東京都と目指す「未来の物流モデル」
近年、EC市場の拡大やドライバー不足が深刻化し、物流業界では配送効率の向上や再配達の削減が大きな課題となっています。また、地域では人口減少や人手不足により、物流サービスの維持や住民の利便性向上が求められており、商業施設や駅などの未利用スペースを活用した新たな物流の仕組みづくりが注目されています。
東京都の「多摩イノベーションエコシステム促進事業 リーディングプロジェクト」は、このような地域課題を新しい技術やビジネスモデルで解決し、多摩地域からイノベーションを生み出すことを目的としています。選定されたプロジェクトには、社会実装に向けた支援や費用支援が提供されます。

無人受取拠点「トリイク」で社会課題を解決
Every WiLLはすでに、無人受取拠点「トリイク」の社会実装を進めており、2026年7月には多摩地域のイオンモールむさし村山でサービスを開始しています。今後は多摩地域での展開を通じてサービスをさらに磨き上げ、首都圏での展開を加速させる計画です。
「トリイク」は、配送先を地域の受取拠点に集約することで、物流の効率化だけでなく、再配達の削減、商業施設の未利用スペースの有効活用、そして来店機会の創出など、物流と地域が抱える複数の社会課題の解決を目指すサービスです。
今回の「多摩イノベーションエコシステム促進事業 リーディングプロジェクト」への採択をきっかけに、多摩地域での実証や検証をさらに推し進め、地域と連携した新しい物流インフラモデルの構築を加速していくとのことです。
「地域全体で支える物流インフラ」を目指す
Every WiLLが目指す「トリイク」は、物流会社だけでなく、商業施設、不動産事業者、自治体、そして利用者がそれぞれの立場で物流を支える仕組みです。駅や商業施設、公共施設などにある、テナント利用が難しい約1.5坪の未利用スペースにも設置できるのが特徴で、物流効率化と地域活性化を両立する新しい物流インフラとして展開されています。
また、「トリイク」は国土交通省の「多様な受取方法等の普及促進事業(令和7年度)」の補助対象事業として開発されており、再配達削減や物流効率化だけでなく、地域の利便性向上にも貢献しています。


「トリイク」の仕組み
- STEP1:宅配ドライバーが荷物をまとめて配送
利用者ごとの個別配送ではなく、複数の荷物を「トリイク」へ集約して配送することで、配送効率が大幅に向上します。さらに、「トリイク」に届いた荷物の再配達はゼロになります。 - STEP2:利用者が好きな時間に荷物を受け取る
利用者は都合の良いタイミングで荷物を受け取ることができます。自宅で待機する必要がなく、再配達依頼の手間や置き配盗難への不安も軽減されます。 - STEP3:荷物受取でポイントを獲得
荷物を受け取るたびに電子ポイントが付与される仕組みが採用されています。物流効率化への協力が利用者のメリットにもつながる、特許取得済みの仕組みです。
東京都から全国へ。次世代物流インフラの社会実装を加速
Every WiLLは、このプロジェクトを通じて物流・商業・地域が連携する新しい物流モデルをさらに磨き上げ、その成果を全国へと展開していく予定です。自治体や商業施設、物流事業者との共創をさらに広げ、地域ごとの課題に応じた持続可能な物流インフラの構築を進めていきます。
東京都からの採択を一つの契機として、Every WiLLは物流を「運ぶ」だけでなく、「地域を支えるインフラ」へと進化させることを目指し、全国での社会実装を加速させていくことでしょう。
株式会社Every WiLLについて
Every WiLLは、「物流を、もっと自由に。」をミッションに掲げ、物流業界が抱える社会課題の解決に取り組むスタートアップです。再配達の増加やドライバー不足など、物流を取り巻く環境が大きく変化する中で、受け取り方そのものをアップデートすることで、持続可能な物流の実現を目指しています。
現在は無人受取拠点(置き配スポット)サービス「トリイク」を中心に、物流・不動産・地域社会をつなぐ新しいインフラづくりに挑戦しています。
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会社名:株式会社Every WiLL
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所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-22-3
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代表者:代表取締役 須藤俊明
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設立:2024年10月
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事業内容:国内初の「置き配スポット:トリイク」の開発・運営 等



