命を救う「魔法のペースト」誕生30年!子どもの重度栄養不良を9割近く回復させるRUTFのすごさ

RUTFのすごさ

この30年間で、ピーナッツペーストをベースにしたRUTFは、5歳未満の子どもたちが最も命を落としやすい「重度の消耗症(重度の急性栄養不良)」から回復するための、とっても強力な味方になったんだ。なんと、回復率は90%近くにもなるんだから驚きだよね!

幼い子供が緑色のパケットから栄養補助食品を食べている様子

RUTFが登場したことで、合併症がない重度の消耗症の子どもたちは、病院に行かなくても自宅で治療を受けられるようになったんだ。これって、家族の負担を減らせるし、他の病気にかかるリスクも減らせるから、本当に画期的なことだったんだよ。

洪水被災地でUNICEFとスウェーデンが支援する栄養支援活動の様子。女性が子供に栄養補助食品を与えている。

RUTFは、ピーナッツ、脱脂粉乳、油、砂糖を主な原料にしていて、子どもたちが成長に必要なビタミンやミネラルもたっぷり含まれているんだ。92グラムの小袋1つで500キロカロリーもあって、体重を増やしたり免疫力を高めたりするのに役立つんだよ。クリーミーでほんのり甘いから、子どもたちも食べやすいんだって。

しかも、水分が一切入っていないから細菌が繁殖しにくくて、冷蔵庫がなくても24ヶ月も保存できるんだ。湿度の高い場所でも大丈夫だから、困っている子どもたちに届けやすいんだね。

世界保健機関(WHO)も、RUTFを唯一の外来治療として推奨しているんだよ。

ユニセフの取り組みと現状

ユニセフは、RUTFを世界で一番多く調達している機関なんだ。2003年から2025年の間に、なんと87億袋ものRUTFを調達して、何百万人もの子どもたちの回復をサポートしてきたんだって。2023年には、コロナ禍の栄養危機に対応するために、過去最多の約11億袋を届けたんだ。

RUTFの製造は、世界中の21社から行われているんだけど、そのうち18社は、子どもの消耗症が多い国やその周辺に拠点があるんだ。こうすることで、世界的なサプライチェーンのトラブルがあっても、すぐに栄養不良の危機に対応できる体制になっているんだね。

ユニセフのスタッフが、子供を抱いた女性に栄養補助食品(RUTF)を配給している様子。

ユニセフ事務局長のキャサリン・ラッセルさんは、「この小さな治療食の袋は、重度の栄養不良に苦しむ子どもたちの治療法を根本から変えました。RUTFで治療を受けた子どもたちが、また元気になっていく姿を私は見てきました。この治療食のおかげで、家族自身の手で命を守る治療ができるようになったんです。豊かな世界で、栄養不良によって子どもが命を落とすなんてことがあってはなりません」と話しているよ。

今後の課題と私たちにできること

現在、世界中で4,280万人もの子どもたちが消耗症に苦しんでいて、そのうち1,220万人は命に関わる重度の消耗症なんだ。紛争や気候変動、お金の問題が深刻になる中で、RUTFが安定して届けられるようにすることが、これからもすごく重要なんだ。

RUTF1箱(150袋入り)で、子ども一人を6~8週間治療できる量なんだって。これからも、すべての子どもたちがこの大切な治療食を途切れることなく利用できるように、私たちも関心を持って見守っていきたいね。

関連リンク

RUTFやユニセフの活動について、もっと詳しく知りたい人は、ぜひ以下の動画やウェブサイトもチェックしてみてね!

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