生駒市の挑戦とみらいワークスの支援
生駒市は、地域が抱える課題を解決し、スタートアップが育つ環境を作るために、市内の国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大)の研究者や学生が持つアイデアの事業化を応援しています。この取り組みを広めるために、「いこま産学官アクセラレーションプログラム」を実施しているとのことです。
みらいワークスは、スタートアップを応援するプラットフォーム「Booster」を運営しており、アクセラレーションプログラムやピッチコンテストなどの情報提供だけでなく、事業を加速させたいスタートアップに専門家を紹介し、成長を後押ししています。また、自治体とのオープンイノベーションも得意としており、仙台市と4年連続で協力している「TGA~DeepTech~2025」や、昨年度の「青森アクセラレータープログラム2024」など、地域に合わせた支援で活性化に貢献しています。
昨年度の生駒市でのプログラムでは、3名の採択者が選ばれ、それぞれに合った専門家がメンターとして伴走し、事業化をサポートしました。今年はさらにパワーアップし、4名の採択者に対して約6ヶ月間のメンタリング、PRの機会提供、実証実験の調整、個別支援など、柔軟なサポートで目標達成や事業化を推進し、生駒市の地域活性化に貢献していくとされています。
令和7年度の採択プロジェクトをご紹介!
今年のプログラムに選ばれたのは、次の4つのユニークな研究シーズです。今後、約6ヶ月間の個別支援を受け、2026年2月下旬に予定されている成果発表会でその成果を披露する予定です。
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秋吉 拓斗 氏
- 【ROBOZOO ~心を育む生命感ロボット動物園~ 】
生物の営みを再現し「生命感」を生み出すロボット技術です。親子が抱く心の知覚を高める効果が科学的に確認されており、動物倫理や飼育問題を解決しつつ、情操教育とSTEAM教育を両立する新しい体験を提供する点が注目されています。
- 【ROBOZOO ~心を育む生命感ロボット動物園~ 】
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鈴木 健大 氏
- 【呼気センシングを活用した次世代ヘルスナビゲーションシステムの開発】
呼気中の成分を半導体センサーで測定し、AIで解析することで疾患を超早期に診断する新技術の開発を目指しています。肺がんや肝がんなど、血液検査では診断が難しい疾患に対し90%以上の精度を達成。非侵襲的で手軽に検査ができるため、医療現場から家庭まで幅広く活用できる可能性を秘めています。
- 【呼気センシングを活用した次世代ヘルスナビゲーションシステムの開発】
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髙木 博史 氏
- 【酵母の育種技術を活用した発酵イノベーション~オリジナル「パン酵母」の開発~】
アミノ酸を高生産する酵母の育種技術を確立し、泡盛や清酒、クラフトビールなどの高付加価値化や差別化に成功しています。この技術は、アミノ酸以外の有用成分や酒類以外の発酵食品にも応用可能で、サステナビリティ、ガストロノミー、ウェルビーイングに貢献する「発酵」分野で、新しいゲノム編集技術を使った代替プロテインの生産を目指しています。
- 【酵母の育種技術を活用した発酵イノベーション~オリジナル「パン酵母」の開発~】
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橋本 由介 氏
- 【3次元原子配列とイオン化状態を高精度に測定できる分析装置の開発】
半導体デバイスの微細化と複雑化が進む中で、異種材料の接合界面の観察が重要になっています。この研究では、光電子ホログラフィーという実験手法を用い、半導体デバイス中の微量元素や界面構造の観測に世界で初めて成功しました。RFAと呼ばれる独自の実験装置を活用することで、高精度な分析が可能になります。
- 【3次元原子配列とイオン化状態を高精度に測定できる分析装置の開発】
昨年度のプログラム参加者の実績もすごい!
昨年度のプログラムでは、採択された方々が素晴らしい成果を上げています。
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祖父江 基史 氏
- 【「超小型脳埋植センサー」を用いた脳活動観測システム販売および脳活動測定支援事業】
金融機関での経験を持つメンターの支援を受け、関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)のGAPファンドプログラムに採択され、資金調達の目標を達成しました。詳細はこちらをご覧ください:KSAC-GAPファンドプログラム
- 【「超小型脳埋植センサー」を用いた脳活動観測システム販売および脳活動測定支援事業】
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立花 巧樹 氏
- 【ゴミ拾いゲームによるポイ捨て教育の醸成および未然にポイ捨てを防ぐための都市デザインの施策】
新規事業開発を得意とするメンターのサポートのもと、IoTトング「PoisTongs」を使ったゴミ拾いゲームの事業計画とビジネスモデルを改善。国内外のゴミ問題調査や専門家との意見交換を通じて、ビジネスモデルの確立や収益化、マーケティング戦略の具体化など、事業化に向けて大きく前進しました。
- 【ゴミ拾いゲームによるポイ捨て教育の醸成および未然にポイ捨てを防ぐための都市デザインの施策】
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渡辺 大輔 氏
- 【微生物発酵技術の進化に基づく「発酵食品3.0」の開発】
大手飲料メーカーでフードテック開発に携わったメンターの指導のもと、日本酒、奈良漬、醤油などのメーカー11社にヒアリングを実施。さらに3件の実施も決まり、生駒市内の酒造メーカーとの連携の可能性も生まれました。多様なニーズを把握し、事業化の方向性が明確になったとのことです。
- 【微生物発酵技術の進化に基づく「発酵食品3.0」の開発】
今後のスケジュール
「いこま産学官アクセラレーションプログラム」のスケジュールは以下の通りです。
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採択者決定・プログラム開始:2025年9月下旬
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成果報告会:2026年2月下旬(予定)
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プログラム終了:2026年3月
このプログラムの最新情報は、特設サイトで確認できます:いこま産学官アクセラレーションプログラム
協賛企業も募集中!
この素晴らしい取り組みを一緒に盛り上げてくれる事業会社パートナーを募集しています。興味のある企業は、事務局まで問い合わせてみてください。
お問い合わせ先
「いこま産学官アクセラレーションプログラム」事務局
株式会社みらいワークス
担当:長嶋・進藤
E-mail:i-sap@mirai-works.co.jp
TEL:03-5860-1835
株式会社みらいワークスについて
株式会社みらいワークスは、プロフェッショナル人材事業、コンサルティング事業、実践型リスキリング事業、オープンイノベーション事業、地方創生事業、サステナビリティ経営支援事業などを展開しています。フリーランスや副業、正社員など、様々な働き方をサポートし、登録プロフェッショナル人材は約92,000名、クライアント数は約8,600社にのぼります(2025年10月31日時点)。



