シェルパがAIで脱炭素経営を加速!GHG排出量算定システム「SmartESG Carbon」を提供開始

なぜ今、「SmartESG Carbon」が必要なの?

サステナビリティ情報の開示が求められる中、多くの企業が排出量データの信頼性確保に頭を悩ませています。従来のGHG排出量算定は、作業が複雑で手間がかかり、担当者によって結果が変わってしまう「属人化」が課題でした。特に、データ加工の過程がブラックボックス化しているため、外部監査や第三者保証を受ける際に、根拠データの確認や説明に膨大な時間がかかってしまうことも。

多くの企業では、算定ツールを導入しても、結局Excelなどを使った手作業でデータクレンジング(データの仕分けや単位変換など)を行っており、プロジェクト全体で数ヶ月もかかってしまうのが現状です。今後、SSBJの開示基準が適用されることを考えると、財務報告と同じくらいスピーディで、証拠がしっかり管理され、誰がやっても同じ結果が出る「決算品質」の内部統制が不可欠になってきます。

シェルパは、こうした「単に算出するだけ」ではなく、「信頼性をどう担保するか」という大きな課題を解決し、算定プロセスを財務会計並みの品質に引き上げるために、この分野に参入しました。

「SmartESG Carbon」のここがすごい!3つのポイント

「SmartESG Carbon」は、「証拠管理を最優先」に設計された、監査や保証に強いGHG排出量算定システムです。その主な特徴を見ていきましょう。

1. データ処理ワークフローによる自動化

ERPや会計システムから抽出したデータは、企業ごとに異なる加工ルール(仕分け、単位変換、マッピング、按分など)に沿って処理されます。このルールをワークフローとしてシステムに登録することで、翌年からはデータをアップロードするだけで自動処理が完了します。手作業によるミスを防ぎ、算定にかかる時間を大幅にカットできるんです。さらに、AIが手順書作成のサポートや前年比の増減分析、レポートのドラフト生成まで手伝ってくれるので、計算の信頼性と業務効率がグンとアップします。

2. 証跡管理と再現性の担保

このシステムでは、排出量の算定結果はもちろん、その結果に至るまでの加工手順、使用した係数の出典、除外・推計の根拠、さらには変更履歴まで、すべてシステム上で一貫して記録されます。これにより、第三者保証の際に求められる算定根拠の提示がスムーズになり、保証機関や監査法人とのやり取りにかかる手間を最小限に抑えられます。誰が担当しても同じ結果が得られる「再現性」もバッチリ確保されますよ。

3. 「SmartESG」シリーズとのシームレスな連携

「SmartESG Carbon」で集計された環境データは、シェルパが提供する「SmartESG Consolidation」(※1)に自動的に集約されます。これにより、人的資本データなど他のサステナビリティ指標と合わせて多角的に分析したり、CDPやSBT(※2)、統合報告書といったさまざまな外部報告にすぐに活用したりできるようになります。

SmartESG Carbonのダッシュボード画面

(※1)「SmartESG Consolidation」は、海外子会社を含むグループ全体のサステナビリティ関連指標を一元管理し、連結データ管理を可能にするサービスです。
(※2)「SBT(Science Based Targets)」は、パリ協定が求める水準と整合し、科学的根拠に基づいた数値で企業が設定するGHG削減目標です。

ビリーブテクノロジー株式会社との業務提携について

今回のサービス提供にあたり、シェルパはビリーブテクノロジーと戦略的な業務提携を結びました。シェルパは市場のニーズに基づいたプロダクトの企画立案、販売、そして既存の「SmartESG」シリーズとの統合管理を担います。一方、ビリーブテクノロジーはGHG算定に関する高度な専門知識の提供とシステム開発を担当します。両社の得意分野を組み合わせることで、既存ツールでは難しかった実務の徹底的な効率化と、法規制への適合を両立させた画期的なサービスが実現しました。

まとめ

シェルパは「利益とサステナビリティが融合する世界を実現する。」というビジョンを掲げ、「SmartESG」シリーズを通じて、サステナビリティデータに関わるさまざまなステークホルダーの業務効率化と高度化に貢献しています。今回の「SmartESG Carbon」の提供開始は、その取り組みをさらに加速させることでしょう。今後の展開にも注目ですね!

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