CULUMU 川合俊輔氏が「稼ぐ」だけじゃない「還す」デザインを語る!日本感性工学会ウェビナーに登壇

なぜ「還す」デザインが注目されるの?

CULUMUでは、普段から多様なユーザーとの共創を通じてインクルーシブデザインを実践し、ビジネスと社会課題解決の両立を目指しています。川合氏がこのウェビナーで語るテーマは、CULUMUでの活動だけでなく、NPOの方々との対話や自閉スペクトラム症の子どもとの暮らしといった、川合氏自身のさまざまな経験から生まれた視点なのだそうです。

「デザインは資本主義の仕組みを回すためだけのものなのか?」という問いから、「人とのつながりに役立てる」「社会の制度や仕組みの隙間を埋める」という方向へ思考を広げてきたプロセスは、日本感性工学会の「感性という価値の発見と活用によって、社会に資する」という目的と深く共鳴しています。

インクルーシブデザインって?

「社会へ還すデザイン」の具体的な実践方法の一つとして、CULUMUが推進する「インクルーシブデザイン」が紹介されます。これは、これまであまり注目されてこなかったリードユーザー(高齢者、障害者、外国人など)と一緒に開発を進める手法です。

このアプローチは単なる福祉的な視点にとどまらず、新しいイノベーションを生み出す源泉として注目を集めています。2025年3月に経済産業省 九州経済産業局が公表した報告書『経営戦略としてのインクルーシブデザイン』(https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/kyosoryoku/oshirase/250312_1_1.pdf)でも、以下のような可能性が示唆されています。

  • 新たな市場形成とイノベーション: 従来ターゲットではなかったユーザーと一緒に開発することで、新しい市場が生まれたり、企業の競争力が強化されたりします。

  • 「ために」から「ともに」への転換: 誰かのために作るのではなく、多様な人々と「ともに」作ることで、企業組織の無意識の偏見を解消し、社会のバリアを取り除くことにつながります。

ウェビナーでは、このような社会の動きも踏まえつつ、一人のデザイナーの視点から見た「社会の隙間を埋めるデザイン」の実践的な知識と哲学が語られる予定です。

ウェビナー概要

  • タイトル: De$ign? 「稼ぐ」だけでなく「還す」ためのデザイン

  • 主なトピック:

    • デザインは資本主義の仕組みを回すためだけのものなのか?

    • NPOとの対話や当事者家族としての経験から得た「気づき」

    • 「利益を生む」から「人とのつながりに役立てる」への視点転換

    • 小さなデザイナーが社会課題に対してできる具体的なアクション

  • 開催日時: 2026年1月17日(土)13:00-14:30(講演60分+質疑応答30分)

  • 主催: 日本感性工学会 HDT(ヒューマンデザインテクノロジー)研究部会

  • 参加費: 無料

  • 形式: オンラインウェビナー

  • 詳細・申込: https://design-20250117.peatix.com/

登壇者プロフィール

川合俊輔氏の顔写真

川合 俊輔
インクルーシブデザインスタジオ CULUMU 事業責任者

海外のデザイン会社での経験を経て、インクルーシブデザインスタジオ『CULUMU』を設立。多様なユーザー・生活者との共創によるデザインプロジェクトを多岐にわたる業界・企業と手掛けています。また、芝浦工業大学でUXデザイン演習の非常勤講師を務めるなど、人間工学に基づいたユーザー中心のデザインプロセスや評価手法、UXデザインの研究・教育にも力を入れています。現在は大学院で「当事者発想」のメカニズムについて研究中。共著書や監訳書も多数あります。

日本感性工学会ってどんな学会?

日本感性工学会は1998年10月9日に設立された学会です。人文科学、社会科学、自然科学といった従来の枠を超え、幅広い学問領域を融合して「感性工学」という新しい科学技術を立ち上げ、展開しています。その目的は、感性という価値を発見し活用することで社会に貢献すること。哲学、教育、心理、芸術、政治、経済、経営、社会、医学、生理学、化学、材料、機械、情報、システムなど、多様な分野の人々が感性をテーマに活動しています。

公式サイトはこちら: https://www.jske.org/

インクルーシブデザインスタジオ CULUMUについて

CULUMUの支援メニュー

CULUMUは、高齢者や障がい者、外国人、マタニティ、Z世代・α世代といった多様なユーザーや当事者と一緒にものづくりを進めるインクルーシブデザインスタジオです。ビジネスコンサルタント、UXデザイナー、UIデザイナー、プロダクトマネージャー、エンジニアなど、多くのスペシャリストが在籍しており、さまざまな事業開発をサポートしています。

また、5,000以上の非営利団体とのつながりを持つため、これまで出会うのが難しかった人々を含む多様な人々とマッチングし、質の高い調査を提供できるのが強みです。このサービスは「NPOやNGOと連携し、当事者との距離が近く洗練されたプロダクト開発の手助けになる」と評価され、公益財団法人日本デザイン振興会より「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しています。

これまで大手企業からスタートアップまで、100件以上のデザイン&開発案件を手掛けてきました。社会課題への専門性やDE&I(多様性、公平性、包摂性)に取り組むプロジェクトにも豊富な経験があります。

株式会社STYZについて

「民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる」というミッションを掲げる株式会社STYZは、以下の3つの事業を展開しています。

  • ドネーションプラットフォーム事業: 非営利セクターへの新たな資金流入を促進します。

  • インクルーシブデザイン事業: 企業課題と社会課題の双方解決を目指します。

  • システム開発&エンジニアリング事業: 次世代テクノロジーで人間ならではの体験を創造します。

これらの事業を通じて、企業、行政、NPO、個人をつなぎ、社会の課題解決を促進しています。

  • 社名: 株式会社STYZ

  • 代表者: 代表取締役社長 田中 辰也

  • 資本金: 5,725,000円

  • 設立: 2016年3月

  • 従業員数: 60名(業務委託含む)

  • 所在地: 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102

  • HP:

関連記事

  1. 高知県香美市ふるさと納税に「高知の海鮮丼の素」が登場!おうちで簡単、贅沢な海の幸を楽しもう

  2. 関川村DAOと舟橋村DAOが「Local Web3 Expo 2025」で地域とデジタルの新しい関わり方を発信!

  3. 22歳の学生たちが神経難病「重症筋無力症(MG)」の未来を切り拓く!財団設立に向けたクラウドファンディングに注目

  4. 教員免許不要!大阪偕星学園が学校改革のキーパーソン「校長」を公募

  5. ヤングケアラー支援の輪を広げよう!東海エリアで産官民連携フォーラムが開催

  6. eiiconの村田宗一郎氏、「Japan CxO Award 2025」ローカルリーダー部門で最優秀賞を受賞!

ツールバーへスキップ