澤田圭史氏ってどんな人?

澤田圭史氏は、高知県で重度訪問介護事業などを手がける社会起業家です。高校卒業後に社会人経験を積み、30歳で看護師資格を取得しました。高知市内の病院で勤務する中、お母様が経営する訪問介護事業所が経営危機に陥った際、利用者さんとスタッフを守るためにNPO法人の理事長に転身。以来、約7期にわたって事業を引っ張ってきました。
澤田氏が代表を務める特定非営利活動法人しあわせの概要はこちらです。
名称:特定非営利活動法人しあわせ
住所:高知県高知市西秦泉寺257-6
四国支部長としての意気込み
澤田氏は、重度訪問介護の現場で活動する中で、ずっと「相談できる場所」が必要だと感じてきたそうです。現場で起こる課題や悩み、制度に関する疑問など、一人で抱え込まずに話せるプラットフォームの重要性を強く認識しています。特に、地域によっては重度訪問介護の事業所が少なく、相談相手が見つかりにくいという現実もあるようです。
自身の経験として、事業を始めたばかりの頃や制度変更があった際に、自治体に相談することに躊躇した経験を語っています。「自分の理解不足が実地指導につながるのでは」という懸念から、相談をためらってしまう経営者も少なくないのかもしれません。
全地連は、こうした課題を抱える事業所が安心して経験や解決事例を共有できる場になると、澤田氏は考えています。まずは高知県からスタートし、徳島、香川、愛媛へとネットワークを広げ、四国全体の業界発展に貢献することを目指しています。
また、経営面での課題についても触れています。職員不足が続く中で処遇改善を優先してきた結果、前期は赤字を計上したとのこと。自社の人件費率が業界全体と比べてどうなのか、といった相対的な判断が難しい現状があります。今後は全地連を通じて、複数の事業所のデータを集約し、経営課題や単価の問題について業界として提言していく必要があると考えているようです。全国規模での勉強会や現地での意見交換を通じて、経営ノウハウの共有や連携強化を進め、多様な事業所の声を取り入れた学びの場を構築していく意向を示しています。
全地連ってどんな組織?
「一般社団法人全国障害者地域生活支援事業者連絡会(全地連)」は、重度障害のある方が住み慣れた地域で安心して暮らせる社会を目指す、障害福祉サービス事業者の全国組織です。重度訪問介護をはじめとする地域生活支援に携わる事業者が連携し、現場で培った知識や課題を共有しています。研修や情報交換、経営支援を通じてサービスの質と事業運営の健全性を高めるだけでなく、利用者さんやご家族、行政、関係団体との対話を通じて、制度や支援環境の改善にも取り組んでいます。事業者同士が助け合いながら、一人ひとりが尊厳ある地域生活を送れるような持続可能な仕組みづくりを目標としています。
全地連の詳細は以下のリンクから確認できます。
澤田氏のリーダーシップのもと、四国における地域生活支援がより一層発展していくことが期待されますね!


