「保育感が180度変わった!」と反響!西村佑美医師が保育現場の悩みを解決
2026年2月12日、横浜市戸塚区で「戸塚区保育園医部会研修講演会」が開催されました。この講演会には、地域の医師や保育士など32施設から参加がありました。講師を務めたのは、一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会代表理事で小児科専門医の西村佑美医師です。

講演テーマは「発達が気になるお子さんへの関わり方のコツ~保育現場の支援ポイント~」。保育現場では「癇癪を起こす」「一斉指示を聞けない」「じっと座っていられない」「友達に手が出てしまう」といった、発達特性がある子どもへの対応に悩むケースも少なくありません。このような悩みを抱える保育関係者や、園医として指導に迷う医師に向けて、西村医師は具体的な支援ポイントを伝えました。
参加者からは「看護師として保育補助に入っており、声かけの方法など気付きが多かった」「半世紀以上保育に携わっているが、保育感が180度変わった」「具体的なアドバイスを早速実践したところ、子どもの反応に変化が見られた」といった声が寄せられ、その実践的な内容が高く評価されました。
保育現場で今日から使える!「肯定的注目」と「ABC分析」
西村医師の講演が「極めて実践的」と評価されたのは、保育現場の負担を大きく減らす具体的なスキルが紹介されたためです。

肯定的注目(実況中継)
これは、良い結果を褒めるのではなく、子どもが当たり前にしている行動を言葉で伝える手法です。「座ったね」「靴を履いたね」と事実を伝えるだけで、子どもは「認められている」という安心感を得られます。西村医師は、イライラする母親と実況中継する母親の違いを、5歳の「りつくん」をモデルにしたロールプレイで実演し、深い納得を呼びました。
ABC分析による環境調整
行動を「A:先行事象(直前のきっかけ)」「B:行動」「C:結果(何を得たか)」の3段階で分析します。子どもの行動の理由が「望むものを得るため」なのか「嫌なことを避けるため」なのかを特定し、それに応じて環境を調整することで、「してほしくない行動」を減らすことができます。
当事者としての経験が語る、リアルな子育て支援
西村佑美医師の講演が多くの聴講者の心に響くのは、彼女が「当事者」としての経験を持っているからでもあります。

西村医師は、最重度自閉症の姉を持つ「きょうだい児」として育ちました。かつて「愛情不足」と誤解された家族の苦しみを見てきたことが、医師を志す原点になったそうです。さらに、自身の子どもも発達の遅れがあり、入園式で走り回る我が子を心から愛せず腹を立てた経験や、保育士からのフィードバックで傷ついた経験を赤裸々に語りました。
2019年には、がんの再発で余命宣告を受けた母親から「我が子の成長を見届けられない」と相談された際、診察室の「白衣」という壁のせいで、プライベートな連絡先さえ交換できず寄り添いきれなかった無念さが、オンラインで気軽に相談できるママ友ドクター®としての活動を始めるきっかけとなりました。
こうした経験から、西村医師は綺麗事ではないリアルなアドバイスを提供し、支援者や保護者の心理的安全性を高めることに力を入れています。
今後の展望と講演依頼について
一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会は、全国の自治体、教育機関、民間企業からの講演依頼を積極的に受け付けています。
「発達特性がある子の育て方・伸ばし方を学ぶ講演」「スマホに頼らない育児方法を学ぶセミナー」「発達特性がある子に関わる指導者・保護者向けメンタルヘルスケア」など、対象や課題に合わせた内容構成が可能です。2026年度からは、産業医としてのスキルを活かした「職員の多様性を理解し活かせるコミュニケーション実践」も提供されるとのこと。オンライン・対面どちらでも対応可能なので、興味があれば気軽に問い合わせてみましょう。
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一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会 公式サイト: https://www.cdpsa-japan.net/
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お問い合わせ: office@cdpsa-japan.net
西村佑美医師 プロフィール
小児科専門医、子どものこころ専門医、小児心身医学会認定医、産業医。
一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会 代表理事。
大学病院で専門外来を担当しながら、自身も特性のある子の子育てに悩んだ経験を持つ3人の子どもを育てています。2020年から「ママ友ドクター®」として活動を開始し、オンラインでの子育てサポートサービスを提供。2022年から続くオンラインサロン「子ども発達相談アカデミーVARY」は、全国および海外で子育てする100組以上の保護者に支持され、日本最大規模のコミュニティへと成長しています。
現在は都内数か所で専門外来を担当しつつ、自治体や企業での講演活動に加え、AERAwithKids、プレジデントFamily、VERYなど各種雑誌やウェブ掲載、ベネッセの育児メディア「たまひよONLINE」での連載など、多岐にわたり活躍しています。
著書紹介

『発達特性に悩んだら はじめに読む本』(Gakken)
発達特性を持つ子どもと向き合う保護者が最初に手に取ってほしい入門書です。重版を重ね、累計1.4万部を突破したベストセラー。家庭や教育現場で「どう関わればいいのか」迷ったときに、安心して開ける一冊として支持を集めています。



