「スリーゼロ」を目指すユーグレナ社の挑戦
講演では、出雲氏の人生のメンターであるユヌス博士の提唱する「スリーゼロ(CO₂排出ゼロ、貧困ゼロ、失業ゼロ)」の世界観に基づき、ユーグレナ社が取り組む多角的な事業について説明がありました。
創業の原点、バングラデシュでの経験
出雲氏が学生時代にグラミンバンクでのインターンのためバングラデシュを訪れた際、深刻な栄養問題に直面し、「子どもたちを救うための究極の栄養素を見つける」と決意したことが、ユーグレナ社創業の原動力になったと語られました。この経験が、微細藻類ユーグレナを配合したクッキーを子どもたちに届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」の立ち上げにつながっています。
事業でグローバル課題に挑む
バングラデシュを含む途上国では、気候変動の影響が深刻化しています。ユーグレナ社が取り組むバイオ燃料の普及は、単なる技術革新にとどまらず、環境負荷の軽減とエネルギー格差の是正を同時に実現する「未来産業」として強調されました。
サステナブルな未来への決意
「ビジネスの力で社会問題を解決する」というソーシャルビジネスの精神にテクノロジーを組み合わせることで、サステナブルな循環型社会を実現していくという強い決意が語られました。


ユヌス博士がユーグレナ社を訪問
講演翌日の3月27日には、ユヌス博士がユーグレナ社を訪問しました。オフィスでは、出雲氏をはじめとする多くの社員に対し、ユーグレナ社が創業から一貫してソーシャルビジネスの精神を持ち続け、バイオ燃料などの先端技術で地球規模の社会課題に挑んでいる姿勢に、温かい激励の言葉が贈られました。


現代バングラデシュとソーシャルビジネスの重要性
バングラデシュは近年、急速な経済成長を遂げる一方で、気候変動の影響や経済格差の拡大といった新たな課題に直面しています。このような不安定な社会環境の中で、政治状況の変動に左右されにくい形で持続的に社会課題の解決を目指せる仕組みとして、ユヌス博士が提唱する「ソーシャルビジネス」の価値が国際的にも改めて注目されています。
ユーグレナ社は、ユヌス博士の教えである「ビジネスによる社会課題解決」を礎に、今後もバングラデシュの子どもたちへの栄養支援と、「スリーゼロ」を目指す事業の両輪で、グローバルな社会課題の解決に貢献していくとのことです。
ユーグレナ社の詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。



