環境への想いと活動の背景
同社は創業以来、「自然との調和」という考え方を大切にしてきました。気候変動の激化や脱炭素社会への移行といった環境課題が急速に変化する中で、この考え方に基づき、持続可能なくらしの実現を目指して活動を続けています。プライム ライフ テクノロジーズ(PLT)グループの一員として、2050年カーボンニュートラルの実現を目標に掲げ、住宅事業では2030年度までに温室効果ガス排出量を2020年度比で50%削減する中間目標を設定しています。
今回の報告書では、同社の現在の環境に関する取り組みや進捗状況が整理され、公開されています。省資源・資源循環、生物多様性保全といった幅広いテーマでの活動が分かりやすく可視化されています。

『環境報告書2025』の主な内容をピックアップ!
環境への想い
創業者・松下幸之助氏が発信した「環境」や「住まい」への想いをベースに、現在の事業活動がどのような考えで行われているか、担当役員からのメッセージと共に紹介されています。商品開発や全社的な視点から、過去から現在までの取り組みが解説されています。
カーボンニュートラルの達成に向けて
PLTグループの方針に沿って温室効果ガス排出量の削減に取り組む同社は、調達段階から利用段階までの事業に関連する各領域で施策を進めています。
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ZEH率向上を目指した商品開発
「東京ゼロエミ住宅」最高水準Aを全住戸でクリアする商品や、多層階住宅「NEW Vieuno」を展開するなど、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を推進しています。 -
「RE100」実現に向けた事業場の再生エネルギー化
PLTグループの取り組みである「RE100」に向けて、全国100か所の展示場で使用電力の再生エネルギー化を推進。工場では屋根の太陽光発電設備(オンサイトPPA)を設置し、再生エネルギー電力を使用しています。
省資源・資源循環に向けて
工場でのゼロエミッション化や施工現場での分別・再資源化、プレカットによる端材削減、資材のリユースや梱包材削減など、様々なアプローチで省資源・資源循環に取り組んでいます。
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建替えに頼らない選択で資源の有効活用
既存住宅を買い取り、リフォームして価値を高める買取再販事業を展開しています。また、既存の展示場をリノベーションして活用するなど、循環型住まいづくりを推進しています。 -
協業先との連携による省資源
他社との協業により、従来は困難だったブルーシートのリサイクルが可能になりました。レンタル養生材の導入など、製品の配送から回収における省資源を実現しています。
生物多様性保全に向けて
調達、街づくり・家づくり、企業緑地、工場、地域との連携という5つの活動を通じて、自然環境との共生を図っています。
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大型分譲地「ウインズタウン神戸みずき台」での街づくり
ABINC認証を取得したこの分譲地では、アサギマダラの飛来を促すバタフライガーデンなど、生物多様性に配慮した設計がされています。地域の整備やイベントを通して、住民が主体的に街づくりに参加できるよう工夫されています。 -
本社敷地を活用した生物多様性保全の取り組み
創業50周年を記念して本社ビル(大阪府豊中市)に設置された「つながりのひろば」では、地域の自然環境に合った緑地や池を形成し、生き物の生育環境を育んでいます。
運用とデータ(ガバナンス)
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った情報が公開されています。組織の目標、体制、運用プロセスに基づく環境経営の進め方や、気候関連リスク・機会への向き合い方を記載。あわせて、2024年度の環境データ(温室効果ガス排出量、エネルギー、廃棄物、木材調達など)も開示され、統制と透明性の確保が示されています。
『環境報告書2025』は、PDF版で公開されています。ぜひチェックしてみてくださいね。



