中小企業社員の半数以上が「人手不足」を実感!
全国の中小企業に勤める正社員の56.3%が、現在の職場で「人手不足を感じている」と回答しました。特に「非常に感じている」が20.5%、「やや感じている」が35.8%に上り、多くの職場で人員が足りないまま業務が進められていることがわかります。

人手不足の悪影響、トップは「1人あたりの業務量増加」
人手不足を感じている社員に具体的な悪影響を尋ねると、「1人あたりの業務量が増加している」が44.7%で最も多く、2位以下の「有給休暇が取得しづらくなっている」(22.7%)、「業務の質が低下している」(21.7%)を大きく引き離しました。これは、既存社員への負担が直接的に増加している現状を示しています。

約7割が「業務に非効率が多い」と回答!
さらに驚くべきは、人手不足を感じる社員の68.0%が、現在の職場の業務プロセスに「非効率が多い」と感じている点です。「非常に多いと感じる」が19.7%、「やや多いと感じる」が48.3%となり、人員不足だけでなく、仕事の進め方自体に課題があることが浮き彫りになりました。

「属人化」「重複作業」が非効率の代表格
具体的にどのような業務に非効率さを感じるか尋ねると、「業務の属人化(特定の担当者しかできない業務)」と「同じような業務の重複」がそれぞれ30.4%で同率トップでした。これに「手作業でのデータ入力や転記作業」(25.0%)、「明確なルールやマニュアルの不在」(24.5%)が続きます。仕事の進め方が整理されていないことが、現場の負担を増やしている要因と考えられます。

会社に求める対策は「無駄な業務の見直し」も上位に
人手不足の悪影響を軽減するために会社に求める対策としては、「人員の補充(採用の強化)」(33.0%)、「給与・賞与などの待遇改善」(27.7%)が上位ですが、「無駄な業務やルールの見直し・廃止」も26.3%で3位にランクインしました。直接的なリソース増加だけでなく、既存業務の効率化への期待も大きいことがわかります。

まとめ:人手不足解消のカギは「業務プロセスの見直し」にあり
今回の調査で、中小企業の人手不足は単に人数が足りないだけでなく、業務量の増加や業務プロセスの非効率さが重なり、現場に大きな負担をかけていることが明らかになりました。社員からは人員補充や待遇改善に加えて、無駄な業務の見直しを求める声が多く上がっています。
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