「ほめビリティ」ってどんなサービス?
「ほめビリティ」は、臨床心理士が監修し、すららネットが独自に開発した実践型の子育て支援プログラムです。このプログラムは、行動を科学的に捉える「行動分析学」をベースにしています。感情的な叱責に頼らず、日常生活の中で実践できる「適切な褒め方」を身につけることで、親子関係の好循環を生み出すことを目指しています。
近年、国が自治体主体で子育て支援を進める方針を打ち出す中、各自治体では家庭での子育てに関する相談支援の充実が求められています。こうした背景から、「ほめビリティ」は、家庭内での親子の関わり方に焦点を当て、専門職による個別対応がなくても保護者自身が取り組めるよう設計されています。これにより、子ども家庭支援や教育相談の現場で導入しやすい支援ツールとして活用されることが期待されます。
川西市での試行導入で効果を実感!
自治体向け提供に先立ち、兵庫県川西市で簡易版プログラムが試験的に実施されました。参加前のアンケートでは、保護者の83.3%がゲーム・スマートフォン・SNSの利用時間の長さに悩んでおり、66.7%が学習意欲の低下を懸念していることが明らかになりました。

しかし、プログラム実施後には、中学生の保護者から「子どもへの声かけを一度立ち止まって考えられるようになった」「感情的にならずに関われる場面が増えた」といった前向きな変化が報告されています。短期間のプログラムでも、親の関わり方に具体的な行動変化が見られたことは、自治体施策としての有効性を示す結果と言えるでしょう。

川西市教育委員会の担当者からは、「関わり方を変えるための具体的なヒントを、無理なく届けられる点に意義がある」との評価が寄せられています。また、オンラインを活用した仕組みにより、忙しい家庭でも参加しやすく、これまで支援が届きにくかった層へのアプローチにもつながる可能性が示されました。
「ほめビリティ」プログラムの内容をチェック!
自治体向けに提供されるのは「ほめビリティ・プラクティショナー」というコースです。行動分析学の視点から子どもの行動を理解し、効果的な「褒め方」を習得することで、親子関係の改善や子どもの自立を促すことを目的としています。

このプログラムでは、以下の「3つの褒める力」を学びます。
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具体的に褒める:増やしたい行動に使う褒め方
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スルー後に褒める:減らしたい困った行動に使う褒め方
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指示を出した後に褒める:新しい行動を定着させるための褒め方
プログラムは50日間で、オンラインで完結します(LINE WORKSやZOOMを使用)。3歳から18歳の子どもを持つ保護者が参加対象です。基礎講座では子育てスタイルや行動のABCなどを学び、特別講座ではアンガーマネジメントやアサーティブコミュニケーションも学べます。動画視聴やWebドリルに加え、オンラインコミュニティでの実践シェアを通じて、メンターからのフィードバックや参加者同士の応援を受けながら進められます。
「ほめビリティ」は、保護者が家庭内で実践できる具体的な支援手段として、自治体の子ども家庭支援施策や教育相談、家庭教育支援の枠組みの中で活用されていくことを目指しています。子育ての悩みを抱えている方は、ぜひこの新しいサポートサービスに注目してみてくださいね!
「ほめビリティ」公式サイトはこちら
https://surala.jp/homebility/



