登壇者プロフィール

板野 則弘氏
三菱マテリアルITソリューションズ株式会社 代表取締役社長
1989年に三菱化成(現三菱ケミカル)に入社後、米国シリコンバレー駐在を経て情報システム部門でEビジネスを推進。情報システム部長やDX推進リーダーを歴任し、2021年には三菱マテリアル執行役員CIOに就任されました。「日経クロステックCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025」大賞を受賞するなど、IT分野で輝かしいキャリアをお持ちです。2026年より現職を務めています。
日本の“独自性”を理解しよう!
講演ではまず、日本の素材製造業の情報システム部門責任者やCIOを経験された板野氏が、生成AIが台頭する現代において、日本がグローバルな標準を取り入れることの難しさについて解説しました。
例えば、自動車業界では、海外で100バリエーションほどで販売される車種が、日本では「億」単位のバリエーションで販売されることもあるそうです。このように、「同じ事業に見えても、実際の業務はまったく違う」という点に気づかないまま、海外基準のパッケージシステムを導入しようとしても、なかなかうまくいかない、というのが板野氏の考察でした。
日本の労働生産性、実はネガティブに捉えすぎ?
「日本の労働生産性は先進国の中で最も低い」という話題はよく耳にしますが、板野氏はこれをネガティブに捉えすぎであるという見地から、独自の考察を披露しました。この話は、「日本の生産性を世界一に」を掲げるWorkXにとっても、多くのヒントを与えてくれました。

さらに、日本は他国と比べて「買い手の力」が非常に強い傾向にあるという話もありました。こうした日本ならではの市場の特性を理解した上で、海外の知識や語学力以上に「日本のことを深く知っている」ことこそが、これからのグローバル人材にとって重要な力になる、と板野氏は語りました。
未来への鍵は「気づき」と「利他」
講演の最後には、日本の未来をより良くするために重要なポイントとして、「Awareness(気づき)」と「Compassion(利他・思いやり)」が挙げられました。
「気づき」については、多様なバックグラウンドを持つ人々との交流から得られる気づきと、マインドフルネスのように意識を集中させることで得られる気づきの、2つのアプローチがご自身の研修経験を交えて紹介されました。

また「利他」については、自然と共生してきた縄文時代の考え方や、ご自身が参加された災害ボランティアでの経験を通じて感じられた思いを踏まえながら、日本人ならではの強みの活かし方、そしてWorkX社員への温かいメッセージが送られ、講演は締めくくられました。
今回の講演は、日本を代表する素材製造業のIT部門を牽引してきた板野氏の豊富な経験に触れることで、「グローバル標準と日本企業の間にあるギャップ」や「AI時代における人の役割」といった、WorkXが日々のコンサルティングで向き合っているテーマについて、改めて深く考える貴重な機会となりました。
株式会社WorkXについて
WorkXは「プロフェッショナル・エコノミーへの変革」をビジョンに掲げ、企業課題を解決するための新しい形のプロフェッショナル人材調達サービスを提供しています。
フリーランスコンサルタントと企業を繋ぐマッチングプラットフォーム「ProConnect」と、自社のコンサルタントとフリーランスの専門性を組み合わせた新たなDX/AIコンサルティングサービス「LeanX」の2つのシリーズを展開。
あらゆるプロフェッショナル人材を集め、企業の課題解決を促進することで、イノベーションを加速させ、日本の労働市場の生産性向上を目指しています。
【会社概要】
会社名:株式会社WorkX
代表者:東野智晴
設立:2018年10月
所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー14・20階
事業:案件紹介サービス「ProConnectシリーズ」の開発・運用、コンサルティングサービス「LeanX」シリーズの提供
【関連リンク】
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WorkX公式サイト: https://work-x.com
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ProConnect: https://pro-connect.jp
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ProConnect Engineer: https://engineer.pro-connect.jp
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ProConnect Ticket: https://pro-connect.jp/ticket
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LeanDataX: https://work-x.com/services/lean-data-x



