民の負担増加と行政の負担軽減を示すイラスト

財政難によりCivic Techプロジェクトが終了する様子

この課題は、Civic Techがデータ提供側(市民)とデータ利用側(行政)で享受する価値の不均衡を拡大する性質を内包しているためです。市民に適切なインセンティブを付与し、この不均衡を是正することがCivic Tech成功の鍵となります。しかし、行政の財政難がこの解決を難しくしていました。

「データのフリーライド」状態を解消する新しい仕組み

市民のデータ収集は、本来であれば正当な対価が支払われるべき労働作業とも言えます。現状では、市民のデータに行政が「フリーライド」する状態が放置されているとも考えられます。

この新しいインセンティブモデルのポイントは、行政側で生まれる「信用」に連結した専用の暗号通貨を発行し、その通貨の信用を担保することで、市民に価値を還元する点にあります。これにより、行政の業務効率化と市民の資産向上の両立を目指します。

Civic Techにより行政側で生まれる信用と暗号通貨の関連

行政支援報酬暗号通貨(GARコイン)のユニークな特徴

この新しい暗号通貨は「行政支援報酬暗号通貨(Government Assistance Reward Coin: GARC)」、通称「GARコイン」と呼ばれます。その最大の特徴は、「通貨の発行」と「信用の獲得」の順序が逆転していることです。

行政支援報酬暗号通貨(GARC)の仕組み

従来の暗号通貨が未来の不確実な信用に裏付けられているのに対し、GARコインは行政DXで生まれた「確定した過去の信用」(例えば、犯罪件数の減少や道路整備率の向上など)に裏付けられています。これにより、暗号通貨の価値が安定しやすいというメリットがあります。

従来の暗号通貨とGARコインの信用獲得・通貨発行順序の比較

データ活用によって生まれた信用の総量と、発行された暗号通貨の総量が一致する関係性が保たれるため、発行された全てのGARコインには同等の信用が裏付けられていることが保証されます。

データ活用により生まれた信用の総量と発行された暗号通貨の総量の天秤

自治体や警察、消防などの実働機関は通貨発行権を持たないため、データ活用でどれだけ信用を生み出しても、データ提供者に報酬を支払うには国の紙幣を調達する必要がありました。その結果、行政側で生まれた信用が活用されずに放置されてきたのです。

このプロジェクトでは、ブロックチェーン技術を用いて、行政が創出した信用を暗号通貨に閉じ込めます。これにより、行政によるデータのフリーライド問題を解消し、データ提供者である市民に適切な対価を還元することが可能になります。

行政が生み出した信用とブロックチェーン技術、行政支援報酬暗号通貨の関係

GARコインでは、暗号通貨の信用を損なう様々な要因を丁寧に排除し、DXによって行政側で生まれた信用を安全に保つための技術と特徴が数多く組み込まれています。

データ管理、情報制御、特許出願に関する技術項目

実証実験に参加する自治体を募集中!

このGARコインを活用したCivic Techは、財政難の自治体ほどDXが進まないという悪循環を断ち切り、持続可能な地域社会を維持できる可能性を秘めています。

映像支援、映像撮影(市民)、映像活用(行政)、報酬、信用の循環システム

DXで生まれた信用を暗号通貨に閉じ込め、行政の業務効率化と市民の資産向上を両立できるか、実際に運用して検証する必要があります。そのため、この新しいモデルの検証に協力してくれる自治体を無料で募集しています。

◎対象となる自治体

  • 財政難や少子高齢化に伴う人口減少に危機感を抱いている地方自治体

  • 自治体面積が広く、インフラ管理業務の負担が大きい自治体

  • 新しい取り組みを模索している自治体

人口減少時代を迎える今、サステナブルな地域社会を築くには、これまでにない革新的な挑戦が不可欠です。働くことが難しい高齢者でも、データ提供者という新しい役割を社会の中で得て、その価値に見合った対価を受け取ることで、経済循環を加速させることができます。

実証実験に興味のある自治体や、このインセンティブモデルによるデータ提供、地方創生の仕組みに興味のあるパートナー事業者の方は、気軽に連絡してみてくださいね。

お問い合わせ先
info@cetras.co.jp

関連リンク
https://cetras.net/project/202508

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