「かながわつばさプロジェクト」ってどんな活動?
「かながわつばさプロジェクト」は、生活困窮などさまざまな理由で不利な状況にある若者たちが、社会へ一歩踏み出すのを後押しするプロジェクトです。
「お金がないから将来を考える気力も湧かない…」そんな若者たちに、「支援金があるから、一緒に将来を考えよう!」と地域のNPOスタッフが寄り添い、進学や就職、一人暮らしなどの「巣立ち」をサポートしています。現金給付は、若者たちにとって大きな力となっています。
2022年度から2024年度までの3年間で、延べ629名の若者がこのプロジェクトを通じて未来へ巣立っていきました。神奈川県からの補助を受けつつ、2026年度からの団体による自走化を目指し、クラウドファンディングに取り組んでいます。


若者たちの声と具体的な支援
プロジェクトの支援を受けた若者たちからは、以下のような声が届いています。
-
「あきらめていた大学受験に挑戦できた!」
-
「一緒に洋服を選んでもらえ、安心して面接に行けた」
-
「初めての一人暮らし。部屋を借りる不安に寄り添ってくれた」

支援者からも、「子どもたちの『やってみたい』を支える大きなつばさになりますように」「みんなが夢を持って将来に向かえるように、私にも応援させてください」といった温かい応援メッセージが寄せられています。


支援は多岐にわたり、進学費用、住宅の契約費用、就職活動の準備費用、そしてアウトリーチ伴走支援などが行われています。

社会的に不利な状況にある若者たち
日本では、子どもの貧困率が上昇傾向にあり、7人に1人が貧困状態にあると言われています。このような子どもたちは、医療、食事、学習、進学などで不利な状況に置かれ、将来も貧困から抜け出しにくい傾向があります。
神奈川県が実施した子どもの生活状況調査では、16歳・17歳の若者の40.5%が「大学・専門学校への進学について相談できる窓口」を、27.5%が「学校にかかるお金の支援」を必要としていると回答しています。
大学受験には1校あたり約3〜3.5万円の受験料がかかり、就職活動でも交通費や被服費など、最低限の準備費用でもかなりの金額が必要です。
NPOスタッフからの声と今後の課題
若者たちを支えるNPOスタッフからは、以下のような声が聞かれます。
-
「『支援金があるよ』と声をかけることで、若者と将来について話せるようになった」
-
「伴走支援の費用補助があったおかげで、相談や手続きに同行したり、買い物に付き添ったりでき、信頼関係を築けた」
-
「通年事業なので、若者が自立に向けて動き出すタイミングで支援できるのがありがたい」




一方で、これまでの支援を通じて、社会的な関係性を築くのが苦手で孤立しがちな若者や家庭が多いこと、また助けが必要なことに気づかなかったり、助けを求められない若者が相当数いることも見えてきました。社会に巣立つ若者たちへの支援は、まだまだ足りていません。
認定NPO法人神奈川子ども未来ファンドについて
認定NPO法人神奈川子ども未来ファンドは、子どもたちの幸せを願う市民、企業、団体からの寄付を、神奈川県内で活動する子ども・若者・子育て支援団体に届ける市民ファンドです。2003年の発足以来22年間で、延べ155団体に約4510万円を助成してきました。子どもたちが明日への希望を持って生きられる地域社会の実現を目指し、「資金と思いの循環」に取り組んでいます。
主な活動には、「子ども未来セミナー」などの啓発活動、「いじめストップ!ピンクシャツデー」への取り組み、助成事業や伴走支援などがあります。
詳細はこちらでチェックしてみてください!
困難を抱える若者たちが未来へ大きく羽ばたけるよう、引き続き温かいご支援をお願いします!



