あなたの実家、空き家になっていませんか?6割以上が経験する「空き家問題」のリアル
「実家が空き家になってしまった」「自宅以外の所有物件が空き家状態になっている」――こんな経験、あなたにはありますか?実は、多くの人が空き家問題に直面していることが、最新のアンケート調査で明らかになりました。
株式会社AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」は、実家や自宅以外の所有物件がある498人を対象に、「実家や所有物件の空き家問題に関する意識調査」を実施しました。この調査から、空き家が多くの人にとって身近で、かつ頭を悩ませる問題であることが浮き彫りになっています。
空き家状態を経験した人は62.2%!
調査の結果、「実家や所有物件が空き家状態になった経験があるか」という問いに対し、「ある」と回答した人はなんと62.2%に上りました。これは、空き家の発生が特別な家庭の話ではなく、暮らしの変化の中で多くの人が直面する状況であることを示しています。

「いつの間にか空き家になっていた」「具体的な活用方針が決まらないまま所有している」といった状態を経験している人が少なくないことがうかがえます。
みんなが抱える空き家の不安、ダントツ1位は「老朽化」
では、空き家に関して人々はどんな不安を抱えているのでしょうか?「実家や所有物件に関する不安」の1位は、半数以上が票を集めた「老朽化が進む(55.6%)」でした。2位には「維持費がかかる(12.2%)」、3位には「災害に対して弱そう(11.8%)」が続いています。

1位 老朽化が進む
時間が経てば家は老朽化が進むため、空き家については老朽化を心配する人が多数を占めています。老朽化が進むと、設備の修理や手直しといったメンテナンスが必要になり、手間もコストもかかります。さらに、築年数が古くなればなるほど物件としての魅力も減りがちで、売れにくくなる可能性も出てきます。
回答者からは「老朽化による倒壊などが心配(30代 男性)」や「人が住んでいないため、湿気がこもり老朽化の進行が速い(60代以上 男性)」といった声が寄せられました。人が住んでいない空き家は、換気や掃除などの手入れが日常的にできないため、劣化が早く進むと言われています。
2位 維持費がかかる
不動産は誰も住んでいなくても、固定資産税や都市計画税などの税金が課せられます。また、空き家であっても、掃除のために水道などのライフラインを契約し続けていると、基本料金などの光熱水費がかかり続けることがあります。老朽化による修繕費も無視できません。
「マンションは古いのに、土地の価値が上がっている影響で固定資産税が高い(20代 女性)」といった声もあり、活用できていない状態で維持費だけがかかり続けると、無駄だと感じられる支出が増え続け、経済面はもちろん精神的にも負担になると考えられます。
3位 災害に対して弱そう
日本は地震が多い国であり、近年では大きな水害・土砂災害も起こっているため、災害を心配するのは当然のことと言えるでしょう。「1階は耐震工事をしているが、2階は耐震工事をしていないので、地震が怖い(20代 女性)」といった声もあり、耐震性能の低い建物への不安が伺えます。
災害時の倒壊や火災によって近隣の家屋や住民に迷惑をかける可能性も意識されており、自分や家族だけの問題ではないという不安も浮き彫りになりました。
その他の不安
-
4位 管理に手間がかかる: 遠方の物件や複数の物件を抱えている場合、管理の負担は大きくなります。近隣住民とのトラブルにつながるケースもあるようです。
-
5位 防犯性が低い: 古い家や空き家は防犯性が低く、不審者の侵入や放火のリスクが懸念されます。近隣住民の不安にもつながることがあります。
-
6位 売却できなさそう: 築年数が経っていたり、田舎の物件だったりすると、「売りに出してもかなり安くなってしまいそうだし、売れるかどうかもわからない(30代 女性)」といった不安を抱える人が少なくありません。
-
7位 方針が決まっていない: 空き家になったときにどうすればいいか分からず、漠然とした不安を抱えている人も多くいます。「売る」「貸す」「住む」「持ち続ける」など選択肢が多く、どれを選んでもコストや手間がかかるため、悩んでしまうようです。
将来的な希望は「売却する」が約6割!
では、実家や所有物件の将来的な取り扱いについて、人々はどのように考えているのでしょうか?「将来的な取扱いについての希望」を聞いたところ、圧倒的1位は「売却する(58.8%)」でした。2位は「自分が住む(18.7%)」、3位は「賃貸物件として貸す(9.2%)」が続いています。

1位 売却する
活用する予定のない不動産については、売却を望む人が多くなっています。活用予定のないまま物件を持ち続けると、老朽化が進んで心配事が増え、金銭的負担も積み重なっていくからです。
「将来的には売却して現金化したい(30代 女性)」や「できれば売却したいです。現金化できれば兄弟で分け合います(60代以上 男性)」といった声が寄せられました。売却益が手に入れば、老人ホームへの入居費用など別のことに資金を回したり、複数の相続人で平等に資産を配分したりしやすくなります。
2位 自分が住む
物件への思い入れがあったり、物件そのものに魅力があったりするため、維持して将来的には自分で住むことを考えている人もいます。また、市場価値が低く売りにくいので自分が住むという発想になったケースもあるようです。
「先祖が遺産として残してくれた家で、幼い頃からの思い出や、祖父の思い入れもある。そのため売却はせず、建て替えなども視野に入れて、将来的には住みたい(30代 女性)」といった声がありました。
3位 賃貸物件として貸す
物件を所有したまま、自分では住まずに貸して収入を得る方法です。現状のまま貸すパターンもあれば、建て替えたりリフォームしたりしてから貸すパターンもあります。
「取り壊してアパートを建てたい(20代 女性)」や「賃貸経営を検討中。事業として成立するかが課題。事業が成立しない場合は売却も検討(60代以上 男性)」といった声もあり、賃貸物件のニーズがあるエリアであれば有力な選択肢となります。
その他の希望
-
4位 身内が住む: 「実家に知らない人が住むのは嫌」「賃貸に出すのも心配」といった思いから、思い入れのある家を身内に住んでもらいたいと考える人もいます。
-
5位 まだ決められていない: 空き家に関する不安で「方針が決まっていない」が上位に入ったように、将来についての希望がまだ決まっていない人もいます。選択肢が多かったり、判断材料が出揃っていなかったりするため、方針を決められない状況が伺えます。
まとめ
今回の調査では、実家や所有物件の空き家化を「経験した」と答えた人が6割を超え、空き家が多くの人に関わる問題であることが改めて浮き彫りになりました。
物件を所有しているうえで避けられない「老朽化」が最大の不安要素であり、「住む人がいない状態で所有し続けること」や「老朽化による維持費増加や管理の手間」は、実家相続や物件所有をするうえで避けにくい問題であることが明らかになっています。
この調査結果の詳細は、「訳あり物件買取プロ」のウェブサイトで閲覧できます。
-
詳細はこちら:
出典元: 事故物件・空き家の売却は訳あり物件買取プロ
URL: https://wakearipro.com/family-home-becomes-vacant/



