年金は原則「保護」される、でも例外もあるって知ってた?
公的年金は、原則として法律で「差押禁止債権」として保護されています。これは、国民年金や厚生年金といった公的年金が、消費者金融やカード会社などの民間の債権者に直接差し押さえられることはない、という意味です。
だから、「年金が差し押さえられるのはおかしい!」と感じるのは当然のこと。でも、実はいくつかの例外があって、そのケースでは差し押さえが行われることがあるんです。
年金が差し押さえられるのは主にこんなケース
1. 年金が銀行口座に振り込まれた後
公的年金そのものは差し押さえが禁止されていても、銀行口座に振り込まれてしまうと、それは法律上「預金」として扱われます。
もし裁判所からの差し押さえ命令や、行政からの滞納処分が銀行に届くと、口座全体が凍結されて、年金分もまとめて差し押さえられてしまう可能性があるんです。
2. 税金や社会保険料を滞納している場合
住民税や国民健康保険料、国民年金保険料などを滞納してしまうと、自治体や税務署は、裁判を通さずに「滞納処分」として差し押さえを行う、という強い権限を持っています。
督促状が届いて放置してしまうと、財産調査の後に口座や給与、そして年金までもが差し押さえの対象になることも。民間の借金よりも、税金や保険料の滞納の方が差し押さえに発展しやすいというのは、ぜひ知っておきたいポイントです。
年金の差し押さえを避けるための5つのポイント
「年金を守りたい!」と思ったら、日頃からできる対策があります。
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年金専用口座を用意する
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年金だけが振り込まれる専用の口座を作っておくと良いでしょう。
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他の収入や支払いと混ぜないことで、万が一の時に「これは年金で、差し押さえ禁止のお金です」と主張しやすくなります。
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返済が厳しいときは「放置しない」
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クレジットカードの返済やカードローンの支払いが難しくなってきたら、早めに債権者(お金を貸している会社)に連絡しましょう。
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分割払いの変更や、一時的な支払いの猶予に応じてくれるケースもあります。
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連絡をせずに滞納を続けると、裁判からの差し押さえ命令、口座凍結へと進みやすくなります。
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税金・保険料は「納税猶予」「分納制度」を活用
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住民税や国民健康保険料などは、自治体に相談すれば、分納や猶予、減免といった措置を検討してもらえることがあります。
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督促状を無視せず、早めに窓口で事情を説明することが大切です。
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生活が成り立たない場合は生活保護も検討
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年金だけでは生活が難しい場合、生活保護と年金を併用できるケースもあります。
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生活保護が決定すれば、税金や保険料の徴収が一時的に止まることもあるので、福祉事務所への相談も選択肢の一つです。
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弁護士・司法書士に早い段階で相談する
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差し押さえのリスクや、どうすれば良いかといった対策を、法的な観点から整理してもらえます。
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債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)によって、返済の負担そのものを見直すことも可能です。
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「まだ大丈夫」と一人で抱え込まずに、早めに専門家へ相談することで、年金と大切な生活を守る選択肢が広がるはずです。
困ったら「債務整理相談ナビ」で情報収集や専門家相談を!
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年金の差し押さえに関する不安がある方、すでに督促状や差し押さえの予告通知が届いていて困っている方は、今回公開された記事を読んでみたり、「債務整理相談ナビ」で専門家への相談を検討してみてください。
関連リンク
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年金の差し押さえはおかしい?違法?実例や回避する方法を解説: https://saimu.cieloazul.co.jp/faq/nenkin-sashiosae/
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債務整理相談ナビ TOP: https://saimu.cieloazul.co.jp/



