2100年の農業をデータで変える!ペンギンラボと群馬県玉村町が未来の農業プロジェクトをスタート!

経験から「科学的エビデンス」に基づく農業へ

気候変動が加速する今、多くの産地が課題に直面しています。玉村町でも、オリジナルの名産品を生み出し、新しく農業を始めたい企業をサポートすることが急務となっています。でも、何十年も先を見据えた品目選びや投資の判断を個人の経験だけに頼るのは、やっぱり不安ですよね。

このプロジェクトでは、ペンギンラボが開発する農業向け意思決定支援プラットフォーム「TWINZ Plus」が大活躍! 気候変動をただのリスクとして見るのではなく、データに基づいて「攻めの強み」へと変え、100年先までしっかり稼ぎ続けられる強い農業の実現を目指します。

プロジェクトの2つの大きな柱

今回の実証事業では、主に2つの課題解決に取り組みます。

  1. 町独自の「次世代ブランド作物」の指針策定
    1kmメッシュ単位の将来気候予測データを使って、玉村町特有の気候(からっ風や酷暑)に負けない、2100年まで収益を維持できる「将来本当に生き残る品目」を見つけ出します。科学的な根拠に基づいた「次世代ブランド作物選定レポート」を作ることで、生産者さんの投資リスクを最小限に抑えることを目指します。

  2. 「投資判断シミュレーターアプリ」の開発
    農業を始めたい企業が、将来の気候リスクに応じた収支予測をすぐにシミュレーションできるデジタルツールを開発します。玉村町への企業誘致の際に、「科学的な説得力を持つ武器」として活用し、優良企業の誘致成功率アップにつなげたい考えです。

究極のデータ基盤「TWINZ Plus」:地球規模の視点と農地一筆の解析を統合

今回の実証の核となるのは、ペンギンラボが開発する農業・気候データ統合基盤「TWINZ Plus」です。「TWINZ Plus」は、地球全体を俯瞰する「鳥の目(広域気象・衛星データ)」と、日本の農地一筆単位を細かく解析する「虫の目」を両立させた、とっても高度なデータエンジンなんです。この膨大なデータを玉村町の地域特性に合わせて最適化し、意思決定に役立つアプリケーションへと進化させます。

玉村町向け「将来価値シミュレーター(プロトタイプ)」の主要機能

「TWINZ Plus」から提供される高精度な解析結果を、農業者や自治体担当者さんが直感的に使えるように作られたのが、今回開発する「将来価値シミュレーター」です。

成功への最短ルートを示す「類似性スコアリング」

AI農地診断レポートの成功事例

対象となる農地と条件がそっくりな国内外の成功事例を「TWINZ Plus」が特定します。類似スコアと一緒に、その土地にぴったりの栽培方法(施肥、灌水、品目など)を教えてくれるので、データに裏付けされた営農計画が立てやすくなります。

2100年までの「将来気候変動リスク・シミュレーション」

AI農地診断レポートの気候変動シミュレーション

2100年までの最高気温や酷暑日数の変化を、IPCCシナリオに基づき1kmメッシュ単位で予測します。施設園芸や果樹など、長期的な投資が必要な作物でも、何十年後も持続可能かどうかを事前にチェックできるので安心ですね。

生成AIによる「営農計画書の自動作成」

営農計画書AI生成画面

シミュレーターでの分析結果やユーザーさんの希望、経営理念などを元に、自治体への提出に必要な「営農計画書」といった複雑な書類のドラフトを生成AIが自動で作成してくれます。農業参入の大きな壁となる「面倒な事務手続き」が劇的に効率化され、企業のスムーズな意思決定と実行を強力にサポートします。

みんなで力を合わせる!プロジェクト体制

このプロジェクトは、以下の体制で進められます。

  • 代表提案者: Penguin Labs合同会社(全体統括、解析実装)

  • 共同事業者①: 玉村町 経済産業課(地域連携、実証フィールド調整)

  • 共同事業者②: 中部農業事務所 担い手・園芸課(栽培技術・普及指導)

群馬から日本、そして世界へ!未来への展望

今回の実証で作り上げるシステムは、玉村町での成果を足がかりに、以下のような広がりを目指しています。

  • 群馬県内への横展開(令和9年度以降)
    「からっ風(強風)」や「酷暑」といった群馬県特有の気候課題に対応した解析ロジックを確立し、前橋市、伊勢崎市、高崎市など、同じような課題を持つ県内の他の自治体への導入を進めます。

  • サステナブルなブランド産地の形成支援
    データに基づいた適地適作で、少ない投入で高い収益が得られる農業を実現します。カーボンクレジットの活用や、環境に優しい「次世代ブランド作物」の育成を通じて、持続可能な産地づくりを支援します。

  • グローバル展開と教育への波及
    「TWINZ Plus」の気候類似性エンジンを活用し、気候変動に悩む世界中の地域へ最適な解決策を届けます。さらに、このシステムを使った農業DX教育を全国の学校で展開し、未来の農業を担う人材育成にも貢献していく予定です。

関連情報

関連記事

  1. 群馬県玉村町が「企ふるオンライン」で子育て支援プロジェクトの寄附募集を開始!企業の力で未来を育む

  2. INCLUSIVEと47partnersがタッグ!地域資源で新たな価値を創造する業務提携がスタート

  3. 岐阜に510人の小学生が集結!「やってみたい!」を叶える架空の街「ぎふマーブルタウン」で子どもたちが大活躍!

  4. IGNITIONレスリングアカデミーが「サポーターズクラブ」を発足!未来を担う子供たちを地域で育てる新モデル

  5. SVP東京が2026年度のソーシャルベンチャーを大募集!最大100万円の資金とプロの伴走支援で社会を変えよう!

  6. 四国で初開催!地域課題を解決する共創ピッチイベント「J-Startup Local Alliance」で未来を創ろう!