毎日クタクタ…もしかして睡眠の質が原因かも?
「朝起きた瞬間から疲れてる…」そんな経験、ありませんか? メンタルヘルスラボ株式会社が、うつ病や発達障害のある方の就労支援を利用している104名を対象に、睡眠に関する実態調査を実施しました。この調査で、多くの人が抱える「眠れない」「疲れが取れない」といった悩みが数字としてハッキリ見えてきたんです。
調査の目的と概要
メンタルヘルスラボは、これまでも日々の支援の中で利用者の睡眠に注目してきました。しかし、睡眠不足の原因は人それぞれ。環境や心理的な不安など、さまざまな要因が絡み合っています。「なんとなく眠れていない」という漠然とした不安を、客観的なデータで可視化することで、一人ひとりに合った、より深い支援に繋げたい。そんな思いから、今回の調査が行われました。
調査概要
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対象者: 就労移行ITスクール / 自立訓練ITリワークをご利用中の方
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調査期間: 2026年2月12日〜19日
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調査方法: インターネットによる任意回答
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有効回答数: 104名
驚きの調査結果!疲労と中途覚醒が慢性化
朝から疲労困憊!?
調査結果で特に目を引くのは、約6割もの人が慢性的な疲労を抱えたまま日々をスタートしているという事実です。

「朝起きた瞬間、『疲れが取れてリセットされた』と感じる頻度」について、「ほぼ毎日」と答えた人はわずか15.4%。「たまにある(35.6%)」や「ほとんどない(25%)」と答えた人が約6割以上を占めていました。これは、睡眠だけでは体力が回復しきれていないことを示唆しており、睡眠以外の回復方法も考える必要がありそうですね。
夜中に目が覚めちゃう「中途覚醒」
さらに、全体の77%が夜中に目が覚める「中途覚醒」を経験しており、そのうち約半数は「週3回以上」と、かなり慢性化していることが判明しました。


中途覚醒した際に「不安や考え事が止まらなくなる」と回答した人の7割が、うつ病や不安障害を抱えていることも分かりました。夜中に目が覚めてしまうと、余計なことを考えてしまって、なかなか寝付けない…という悪循環に陥っている人も少なくないようです。
週末の「寝溜め」が逆効果に?
また、約5割以上の人が、平日と週末で2時間以上も睡眠リズムがずれていることが分かりました。

いわゆる「寝溜め」や「夜更かし」は、体内リズムを乱して「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」の状態を引き起こす可能性があります。休日にたくさん寝ても、かえって体がだるくなるのはこのせいかもしれませんね。
睡眠の質を上げるために効果的なこと
では、どうすれば睡眠の質を上げられるのでしょうか? 調査では、「日中に軽い運動を行うこと(44件)」と「平日・休日に同時刻に起床・就寝すること(43件)」が特に効果があったと多くの人が回答しています。(複数回答可)

規則正しい生活リズムと適度な運動が、質の良い睡眠への近道なんですね。
睡眠不足の時は「作業内容の調整」が安心
「今日はしんどいな…」という朝に、支援員からどのような対応があれば安心するかという質問には、「作業内容の調整・変更(32%)」という回答が最も多く寄せられました。

単純作業への変更や負荷の軽減、Excel作業からタイピングへの切り替えなど、具体的な意見も出ています。体調が優れない時に無理をせず、柔軟に作業内容を調整できる環境が、精神的な負担を減らすことに繋がるようです。
まとめと今後の展望
今回の調査で、利用者の多くが十分な睡眠が取れていない現状が浮き彫りになりました。メンタルヘルスラボは、この客観的なデータを活用し、今後も定期的な睡眠講座の開催や、セルフケア報告時の質問の深掘りなどを通じて、利用者の「睡眠の質」を高めるための支援体制をさらに強化していくとのことです。一人ひとりが自分らしく生き、自分らしく働くための大切な土台である「睡眠」。その質を高めるための取り組みは、これからも続いていくでしょう。
メンタルヘルスラボ株式会社について
メンタルヘルスラボ株式会社は、「メンタルダウンしない世界を創る」というビジョンのもと、福祉事業、メディア事業、HR事業、Saas事業を展開しています。特に福祉事業では、「障害」という線引きをなくすことをミッションに掲げ、ITに特化した就労移行支援や児童発達支援事業などを提供しています。
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メンタルヘルスラボ株式会社公式サイト: https://logz.co.jp/
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就労移行ITスクール: https://itschool-lp.logz.co.jp/



