ESGファイナンス・アワード・ジャパンって?
このアワードは、環境省が2019年度から開催しているもので、ESG金融や環境・社会事業に積極的に取り組んで大きなインパクトを与えた機関投資家、金融機関、企業などを表彰し、その先進的な取り組みを広く社会に共有することで、ESG金融の普及・拡大を目指すことを目的としています。
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環境サステナブル企業
「環境サステナブル企業」は、重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」、「KPI(重要業績評価指標)」、「ガバナンス」といった情報開示の充実度を、業種ごとの特性も考慮して評価し、一定の基準を満たした企業が選ばれます。今回は日本トムソンを含む59社が選定されました。

環境開示プログレス企業
一方、「環境開示プログレス企業」は、継続的に応募している企業の中から、情報開示の改善度合いが高く、さらなる発展が期待される企業が選ばれます。日本トムソンは2年連続での選定となり、情報開示の充実への継続的な努力が評価されたと言えるでしょう。本年度は日本トムソンを含む5社が選定されています。

環境省の発表資料はこちらから確認できます。
豊かな地球環境への取り組み
日本トムソンは、「豊かな地球環境の実現に向けた企業活動の推進」を重要課題の一つとして掲げ、気候変動や生物多様性保全への対応に積極的に取り組んでいます。
カーボンニュートラルを目指して
気候変動への対応としては、2030年度に2022年度比でScope1,2排出量を42%以上削減、Scope3カテゴリ1を25%以上削減するという目標を掲げ、2024年10月にはSBT認定も取得しています。これらの目標達成に向けて、契約電力のCO2フリーメニューへの段階的な切り替えや、再生可能エネルギーの調達を積極的に進めているそうです。
資金調達面では、グループで初めてサステナビリティ・リンク・ボンドを発行したり、その他の融資契約でもサステナビリティ・ファイナンスを活用したりと、多角的に環境への取り組みを強化しています。また、設備投資においては、自社のCO2排出量に独自の価格を設定し、投資や事業判断に反映させる「ICP制度」を導入し、テスト運用を開始しているとのことです。

生物多様性保全に向けて
生物多様性保全の分野では、2023年9月にTNFD提言を採用した情報開示を行う意思表明として「TNFD Early Adopter」に登録。2024年度には、事業活動から生じる自然資本への依存と影響を診断し、TCFDレポートと併せて進捗報告を行いました。今後は、事業活動における自然資本に関するリスクと機会を評価し、2025年度実績での情報開示に向けて準備を進めていくとしています。

直近の具体的なアクション
日本トムソンは、環境目標達成のために、様々な具体的な取り組みを進めています。
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営農型太陽光発電所を活用したオフサイトPPAサービスの開始
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陸上風力発電所を活用したオフサイト型バーチャルPPAサービスの締結
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温室効果ガス排出量削減目標のSBT認定の取得
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Scope1、Scope2排出量の第三者保証の取得
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サステナビリティ・ファイナンスの活用
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ICP(インターナル・カーボンプライシング)制度の導入
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CFP(カーボンフットプリント)の試算
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TNFD提言への対応・開示に向けての進捗報告
今後の展望
今回の受賞は、3年目の応募で初めて「環境サステナブル企業」に選ばれたこと、そして2年連続で「環境開示プログレス企業」に選ばれたことで、これまでの情報開示の充実への努力が評価された結果と言えるでしょう。日本トムソンは、今回の受賞に満足することなく、今後も豊かな地球環境の実現に向けた取り組みを着実に推進し、さらなる情報開示の充実を目指していくとのことです。
もっと知りたい方はこちら!
日本トムソン株式会社のサステナビリティに関する詳しい情報は、以下のリンクから確認できます。



