八丈島、台風被害からの前向きな一歩
昨年10月に八丈島を襲った台風22号・23号は、土石流や突風による建物被害、断水、施設閉館など、島に深刻な影響をもたらしました。特に、観光客が多く訪れる島である八丈島にとって、多くの観光関連事業者が打撃を受け、島の経済にも大きな影響が広がっています。
東京都などによる本格的な支援は、議会手続きの関係で早くても3月末や4月になると予想されており、各事業者は懸命に復旧を進めているものの、復興の第一歩を踏み出すことに苦労している状況です。

FUKKO GOALS基金ってどんな団体?
FUKKO GOALS基金は、「大災害が起きると、行政や既存支援団体からの支援が行われる一方で、公的な支援が行き届かない被災者が生まれてしまう」という課題意識から設立されました。被災者への持続的な支援を目指し、設立当初から10の目標を掲げて活動しています。被災地のニーズに合わせて目標は随時追加される予定です。
この基金は、一昨年の能登半島地震の被災地でも活動し、公的支援が不十分な地元団体に対して「能登半島地震支援プロジェクト」を通じて合計600万円を支援した実績があります。能登半島での活動の舞台裏については、「人がつながる復興の拠点はどう生まれたか——のと復耕ラボ × FUKKO GOALS基金の舞台裏」で詳しく紹介されています。

八丈島支援プログラムの目的と対象事業
今回の「八丈島台風22号・23号災害支援プログラム」では、施設の建て替えや大規模な復旧工事よりも、地域の活動や人のつながりを支え、現場が一歩動き出すための取り組みを迅速に支援することを目指しています。具体的には、以下の3つのテーマを目的とする事業が対象となります。
- 観光の復活:来春の観光シーズンに向け、集客の再開や来島促進につながる取り組みを支援し、島の経済を早期に活性化します。
- 生業の復活:八丈島の基盤である生業を立て直すため、既存の商品・体験・特産物を再び動かし、販売促進やキャンペーンなど、事業者が自力で収益を回復していく取り組みをサポートします。
- 災害への備え:今回の災害を教訓に、島民が知識を身につけ、地域で備えを強化するための学びの場や防災・減災の取り組みを支援します。離島では外部支援がすぐに届かないため、自助・共助の仕組みが不可欠だからです。
助成対象となる団体と募集期間
このプログラムでは、数団体に対して最大50万円の助成を行います。申請できるのは、八丈島復興の事業を実施または実施予定で、観光の復活、生業の復活、地域での災害の備えのいずれかの事業を含む団体です。法人の有無は問わず、法人格がない団体でも組織が備わっていれば対象となります。ただし、行政や日本赤十字社などの公的支援が十分ではなく、活動資金が不足している団体であることが条件です。
募集期間は2026年1月6日から2026年2月6日までです。助成決定は、基金に資金が入った後、審査の上、随時行われます。
申請方法
申請を希望する団体は、以下のメールアドレス宛に所定の申請様式を記入して送付してください。
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メールアドレス:fukko-kikin@readyfor.org
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申請書類はこちらの「7.申請方法」より、「FUKKO-GOALS-八丈島緊急支援プロジェクト申請書テンプレート.xlsx」をダウンロードしてご活用ください。
お問い合わせ先
本助成制度に関するお問い合わせは、上記メールアドレスにて受け付けています。
一般財団法人READYFOR財団について
READYFOR財団は、「想いの乗ったお金の流れ」を増やすことを目指し、寄付者と社会貢献活動を行う団体を結びつける活動を行っています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
一般社団法人FUKKO DESIGNについて
FUKKO DESIGNは、「民間ビジネスの力を結集して新たな”復興”をつくる」をテーマに活動しています。平時からのネットワーク構築、有事の際の情報発信支援、地域の魅力発信、企業マッチングサポートなどをトータルにデザインしています。詳細は公式サイトをご覧ください。
FUKKO GOALS基金の活動全体についてはこちらから確認できます。
八丈島の復興に向けて、FUKKO GOALS基金の支援プログラムが、地域の皆さんの力強い一歩を後押ししてくれることでしょう。この機会にぜひ、八丈島の未来を応援する活動に参加してみてはいかがでしょうか。



