若者の孤立を防ぐ「第三の居場所」の重要性
現代社会では、不登校やひきこもり、学業や就労に関する不安など、さまざまな理由で社会との接点を持つことが難しい若者が増えています。このような状況において、専門的な支援だけでなく、日常の中で安心して立ち寄れる場所、ゆるやかにつながり、ただ過ごせる「第三の居場所」が非常に大切になってきています。
岐阜市内でも、若者の放課後の居場所、医療と地域を結ぶコミュニティスペース、就労支援と連携したサードプレイスなど、多様な居場所づくりが進められています。
成果報告会「岐阜の居場所づくりを、ひらく」開催
一般社団法人サステイナブル・サポートは、若者のサードプレイス「ぎふキャリアステップセンター」の今年度の活動を振り返る成果報告会「岐阜の居場所づくりを、ひらく」を、2026年3月19日(木)に開催します。この報告会では、「ぎふキャリアステップセンター」の活動報告に加え、医療・福祉・教育の分野で居場所づくりを行う岐阜市内3団体が集まり、現場での実践や学びを共有します。
このイベントでは、各団体が実際にどのように居場所を運営し、若者と関わってきたのか、そして継続していくための工夫や直面している課題まで、具体的なプロセスが共有されます。特に、医療という専門性の高い分野が地域に開かれ、日常の交流から自然に支援につながる仕組みなど、「支援の手前にある大切な機能」が深く掘り下げられる予定です。
登壇者紹介
成果報告会には、以下の3名が登壇します。
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後藤 千絵 氏(一般社団法人サステイナブル・サポート 代表理事)

2015年に一般社団法人サステイナブル・サポートを設立し、岐阜市を拠点に発達障害や精神障害のある人の就労支援に取り組んでいます。現在は、学生・若者の居場所「ぎふキャリアステップセンター」を運営しています。 -
篠田 花子 氏(一般社団法人ヒトノネ 代表理事)

企業の採用支援・広報物のディレクター、コピーライターとして活動後、2018年にヒトノネを創立、2021年に法人化。公認心理師、放課後児童支援員の資格を持ち、居場所づくりに尽力しています。 -
近石 壮登 氏(医療法人社団登豊会近石病院理事、歯科・口腔外科 歯科医師、「カムカムスワロー」代表)

藤田医科大学で口腔外科、摂食・嚥下リハビリテーションの診療に従事後、近石病院の歯科・口腔外科へ。病院内だけでなく、地域活動「カムカムスワロー」でも積極的に活動しています。
ぎふキャリアステップセンターについて
「ぎふキャリアステップセンター」(通称:ぎふキャリ)は、就労に不安や困難を抱える15歳以上の若者の社会参加や就職をサポートする拠点です。岐阜市柳ケ瀬商店街にあり、個別相談、居場所の提供、就労準備支援などを行っています。カフェのような雰囲気で、パソコン利用や交流、スタッフへの相談が可能で、学校に行きづらい若者や仕事に悩む人が安心して立ち寄れる場所です。2025年6月からは軽食の無償提供も始まり、若者を支える地域拠点としての役割を強化しています。
開催概要
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日時: 2026年3月19日(木)13:30~15:30
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会場: カムカムスワロー(岐阜県岐阜市早田大通2丁目8-1)
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参加方法: 現地参加またはオンライン参加
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定員: 20名
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参加費: 無料
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主催: 一般社団法人サステイナブル・サポート
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助成: 独立行政法人福祉医療機構(WAM)社会福祉振興助成事業
参加を希望する方は、以下のリンクから詳細を確認し、お申し込みください。


