世界が注目!国際会議で発表された新技術
この画期的な研究成果は、2025年12月にアメリカのニューオーリンズで開催された国際会議AGU25で「世界初の震央推定」として発表され、その直後には東京の日本地震予知学会でも招待講演として紹介されたんだ。
特に注目すべきは、2011年3月11日に発生したM9.1の東北地方太平洋沖地震を対象にした解析だね。地震発生の直前、1時間前から5分間隔の地殻変動データを使って、約50kmという高い精度で震央を推定できたんだって!

どうやって震央を推定したの?
この技術のキモは、京都大学が開発した「相関解析法(CRA: CoRrelation Analysis)」という方法。もともと大地震発生直前の電離圏異常を推定するために使われていたこの方法を、高頻度(5分間隔)の地殻変動データに適用したんだ。梅野健教授が25年以上にわたって培ってきたカオスCDMA通信技術のノイズ除去信号処理が、このシグナル検出に大活躍したらしいよ。
社会への大きなインパクトと期待
日本政府はまだ地震予知が可能だとは科学的に認めていないけど、この研究は「短期的な地震予知(震央推定とマグニチュード推定)」ができる可能性を、みんなが検証できるデータで科学的に示したんだ。国際会議でも「Super interesting」と大きな反響があったそうだよ。南海トラフ地震で多くの犠牲者が出ると予想される中、命を救う事前防災を実現するためには、こんな技術を社会に早く取り入れることが大切だね。
まだまだ課題もあるけど、期待大!
もちろん、まだ技術的な限界もあるんだ。例えば、プレート境界型地震で震央が内陸から遠い場合、M8〜M9クラスの大きな地震じゃないと推定が難しいかもしれない。これは、内陸部のGNSS受信機の密度が約20kmに1つと、震央から離れるほど地殻変動の大きさが減少するからなんだ。

でも、2016年台湾南部地震や熊本地震、2024年日向灘地震のように、プレート境界が陸地に近い地震や内陸型地震では、プレスリップシグナルが大きく現れることもあるんだって。研究チームは、東北地方太平洋沖地震以外の地震でも有効な場合があることは確認しているから、今後、どんな地震ならはっきりと震央を推定できるのか、そしてマグニチュード推定の研究も進めていく必要があるね。
関連リンク
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