「誰一人取り残さない」地域包括ケアへ!40年現役プログラマーの女性起業家が多職種連携プラットフォーム「LYNXS」をリリース!

経験豊富なプログラマーが地域連携の課題に挑む

このLYNXSを立ち上げたのは、株式会社LYNXSの代表取締役である伊藤由起子さん。40年以上にわたり、ソフトバンクの日次決算システムや在宅医療向けの訪問スケジュール自動化クラウドなど、数々のシステムを開発してきたIT業界のパイオニアです。

伊藤さんは以前の会社で、訪問スケジュールの自動作成によって現場の生産性を全国平均で64%も向上させた経験があるんです。しかし、その調査で、ケアマネジャーさんの電話連絡や調整にかかる時間が年間2,400万時間(フルタイム換算で16万人分!)にも及んでいることが判明しました。これはすごい時間ですよね。

「誰一人取り残さない地域連携」を実現したいという思いから、伊藤さんは2024年5月に株式会社LYNXSを設立し、この大きな課題に挑むことになりました。

なぜ今、LYNXSが必要なの?

在宅医療や介護の現場では、たくさんの専門職の方が協力して一人の方を支えています。でも、その連携はまだまだ電話やFAX、直接会うこと中心で、専門職の方々の負担がとっても大きいのが現状です。

新しいITツールを導入しようとしても、「使いこなせる人が限られる」「ツール間で情報共有ができない」といった壁があり、なかなかうまくいかないことも。地域包括ケアに必要なのは、ICTが苦手な方でも自然とつながれる仕組みなんです。

LYNXSは、新しいアプリに置き換えるのではなく、今みんなが使っているアプリ同士を「つなぐ(リンクする)」という、これまでとは全く違うアプローチで設計されています。これなら、誰もがスムーズに連携に参加できそうですよね。

LYNXSの3つのすごいポイント

LYNXSには、地域連携を大きく変える3つの革新的な特徴があります。

1. 使い慣れたツールでそのまま連携!

SMS、LINE、Chatworkなど、普段から使っているツールで情報を受け取れるので、新しいアプリを覚える必要がないんです。年齢やITスキルに関係なく、誰もが参加できるのが嬉しいポイントですね。

使い慣れたツールで連携するイメージ

2. 数クリックで連携業務が完了!

他の事業所への利用者さんの受け入れ相談や、担当者会議の日程調整、情報共有など、これまでは何度も電話やFAXでやり取りが必要だった業務が、たった数クリックでできるようになります。専門職の方々の負担がグッと減りそうですね。

3. 個人情報も安心!段階的な情報開示

相談の段階では個人を特定できない情報だけを共有し、受け入れが決まった相手にだけワンクリックで詳しい情報を開示できます。個人情報が含まれる場合は通知のみにすることも可能なので、個人情報の保護と業務の効率化を両立できます。

現場の声から生まれた新機能「連絡帳」

実証実験で現場からの声を聞いて、さらに便利な新機能「連絡帳」が追加されました!これは、専門職だけでなく、利用者さんのご家族も一緒にコミュニケーションできる機能なんです。

  • 専門職チャット: 医療・介護の専門職だけでやり取りできます。専門的な内容の議論や、方針決定前の相談に役立ちます。

  • 連絡帳(家族チャット): ご家族も参加してやり取りできます。専門職の間で話し合われた内容を統一した見解としてご家族に伝えることで、ご家族の不安を減らし、信頼関係を築くことができます。

LYNXS多職種連携プラットフォーム構成図1
LYNXS多職種連携プラットフォーム構成図2(家族含む)

LYNXSのサービス概要

  • サービス名: LYNXS(リンクス)

  • 提供形態: 完全招待制の多職種連携プラットフォーム(無料)

  • 対象: ケアマネジャー、訪問看護、訪問介護、薬局、地域包括支援センター、病院、クリニック、施設、福祉用具、行政など、地域包括ケアに関わるすべての専門職、そして利用者さんのご家族。

  • 主な機能:

    • 他事業所への利用者受け入れ打診

    • 担当者会議などの日程調整

    • 関係機関への情報共有

    • 専門職チャット(専門職のみ)

    • 連絡帳機能(家族を含めたコミュニケーション)

サービスについてのお問い合わせはこちらからできます。
https://lynxs.biz/#request

地域から世界へ!LYNXSの未来

LYNXSは、普段の地域包括ケアだけでなく、自治体の重層的支援体制や災害時の情報連携にも対応できる、まさに社会のインフラを目指しています。

日本の医療費・介護費は約70兆円で、そのうち人件費が約28兆円を占めているそうです。LYNXSによる連携効率化を通じて、約1兆円もの価値を生み出すことを目標に掲げ、地域包括ケアの質を高め、持続可能なものにしていくことに貢献していくとのことです。

群馬県や山梨県での実証実験で得られた知識を活かして、今後は全国47都道府県での展開を視野に入れ、各地域での実証実験も提案していくそうですよ。将来的には、日本初の社会インフラとして、世界への展開も見据えているなんて、すごいですね!

株式会社LYNXS 会社概要

  • 会社名: 株式会社LYNXS

  • 代表取締役: 伊藤 由起子

  • 設立年月日: 2024年5月17日

  • 所在地: 〒105-6415 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階

  • 事業内容: 地域包括ケアにおける多職種連携プラットフォームの企画・開発・提供

  • URL: https://www.lynxs.biz/

代表プロフィール

伊藤由起子氏のプロフィール写真

伊藤 由起子(いとう ゆきこ)
株式会社LYNXS 代表取締役

日本のIT黎明期から40年以上現役プログラマーとして活躍するIT業界のパイオニアです。ソフトバンクの日次決算システムなど、企業の基幹システム開発に長年携わってきました。25歳で株式会社ゼストを創業し、36年間も代表取締役として経営を牽引。前職では在宅医療業界向けに訪問スケジュール自動化クラウドを開発し、訪問看護・介護・診療の生産性を全国平均で64%も向上させるなど、ITによる業務改革を実現してきた方です。

2024年5月、株式会社ゼストの取締役会長を退任し、「誰一人取り残さない多職種連携」の実現を目指して株式会社LYNXSを設立しました。伊藤さん自らが現場の課題を起点に設計し、ICTが苦手な職種でも使えるDXを徹底的に追求しているんですよ。平時の地域包括ケアだけでなく、自治体の重層的支援体制や災害時の情報連携にも役立つ社会インフラの構築に挑戦しています。

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