エニキャリと「かんしょくプロジェクト」がタッグ!調理済み余剰食を安全に届ける新しい配送モデルが本格始動

食品ロス削減へ新たな一歩!エニキャリと「かんしょくプロジェクト」が協業

食品ロス問題や食のアクセス格差といった社会課題の解決を目指し、株式会社エニキャリと一般社団法人 最愛の食卓が運営する「かんしょくプロジェクト」が協業をスタートしました。調理済みの余剰食を、必要な場所へ安全かつ迅速に届ける新しい配送モデルが、2026年3月より本格稼働しています。

かんしょくプロジェクト x anyCarry ロゴ

この協業は、2025年11月からの実証期間を経て、本格的な運用へと移行しました。これまで事務局スタッフやボランティアが担っていた配送業務をエニキャリが受託することで、配送管理システムを活用した安全な食品管理体制と専門オペレーションが構築されています。

「かんしょくプロジェクト」ってどんな取り組み?

「かんしょくプロジェクト」は、企業の社員食堂やホテルのビュッフェなどで発生する、まだ食べられるのに捨てられてしまう調理済みの余剰食を回収し、地域の子ども食堂や生活困窮者支援団体などに無償で提供しているプロジェクトです。

日本では年間464〜472万トンもの食品ロスが発生しており、その約半分が事業系ロスだと言われています。また、相対的貧困率が15.4%にものぼる現状において、食へのアクセス格差は深刻な課題です。「かんしょくプロジェクト」は、こうした社会課題の解決を目指しています。

食事配膳、高齢者支援

プロジェクト拡大には配送のプロが必要だった!

「かんしょくプロジェクト」が今後、関東から関西、さらには全国へと活動範囲を広げていくためには、調理済み食品ならではの特性に対応した、以下のような運用体制の整備が求められていました。

  • 調理済み食品に適した専門オペレーション: 調理後の時間管理や受け渡し手順、衛生ルールなど、一般的な配送とは異なる専門的な運用体制。

  • 全国展開を見据えた統一された運用: 地域ごとに異なるのではなく、共通のルールに基づいた運用メカニズム。

  • 温度管理・即時性・ルート配送を同時に満たす配送モデル: 品質管理を徹底しながら、効率的なルート配送と迅速なデリバリーを両立させる体制。

エニキャリが提供する解決策

エニキャリは、飲食デリバリー運用で培ったノウハウと、自社の配送管理システム「ADMS(anyCarry Delivery Management System)」を駆使し、これらの課題を解決する配送スキームを構築しました。

配送管理システムフロー

具体的には、以下のような仕組みで「かんしょくプロジェクト」の安全性、運用精度、拡大性を支える配送基盤を提供しています。

  • 調理済み食品向けオペレーションの標準化

  • 配送管理システムと配送アプリによる配送記録の一元管理と透明性の確保

  • 配送ルートや配送状況の可視化による、運営側が状況を把握しやすい体制

※現時点での温度管理は記録用紙による管理を採用しており、将来的にはADMSへのシステム連携が検討されています。

今後の展開に注目!

今後は、関東エリアから関西(兵庫)への展開が予定されており、提供先も子ども食堂や生活困窮者支援団体だけでなく、高齢者施設や障がい者支援施設などへ広げていくことが検討されています。

エニキャリは、配送管理システム「ADMS」を軸とした運用を通じて、「かんしょくプロジェクト」が全国規模で持続的に活動できるよう、物流面からサポートを続けていくとのことです。

anyCarry ドライバー

各団体について

一般社団法人 最愛の食卓「かんしょくプロジェクト」

2025年から始まった、日本初の“調理済み食事の再分配”に取り組む食品ロス削減プロジェクトです。環境省モデル事業にも採択され、注目を集めています。

株式会社エニキャリ

ラストマイルに特化した配送管理システム「ADMS」と共同配送サービスの2つのソリューションで、フィジカルインターネットインフラの構築を目指す物流DX企業です。小売業、EC事業者、配送事業者向けに、最適なラストマイル物流の構築・運用を支援しています。

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