能登半島地震で被災した文化財を未来へ!「能登の文化財と記憶を伝えるプロジェクト」応援寄付がスタート

プロジェクトの背景と活動内容

令和6年能登半島地震では、多くの博物館資料や民具、考古資料といった文化財が被災し、地域の暮らしの文化そのものが危機に瀕しました。このプロジェクトは、こうした被災文化財の救出(レスキュー)活動と、デジタルアーカイブ化を通じて、地域の歴史と記憶を次世代へ継承することを目的としています。

文化財の救出・保全は急務であり、デジタル技術を活用した資料の保存・公開も重要な取り組みです。

地蔵菩薩像、五輪塔の復元作業メモ、珠洲焼の鉢など、日本の文化財と考古学的発見、修復活動に関する資料が紹介されています。松永先生の詳細を示すQRコードも含まれます。

「能登の文化財と記憶を伝えるプロジェクト」の主な活動内容

  • 被災文化財レスキュー:一般住宅や寺社からの文化財救出、応急措置、整理作業など。

    文化財レスキュー活動に用いられる一連の装備品が平置きされています。長靴、ヘルメット、反射ベスト、手袋、IDカード、カッター、ハサミ、ポーチなどが含まれ、災害時や緊急時の文化財保護のための準備が示されています。

  • 文化財のデジタルアーカイブ化:デジタル化により、時間や空間を超えて文化財の価値を伝え、災害時の修復・復元の出発点とします。

  • 考古資料・博物館資料の調査と研究:中世の珠洲焼や古墳時代の埴輪、平安時代の木造仏像など、多岐にわたる資料の価値を発信します。

松永篤知特任助教からのメッセージ

スーツ姿のアジア人男性がオフィスらしき場所で、ジェスチャーを交えながら話しているポートレート。真剣な表情で何かを説明している様子が伺えます。

松永篤知特任助教(金沢大学 資料館)は、「能登の被災地では復旧・復興が進んでいますが、真の復興には建物やインフラだけでなく、地域の歴史や文化、人々の記憶を伝えることが不可欠です。本プロジェクトは、その未来への架け橋となることを目指しています。石川県に立地する大学の研究者として、北陸地方出身者として、一過性ではない、息の長い支援活動をしていきたいと考えています」とコメントしています。

寄付について

本プロジェクトへの寄付は、研究者応援寄付サイト「iDonate」で受け付けています。寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象となり、金沢大学の寄付者芳名録への掲載や感謝状などの返礼品も用意されています。

返礼品のご紹介

  1. 金沢大学資料館の解説付きツアー(90分)にご招待(寄付金額1万円以上)

    金沢大学資料館の展示室を、特別解説付きで巡る90分の限定ツアーです。大学の歴史や学術的価値を深く掘り下げて紹介する、貴重な機会となるでしょう。

    博物館の展示室で、ガラスケースや台座に様々な展示品が並べられている様子。壁には「誠至」と書かれた大きな額が飾られており、歴史や文化に関する展示であることがうかがえる。

  2. 令和8年度前期企画展における特別解説ツアー(60分)にご招待(寄付金額3万円以上)

    能登をテーマとする令和8年度前期企画展に関する60分の特別解説ツアーです。能登地域の貴重な文化財や学術資料について、専門的な解説を通じて深く知ることができます。

    スーツとネクタイを着用した笑顔の男性がカメラに向かって立っています。背景には展示ケースのようなものが写っており、屋内で撮影された松永篤知特任助教のポートレートです。

iDonate(アイドネイト)とは?

iDonateは、研究者と、その研究を応援したい個人や地域社会を直接つなぐ応援寄付プラットフォームです。研究者が自身の研究の意義や「実現したい未来」を発信し、共感した人々から寄付を募ることで、研究者主体の新しい研究資金獲得チャネルを提供しています。

地域社会とともに研究を育む新しい文化を創造し、社会全体で日本の科学技術を育む仕組みを目指しています。

運営会社

能登の文化財と記憶を未来へつなぐこの大切なプロジェクトに、ぜひご注目ください。

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