「関係人口」って何?
「関係人口」とは、地域に住んでいる「定住人口」でもなく、観光で訪れる「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様な形で関わる人たちのことを指します。総務省のウェブサイトでも詳しく紹介されています。
実証実験の目的と概要
人口減少や高齢化が進む地域にとって、「関係人口」の創出はとても大切です。この実証実験では、参加者が那須塩原市の暮らしや活動を体験することで、二地域居住を身近な選択肢として感じてもらう機会を提供します。50代以上の層を中心に、継続的な地域への訪問や交流を促し、地域の活力を高め、「関係人口」を増やしていくことを目指しています。
具体的には、JR東日本のシニア・プレシニア層向け会員組織「大人の休日倶楽部」の会員を主な対象に、以下の2つの検証を行います。
1. オンライン検証
dポイントクラブ会員と大人の休日倶楽部会員を対象に、那須塩原市の暮らしや移住に関する情報を紹介するポータルサイト「那須にすんで、」のプレビューとアンケート調査を実施します。これによって、二地域居住への関心や、実際に訪れてみたいという気持ちがどう変化するかを把握し、効果的な情報提供の方法を探ります。
2. 現地検証
オンラインでの情報提供に加え、那須塩原市を実際に訪れる1泊2日の現地体験ツアーが開催されます。このツアーでは、地域の暮らしや仕事、地域活動を体験したり、先輩移住者や地元の人たちと交流したりする機会が設けられています。これにより、二地域居住や移住がより具体的にイメージできるようになることを期待しています。
ツアーの詳細
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実施日
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第1回:2026年11月4日(水)・11月5日(木)
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第2回:2026年11月12日(木)・11月13日(金)
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申込み方法
JR東日本びゅうツーリズム&セールスの「日本の旅、鉄道の旅」サイトからインターネット限定で申し込めます。申し込みの際は、記載されている注意事項をよく読んでくださいね。
ツアー申し込みサイト -
申込み開始日時
2026年9月3日(木)14:00から -
申込み条件
大人の休日倶楽部会員であること(会員番号の入力が必要です)。 -
募集人数
各回10名程度(先着順) -
ツアー参加料金
大人1名 9,800円(税込)
体験内容:地域とつながる那須塩原暮らし体験 二地域居住モニターツアー
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1日目
那須塩原駅に集合後、道の駅「明治の森・黒磯」でオリエンテーションや旧青木家那須別邸見学、昼食を楽しみます。その後、塩原温泉エリアへ移動し、里山保全や古道整備といった「担い手活動」を体験。夜は移住者や地域の方々との交流会が予定されています。 -
2日目
宿泊施設集合後、担い手活動の散策などを体験。塩原温泉ビジターセンター、仙人岩吊橋、小太郎ヶ淵・小太郎茶屋、湯っ歩の里を巡り、青空食堂はなれで昼食交流会。最後に那須千本松牧場でバター作り体験やインタビューを行い、那須塩原駅で解散となります。
訪問スポット紹介
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道の駅「明治の森・黒磯」
那須野が原開拓の歴史や自然に触れられる、地元産の農産物や特産品が楽しめる交流拠点です。

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小太郎ヶ淵・小太郎茶屋
塩原温泉郷の渓流沿いにある景勝地。清流のせせらぎや四季折々の自然を満喫でき、名物の草だんごも味わえます。

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塩原温泉湯っ歩の里
全長60メートルの日本最大級の足湯で、塩原の自然を眺めながらゆったりと名湯を楽しめます。

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那須千本松牧場
2025年にグランドオープン予定の歴史ある観光牧場。動物とのふれあいや乳製品づくり体験、サイクリングなどが楽しめ、牧場産のスイーツも人気です。

実証実験の体制
この実証実験は、JR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム(WCC)」の取り組みの一環として行われます。各企業・団体がそれぞれの役割を担い、協力してプロジェクトを進めます。

今後の展望
この実証実験を通じて、プレシニア層を起点とした「関係人口」創出の有効性や、地域への関心喚起から現地訪問、そして継続的な関わりにつながるプロセスについて、貴重な知見が得られることでしょう。得られた知見をもとに、地域と人々との継続的なつながりを生み出す仕組みやサービスのあり方が、今後さらに検討されていく予定です。一人ひとりの興味や関心に合わせた情報提供や体験提案を通じて、地域とのより深い関係づくりが支援されていくことに期待が高まりますね。


