横瀬町で新しい挑戦!「社会的備蓄住宅」モデルが全国初導入で、平時は体験、災害時は応急住宅に大変身!

「社会的備蓄住宅」ってどんなもの?

この「社会的備蓄住宅」は、普段は地域の人や移住を考えている人が「お試し体験住宅」として利用できる、いわば多機能な住宅群のこと。それが災害時には、応急仮設住宅や避難所のような役割を担うんです。しかも、将来的に再移設や再利用もできるという、とってもエコで循環型の建築モデルなんですよ。

横瀬町での採択は、このモデルが全国で初めて本格的に導入される事例となります!

プロジェクトを支えるプロフェッショナルたち

この一大プロジェクトは、横瀬町が発注者となり、浦島設計事務所と向井建築有限会社による共同企業体(JV)が設計と施工を担当します。そして、住宅モデルの核となる技術や構造設計は、一般社団法人日本モバイル建築協会が監修しているんです。さらに、立教大学社会デザイン研究所モバイル建築研究プロジェクトも協力しています。

建設地は、旧横瀬町役場跡地(町民会館、エリア898向かい側)の約670.62㎡の敷地です。

気になる住宅の性能は?

この住宅は、ただ多機能なだけではありません。性能もすごいんです!

木造平屋建のモバイルユニット方式で、延床面積は61.05㎡と4人家族を想定した広さ。断熱性能はUA値0.34(G2相当)で断熱等級6、耐震性能は耐震等級3をクリアしています。設備も充実していて、太陽光7.28kW、蓄電池7.04kWh、全熱交換換気、高効率エアコンを完備。

明るい木目調のリビング・ダイニング・キッチン

さらに、工場で製造したユニットを現地で組み立てる「オフサイト製造」方式なので、なんと現地での施工はたった1日で完了するんです!短工期で高品質、しかも移設可能で自家発電機能まで備えた、まさにレジリエンス対応型の建築と言えますね。

住宅の立面図と平面図

地域とつながる持続可能な取り組み

このプロジェクトでは、秩父産の杉を構造材や内装材に使うことで、森林再生やCO₂削減にも貢献します。実はこれ、埼玉県が推し進める地域循環型林業プロジェクト「活樹(KATSU-JU)」の実装モデルでもあるんです。地域の森林資源を地元で使うことで、地域経済の活性化にもつながるんですね。

森林環境譲与税を活用して、木材利用と脱炭素を両立させる先進的な事例として、他の自治体にも良い影響を与えることが期待されています。林業や工務店のネットワークと連携して、地域循環型の建築供給体制を築き、町民向けの体験会や見学会を通じて、省エネ意識の向上や移住促進にも力を入れていくそうです。

横瀬町からの期待の声

横瀬町の井上雅国副町長は、このプロジェクトについて次のようにコメントしています。

「この事業は、横瀬町が目指す『住環境の向上による町民の健康増進』と『地域経済循環の促進』という目標に加え、多様な人たちとの交流創出と、災害時の拠点整備という複数の意義を持っています。モバイル建築工法を活用することで『社会的備蓄』という新しく有意義な取り組みに参加でき、秩父産木材の活用分野の可能性が広がることを期待しています。このようなチャレンジをモバイル建築協会の皆様とご一緒できますことに心より感謝申し上げます。」

災害時の実績と今後の展望

一般社団法人日本モバイル建築協会は、令和6年能登半島地震で木造モバイル仮設住宅を261戸も供給した実績があります。今回のプロジェクトも、その豊富な経験と知見をもとに設計監修が行われているので、安心感がありますね。

横瀬町での導入を皮切りに、一般社団法人日本モバイル建築協会は、全国の自治体や地域事業者と協力して、「住める備蓄」としての新しい住宅インフラを広げていくとのこと。今後の展開がますます楽しみです!

一般社団法人日本モバイル建築協会について

一般社団法人日本モバイル建築協会は、木造モバイル住宅の普及や災害住宅の設計監修、地域工務店との連携強化を進める全国ネットワーク型の団体です。全国の自治体や事業者と協力し、レジリエントで持続可能な社会インフラの実現を目指しています。

お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ。
https://mobakyo.or.jp/contact

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