なぜ今、社会課題から学ぶ越境学習が必要なの?
AI技術の進化や市場の変化が目覚ましい近年、企業ではこれまでの常識にとらわれず、新しい視点から課題を捉える力がますます重要になっています。特に、生成AIの活用が広がる中では、与えられた課題に答えを出すだけでなく、自分自身で課題を見つけ、問いを立てる力が非常に大切だとされています。
しかし、日々の業務や社内研修だけでは、なかなか新しい視点に触れる機会は少ないもの。そこで注目されているのが「越境学習」です。社外の価値観や社会課題に触れることで、自身の仕事や会社を改めて見つめ直すきっかけが得られます。
一方で、越境学習の導入には時間やコストのハードルがあり、「まずは手軽に越境体験の価値を知ってもらいたい」という声も多くありました。そこでJMAMは、より多くの企業が気軽に越境学習を導入できるよう、日本NPOセンターと協力し、この「課題ラボ 社会課題探求ミッション」を開発しました。
「課題ラボ 社会課題探求ミッション」ってどんなプログラム?
このプログラムは、日本NPOセンターと電通Bチームが協働で立ち上げた「課題ラボ」が題材です。全国5万以上のNPOネットワークから集められた「〇〇問題」という形で可視化された社会課題を使って、参加者は学びを深めます。
JMAMが長年培ってきた人材育成のノウハウを活かし、参加者が社会課題を自分の経験や価値観と結び付けて考える「内省機会」、自社の事業や組織課題との接点を整理する「対話設計」、そして学びを職場に持ち帰る「組織還元」の3つの観点がカリキュラムに組み込まれています。
プログラムの特長
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目的に合わせて課題を選べる: 「こども」「食」「文化」「環境」など、カテゴリ別に収集された課題の中から、育成目的に合わせてテーマを選べます。自社事業に近いテーマでパーパスを深掘りしたり、あえて遠いテーマで新規事業のヒントを探したりすることも可能です。
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最短半日から企業内で実施: 越境学習を初めて導入する企業でも、対象者を広げやすく、既存の研修とも組み合わせやすい設計です。短時間で手軽に越境学習の「入口」を体験できます。
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「解きたい!」を引き出す設計: NPOが現場で直面する「生きた一次情報」を題材に使うことで、参加者は社会課題を自分ごととして捉えやすくなります。共感から始まり、問題の構造を深く理解することで、「これなら自分たちにも変えられるかも」という当事者意識が芽生え、新たなアイデアや発想が生まれることでしょう。
期待できる効果
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自律型人材の育成: 問いを立て、主体的に学ぶ姿勢を育み、未知の課題にも自律的に行動できる人材を育成します。
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視野拡大と発想力向上: 社外の価値観や社会課題に触れることで固定観念を打ち破り、自社のリソースや強みを新たな視点で見つめ直すきっかけになります。
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人材育成施策の裾野拡大: 短時間・低負荷なプログラムなので、これまで時間や地理的な制約で越境学習に参加しにくかった社員にも機会を提供できます。
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組織風土の変革: 学習で得た「気づき」や「問い」が職場に持ち帰られることで、日常業務の中にも対話や挑戦を促す風土が形成されることが期待されます。
詳しいプログラム内容はこちらで確認できます。
越境学習「課題ラボ 社会課題探求ミッション」
先行導入事例:株式会社だいこう証券ビジネス
株式会社だいこう証券ビジネスでは、生成AIが台頭する時代に対応した「課題発見人材」の育成と、社会的視点の醸成を目的にこのプログラムを導入しました。

新入社員研修の一環として実施したところ、新入社員が想定以上に主体的に議論に参加し、日常の出来事を社会課題として捉える視点が養われたそうです。デジタル社会事業部の社員にとっても、先入観にとらわれない新入社員との協働は、貴重な気づきの機会となりました。
研修後は、若年層の孤独や通勤課題など、社会的視点を取り入れたテーマがプロジェクト活動で選ばれるようになり、主体的な取り組み姿勢が醸成されました。短期間でも質の高い成果につながったと手応えを感じているとのことです。
日本NPOセンターと「課題ラボ」について
特定非営利活動法人日本NPOセンター
1996年に設立された日本NPOセンターは、NPOの社会的基盤を強化し、市民社会づくりのための企業や行政との新しいパートナーシップを築くことをミッションとしています。情報化支援、コンサルティング、研修など多岐にわたる事業を展開しています。

「課題ラボ」
「課題ラボ」は、日本NPOセンターと電通Bチームが2018年に協働で設立したプロジェクトです。「こども」「食」「文化」「環境」といったテーマでNPOやNGOが直面する社会課題を収集し、コピーライターが「〇〇問題」という形で編集しています。知られざる課題の発見や、社会課題解決のきっかけづくりを目指しています。

JMAMの越境学習「ラーニングワーケーション®」
JMAMが展開する越境学習「ラーニングワーケーション®」は、あえて普段とは異なる「他日常(アウェイ)」な環境に身を置く実践型プログラムです。単なる体験に留まらず、正解のない課題に挑む「共創チームワーキング」を通じて、葛藤や深い問いを引き出します。
越境先で得た視点を自社の業務変革につなげる「組織への還流」まで、専門スタッフがしっかり伴走支援してくれるのが大きな特長です。個人の意識変革を組織全体の文化アップデートへと結びつけ、次世代リーダーの育成をサポートします。

「課題ラボ 社会課題探求ミッション」は、この「ラーニングワーケーション®」の新しいプログラムとして、越境学習の「入口」にぴったりの内容となっています。ぜひ、この機会に組織全体のイノベーション創出と自律型人材の育成に役立ててみてはいかがでしょうか。



