アフリカの医療現場が抱える深刻な課題
アフリカの多くの地域では、医療機器の入手や維持が非常に難しいという現実があります。そのため、「医療スキルを持つ人材はいるけれど、機器がない」という状況や、逆に「機器はあるけれど、操作や維持管理のスキルがない」といった二重の課題が深刻な医療格差を生み出しています。今回のファンドは、このような構造的な問題を解決するために立ち上げられました。
AA Health Dynamicsのこれまでの歩み
これまでAAHDは、アフリカの医療の質を向上させることを目指し、特にケニアを中心に医療従事者向けのトレーニングプログラムを展開してきました。現地の医療スタッフが適切なスキルを身につけ、限られたリソースを最大限に活用できるよう、実践的な研修や技術支援を提供しています。今回のファンド組成は、これまでの現場での経験と信頼関係を土台に、医療機器へのファイナンスアクセスという新たな課題解決へと事業を発展させるものです。



目指すのは「支援される対象」から「発展を生み出す主体」へ
AAHDが目指すのは、途上国の医療を「支援される対象」から「自ら発展を生み出す主体」へと変革することです。究極のビジョンとして、医療・ヘルスケアに特化した大学のような仕組みを作り、現地から世界水準の医療人材を育て続ける教育エコシステムを構築することを掲げています。創業者の原氏は、青年海外協力隊の経験から「援助だけでは社会課題は解決できない」と痛感し、日本の優れた医療技術が途上国に届かない現状にも直面しました。この経験が、教育とファイナンスを一体的に展開するという独自のアプローチの原点となっています。これにより、人材育成と医療インフラ整備が互いに強化し合う相乗効果を生み出し、持続可能なビジネスとして社会課題解決と収益の両立を目指します。特に初期段階では、医療画像診断に関わる医療機器へのファイナンス提供を中心に展開し、日本や国際企業との橋渡しも担いながら、現地に根付く医療エコシステムを共に築いていくとのことです。
「Africa Medical Equity Fund匿名組合」の目的と仕組み
このファンドは、アフリカにおける医療人材の有効活用を目指し、以下の事業を支援します。
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医療機器の割賦販売を通じた機器アクセスの拡大(機器購入資金のファイナンス提供)
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医療機器の導入・活用に関する現地実施者への継続的サポート
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機器導入後の医療スタッフ向けトレーニングプログラムによるフォローアップ
ファンド概要
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ファンド名称: Africa Medical Equity Fund匿名組合
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匿名組合員: 立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合
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営業者: AA Health Dynamics株式会社
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本匿名組合事業: 営業者の子会社であるAfrica Asia Health Dynamics Limitedが行う割賦販売事業に対する支援事業
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対象地域: アフリカ地域
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スキーム: 医療機器の割賦販売による現地医療機関へのファイナンス提供
関係者からのコメント
立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合 無限責任組合員 プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役 野池 雅人氏
「AAHDは、アフリカ諸国における医療課題を包括的に改善する事業の独自性、現地における専門性、課題解決を支えるファイナンススキームの形成に尽力されています。事業が持続的であるために、現地企業や日本企業との戦略的な連携スキームの構築も期待しています。AAHDの取組みが投資先としての確かな成長性を示すと同時に、アフリカにおける医療アクセスの改善という長期的価値創造につながるものと確信しております。」

AA Health Dynamics株式会社 代表取締役 原 健太氏
「このたび、RSIFからの出資をいただけることを光栄に存じます。私は立命館大学にて大学リサーチアドミニストレーター(URA:研究成果の社会実装を推進する役割)を務めた経験があり、在任中には立命館の技術と思いをグローバルサウスに展開したいと考えておりました。今回の出資により、資金基盤の強化に加え、立命館の研究・教育ネットワークとの連携を得ることで、さらなる事業拡大とインパクト創出を実現していくとともに、社会的意義と収益性を両立させるモデルを確立し、投資家の皆さまに持続的なリターンを提供できるよう尽力してまいります。」

今後の展望
AAHDは、今回の出資と匿名組合事業の開始をきっかけに、以下の取り組みを推進していくとのことです。
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ケニアをはじめとするアフリカ主要国での医療機器導入・普及の加速
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医療人材教育のデジタル化とオンライン展開の強化
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現地金融機関との連携による持続可能な医療ファイナンスモデルの確立
RSIFとともに「医療・教育・金融を統合したエコシステム」の実現を通じて、アフリカにおける社会的課題の解決に貢献していくことを目指しています。
会社概要
AA Health Dynamics株式会社
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所在地: 東京都中央区京橋3丁目3-13 平和ビル3号館 3F
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代表者: 代表取締役 原 健太
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事業内容: アフリカを中心とした医療人材育成、医療機器導入支援、医療ファイナンス事業、アフリカ医療進出コンサルティング
立命館ソーシャルインパクトファンド
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名称: 立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合
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概要: 立命館学園の学生、卒業生等が経営責任を負う企業等に投融資を行い、財務的リターンと社会的リターン(社会的インパクト)を追求
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対象: 非営利法人も含めた法人全般
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運営会社名: プラスソーシャルインベストメント株式会社
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所在地: 京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284番地
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代表者: 代表取締役社長 野池雅人
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ファンド設立日: 2020年4月1日
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ファンドHP: https://r-rimix.com/fund/
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ファンドに関する問い合わせ先: https://www.psinvestment.co.jp/contact/



