増加する「相続人なき遺産」と社会課題
現在、相続する人がいないために国庫に入ってしまう財産は、年間で1,000億円を超えると言われています。少子高齢化が進み、「おひとりさま」が増える中で、財産を誰に引き継ぐかという問題は、ますます深刻になっています。特に不動産の場合、国に引き取られた後も管理費用がかかることがあり、空き家や荒廃地として放置され、地域の課題になるケースも少なくありません。
こうした状況の中、個人の資産を社会課題の解決に役立てたいというニーズが高まっています。亡くなった後に財産を寄付する「遺贈寄付」への関心は高まっているものの、生きている間から資産を活用できる「公益信託」の仕組みは、まだあまり知られていないのが現状です。

新しい公益信託制度とは?
そんな中、2026年4月には公益信託の新しい制度が始まりました!これまで、お金以外の不動産などは手続きが複雑で、どこに相談すればいいか分かりにくいというハードルがありましたが、新制度では不動産や山林、農地なども信託財産として扱えるようになったんです。
公益信託は、「生前から、この資産をこういう目的で使ってほしい」と契約で定めて、その通りに使われることをしっかり保証できる仕組み。この制度を活用すれば、これまで眠っていた不動産などを地域の福祉や教育、環境保全といった社会貢献のために運用できるようになります。
無料イベントで新制度を詳しく解説!
公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団では、この新しい公益信託制度について知ってもらうための無料イベント「新しい公益信託キックオフイベント」を開催します。
イベントでは、財団の代表理事で、実際に寄付相談の現場にも携わっている寳楽陸寛氏が登壇。信託銀行関係者へのインタビュー形式で、新制度の意義や活用方法のポイントをわかりやすく解説してくれる予定です。
「寄付したいけど、どこに相談したらいいか分からない」「自分の資産でも役に立つのかな?」といった悩みを持つ方にとって、きっとこのイベントが資産の社会的活用を考える良いきっかけになるでしょう、と寳楽氏は語っています。
イベント概要
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日時:2026年4月21日(火)午後3時開会 午後5時終了予定
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会場:大阪梅田関西学院梅田キャンパス(会場とオンラインのハイブリッド開催予定)
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事務局:公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団
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メール:info@semboku-fund.org
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電話番号:072-320-8704
※イベント詳細・参加希望については、上記事務局までお問い合わせください(担当:宝楽/穂積)。
泉北のまちと暮らしを考える財団について
公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団は、寄付をもとに基金を作り、地域の団体を助成するなど、地域資金循環の仕組みづくりに取り組んでいます。関西公益信託ネットの事務局も務めており、今回の新制度の普及や情報提供を通じて、これからも資産が地域で循環する活動をサポートしていく方針です。
財団の詳細や活動については、以下のリンクから確認できます。


