勝山市で新しい支え合いのカタチ!「まごころサポート」が7月21日から本格始動

勝山福祉会とMIKAWAYA21が連携!「まごころサポート」が勝山市で本格始動

福井県勝山市で、地域住民が日常の困りごとを助け合う新しい生活支援サービス「まごころサポート」が、2026年7月21日(火)より本格的にスタートします。

社会福祉法人 勝山福祉会と、全国で地域密着型生活支援サービスを展開するMIKAWAYA21株式会社が協力し、介護保険制度では対応しきれない「ちょっとした困りごと」を、地域の元気な住民が有償で支える仕組みです。

シニアの暮らしのお手伝い

背景:制度だけでは支えきれない日常の困りごと

高齢化と人口減少が進む地域では、通院や買い物、ごみ出し、草むしり、電球交換といった「日常のちょっとした困りごと」が、生活を送る上で大きな負担になることがあります。しかし、これらの困りごとのすべてが介護保険サービスの対象になるわけではありません。そのため、家族や近隣住民、ケアマネジャーなどの専門職が個別に対応せざるを得ない場面も少なくありません。

勝山福祉会はこれまで、特別養護老人ホームや在宅介護サービスを通じて地域の高齢者の暮らしを支えてきました。今回、制度や専門職だけに頼るのではなく、地域に暮らす人々の力を活かし、住み慣れた場所で安心して暮らし続けられるよう、新たな仕組みとして「まごころサポート」を本格的に開始します。

「まごころサポート」とは?全国で実績のある仕組み

「まごころサポート」は、MIKAWAYA21株式会社が全国に展開している地域密着型の生活支援サービスです。介護・看護事業者やケーブルテレビ事業者など、地域に根ざした事業者が加盟店となり、各地域で高齢者の暮らしを支えています。

全国約250拠点で展開されており、人口減少や高齢化が進む地域での住民同士の支え合いを仕組み化する取り組みとして、多くの実績を重ねています。

シニアの暮らしの お手伝い

勝山福祉会は、MIKAWAYA21の加盟店としてこの仕組みを活用し、地域福祉の知見や行政・医療福祉関係者との連携を組み合わせることで、勝山市における持続可能な生活支援モデルの構築を目指しています。

「まごころサポート」は、自分らしく暮らし続けるために必要な「日常のちょっとしたサポート」を、地域の元気な住民が「コンシェルジュ」として有償で支える仕組みです。専門職による介護サービスとは異なり、日々の暮らしの中で生まれる小さな困りごとに、地域の人が地域の中で応えることを目的としています。

お茶を飲みながら談笑する高齢男性と若い女性

サポート例

  • 電球交換

  • 草むしり

  • ごみ出し

  • 買い物代行

  • 通院同行

  • スマートフォン操作のサポート

  • 簡単な片付けや日常生活上の困りごとの相談 など

※医療行為、専門資格を要する介護サービス、危険作業等は対象外となる場合があります。対応範囲は個別に確認されます。

詳細については、まごころサポートの公式サイトをご覧ください。

この事業が目指す3つのこと

1. 利用者にとって:「誰かに頼める」安心をつくる

高齢者や支援を必要とする方々にとって、日常の小さな困りごとを気軽に頼める相手がいることは、暮らしの安心に繋がります。「まごころサポート」を通じて、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けるための選択肢を増やし、介護保険の申請や要介護状態への移行、施設入所のタイミングを少しでも遅らせることを目指しています。

2. 担い手にとって:経験や得意を活かし、地域で役割を持つ

コンシェルジュとなる地域住民にとっては、自分の経験や得意なことを活かしながら、無理のない範囲で地域に関わる機会となります。短時間・近隣での活動など、多様な関わり方ができるため、シニア世代、子育て世代、学生など、さまざまな人が地域の担い手として参加できます。これは社会参加や収入を得る機会にもなり、元気に自分らしく働ける期間を広げることにも繋がります。

3. 地域にとって:支え合いが自然に生まれる空気を育てる

利用者と担い手という関係にとどまらず、「困ったときは頼っていい」「できることがあれば支えたい」という空気が地域の中に広がることを目指しています。人口減少や高齢化により、介護や生活支援の担い手が限られていく中でも、地域の中にある力を活かし合うことで、誰もが生きがいを持ち、安心して暮らし続けられるまちづくりに貢献していきます。

また、これまでケアマネジャーなどの専門職が担わざるを得なかった「ちょっとしたサポート」を地域の仕組みとして受け止めることで、介護保険サービスの利用をより適正化し、専門職が本来担うべき支援に集中しやすい環境づくりにも寄与します。

本格始動前の説明会が開催されます

「まごころサポート」の本格始動に先立ち、サービスの仕組みや利用方法について説明会が開催されます。参加費は無料です。

説明会に関するお問い合わせ:0120-979-141(まごころサポート 利用者窓口:受付時間 9:00〜18:00)

  • 医療福祉関係者向け説明会

    • 日時:2026年7月10日(金)14:00〜15:00頃(13:30受付開始)

    • 対象:医療福祉関係者の皆さま

    • 場所:すこやか第1会議室(福井県勝山市郡町1丁目1−50)

  • 市民向け説明会

    • 日時:2026年7月11日(土)10:00〜11:00頃(9:30受付開始)

    • 対象:市民の皆さま

    • 場所:ジオアリーナ研修室(福井県勝山市昭和町2丁目4-20)

  • 芳野区住民向け説明会

    • 日時:2026年7月11日(土)14:00〜15:00頃(13:45受付開始)

    • 対象:芳野区住民の皆さま

    • 場所:さくらんぼ(福井県勝山市芳野町2丁目1−11)

関係者のコメント

MIKAWAYA21株式会社 代表取締役CEO 青木慶哉氏

「『まごころサポート』は、地域の中にある力を活かし、高齢者の皆さまの日常の困りごとに寄り添う仕組みとして、全国各地で展開してまいりました。今回、地域福祉に長年取り組んできた勝山福祉会様と連携し、社会福祉法人の公益事業として勝山市で実施されることは、今後の医療・介護・福祉との連携を考えるうえでも大きな一歩だと感じています。勝山市において、住民同士が自然に支え合える仕組みづくりに貢献してまいります。」

社会福祉法人 勝山福祉会 理事長 紅谷浩之氏

「制度や施設、専門職だけで地域の暮らしを支える時代から、地域に暮らす一人ひとりの力を活かし合う時代へ移っていく必要があると感じています。『まごころサポート』は、日常の小さな困りごとを支える仕組みであると同時に、地域の中に役割やつながりを生み出す取り組みでもあります。勝山で暮らす皆さまが、最期まで自分らしく、安心して暮らし続けられるまちを目指して、地域の皆さまとともに育てていきたいと考えています。」

今後の展望

勝山福祉会は、これまでの「施設や制度、専門職を中心としたケア」に加え、地域全体で支え合うケアの仕組みづくりに取り組んでいきます。今回の「まごころサポート」の本格始動を通じて、介護保険制度の内側だけでは対応しきれない生活課題に地域で応える仕組みを整え、人口減少地域においても、誰もが生きがいを持ち、安心して暮らし続けられる地域モデルの創出を目指します。

また、MIKAWAYA21と連携しながら、勝山市での実践を積み重ね、社会福祉法人が地域の暮らしを支える新たな役割の可能性を発信していく予定です。

MIKAWAYA21株式会社について

MIKAWAYA21株式会社は、地域密着型生活支援サービス「まごころサポート」を全国に展開する企業です。介護・看護事業者をはじめ、地域に根ざした事業者等と連携し、高齢者の日常の困りごとを地域で支える仕組みづくりを進めています。これまで、全国約250拠点で「まごころサポート」を展開し、人口減少や高齢化が進む地域における新たな支え合いのモデルづくりに取り組んでいます。

社会福祉法人 勝山福祉会について

1986年の設立以降、特別養護老人ホームを起点に、短期入所や訪問介護など、地域のニーズに応じた多角的な介護事業を展開しています。持続可能な地域福祉の実践を確立するため、2021年より医療法人オレンジ・オレンジグループに参画。2022年からは外国人専門職人材の採用を開始し、多様性を活かした組織づくりを進めています。現在は、地域背景を踏まえ、通所事業の方向転換を含め、高齢者の在宅生活を支える取り組みにより注力しています。

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