アートと気候変動の最前線!国際シンポジウム、森村泰昌氏インタビュー、新ポッドキャストが続々登場!

国際シンポジウム「ミュージアムと気候変動」に共催として参画

ACCJは、これまで積み重ねてきた対話の経験を活かし、多様な実践から得られる知見を積極的に共有しています。アートセクター全体の思考と行動の基盤を育むことを目指し、トークイベントやシンポジウムへの参画を通じて、社会への貢献を果たしています。

その一環として、2月28日(土)には、国立アートリサーチセンター(NCAR)主催のシンポジウム「ミュージアムと気候変動 ―サステナブルな未来に向けて」にAITが共催として参加します。このシンポジウムでは、元テート・モダン館長のフランシス・モリス氏が基調講演を行い、AITの塩見有子氏とロジャー・マクドナルド氏がACCJの活動を通じて見えてきた国内外の動向や現場の声を共有する予定です。社会学者の茅野恒秀氏も登壇者として参加し、アートセクター内外の知見を横断的につなぎ、今後の実践や議論につながる視点を提供することを目指します。

シンポジウムの詳細はこちらからご覧いただけます。
ミュージアムと気候変動 ―サステナブルな未来に向けて

また、1月30日(金)には、アーツカウンシル東京主催のフォーラム「芸術文化とクライメートアクション~実践から見える未来~」に、AITの堀内奈穂子氏がモデレーターとして参加しました。ACCJアドバイザーの気候科学者、江守正多氏も登壇し、活発な議論が展開されました。後日、アーカイヴ映像が公開される予定ですので、ACCJのSNSなどでチェックしてみてください。
芸術文化とクライメートアクション~実践から見える未来~

美術家・森村泰昌氏へのインタビュー「アート・シマツ」を公開

森村泰昌氏インタビュー風景

ACCJが展開するインタビューシリーズの第5弾として、美術家・森村泰昌氏を迎え、「気候危機という現実に、アートはどう応答できるのか?」という問いに迫ります。

森村氏はインタビューの中で、環境への配慮や資源の再活用について、「もったいないから節約するケチと違って、それをやること自体が面白いのが始末の極意」と語っています。これは、環境配慮を単なる義務ではなく、新たな表現や関係性を生み出す創造的な行為として捉える森村氏のユニークな視点を鮮やかに示しています。

記事では、森村氏の個展で使用した大量のカーテンを再活用する「アート・シマツ」プロジェクトを紹介。このプロジェクトが生まれた背景や、一見役に立たないもの、滅びゆくものに目を向ける森村氏の姿勢を通じて、気候危機という課題を多角的に捉え直すための多くのヒントが語られています。

詳細はこちらからどうぞ。
ACCJインタビューシリーズ vol.5

音楽家・安永哲郎氏をゲストに迎えたPodcast新エピソードを公開

Podcast「ARON'S JOURNEY」サムネイル

ACCJ/AITのPodcastシリーズに、新エピソード「気候危機と環境音楽」が追加されました。

Podcast収録風景

電子音楽を用いた即興演奏で知られる音楽家・安永哲郎氏との対話を通じて、気候危機やAIの時代における「伝えること」と「聴くこと」の関係性を深く掘り下げています。私たち一人ひとりが環境にまつわる情報を感覚として捉え直す可能性について、じっくり考える時間を提供してくれるエピソードです。

安永氏がACCJ主催のシンポジウムで選曲したプレイリストは、ACCJが発行する年刊誌『ARON’S JOURNEY vol.1』でも紹介されています。

新エピソードはこちらから聴けます。
Apple Podcast: ARON’S JOURNEY

今後の展開とACCJについて

ACCJは今後も、ギャラリーやアーティスト、他団体との連携を視野に入れながら、対話と実践を続ける活動を展開していきます。本年度は公益財団法人小笠原敏晶記念財団からの助成も受け、東京以外の地域でのイベントや勉強会も実施する予定です。2026年のACCJの活動にぜひご注目ください。

アート・クライメイト・コレクティヴ・ジャパン(ACCJ)は、アートセクターの気候危機への意識向上と理解促進、そして対策のためのツールやリソースの発信、協働と支援の場を提供することで、アートセクター全体が地球環境に配慮した活動を構築することを目指しています。
ACCJの詳細はこちら

運営は特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]が行っています。AITは2001年に設立され、現代アートを「学び、対話し、思考する」ための場を提供しています。2021年よりGallery Climate Coalition(GCC)に加盟し、2023年からは3年連続で「アクティヴ・メンバー」に認定されています。
AITの詳細はこちら

Gallery Climate Coalition(GCC)は、2030年までにアートセクターの温室効果ガス排出量を50%削減し、ゼロウェイストを推進することを目標に掲げる国際団体です。
GCCの詳細はこちら

AITの気候危機への主なアクション実績と今後の予定(一部)

  • 2026年7月(予定):ACCJ年刊誌『ARON’S JOURNEY vol.2 』発行

  • 2026年2月(予定):国立アートリサーチセンター(NCAR)主催シンポジウム「ミュージアムと気候変動 ―サステナブルな未来に向けて」に共催として参画

  • 2026年1月:アーツカウンシル東京主催フォーラム「芸術文化とクライメートアクション~実践から見える未来~」に参加

  • 2025年7月:ACCJ年刊誌『ARON’S JOURNEY vol.1 』創刊

  • 2025年7月:気候危機に対するアートセクターにおける応答についてのインタビューシリーズを開始

  • 2025年6月・7月:「気候危機とアートの勉強会」第7・8回開催(ブリティッシュ・カウンシル 神楽坂および、苗穂基地 札幌)

  • 2025年4月:マガジンハウス『BRUTUS』特別編集「地球を思い、次世代に繋ぐ仕事集」にてロジャー・マクドナルド氏と片岡真実氏のインタビューを掲載

  • 2024年7月27日:アート・クライメイト・コレクティヴ・ジャパン(ACCJ)開始、特設ウェブサイトを公開

  • 2024年7月27日:気候危機とアートのシンポジウム「アートセクターはどのようにアクションを起こせるか」開催(ヒルサイドプラザ、代官山)

  • 2024年:GCCより2年連続で「アクティヴ・メンバー」に認定

  • 2023年〜:GCCより日本初の「アクティヴ・メンバー」に認定 ※3年連続

  • 2021年〜:Gallery Climate Coalition に加盟

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