受賞プロジェクトをピックアップ!
文部科学大臣賞
ノンカフェイン抹茶で守りたい!松江の茶の湯文化(島根県立松江北高等学校)
「カフェインで抹茶を諦めない世界にする」という目標のもと、松江の茶の湯文化を未来につなぐプロジェクトです。約1年半かけて茶葉を一切使わないノンカフェインの抹茶風パウダー「まるで抹茶」を開発・商品化。これを「子どもの最初の抹茶」として広め、文化の担い手を育てる活動を進めています。

高校生特別賞 / マイプロジェクトアワード特別賞(同時受賞)
白鳥おどりフェス(岐阜県立郡上北高等学校)
郡上市の夏の伝統行事である盆踊りが、少子高齢化やコロナの影響で活気を失いつつあることに着目したプロジェクト。中学3年生の頃から活動を始め、コロナ前の熱気を取り戻すべく「白鳥おどりフェス」を開催しました。中高生のみでの演奏やオリジナル手ぬぐいの作成、SNS運用を通じて、若者の力で伝統を盛り上げようと奮闘。フェス後も文化祭で全校生徒と白鳥踊りを踊る機会を設けるなど、地域と学校をつなぐ活動を続けています。

マイプロジェクトアワード特別賞
かきかき大作戦(岩手県立盛岡第一高等学校)
障がいと地域活性化に焦点を当て、「普通」に縛られない活気ある地域づくりを目指すプロジェクト。企業や団体へのインタビュー、インクルーシブサッカー教室への参加といったフィールドワークを経て、アートを通じて多様性を学ぶイベント「かきかき大作戦」を開催しました。現在はNPO法人の立ち上げに向けて準備を進めています。

「わたし」toたはらマーブルタウン(愛知県立豊橋南高等学校)
愛知県田原市の子どもたちが地域とのつながりを通じて、興味や可能性を広げるきっかけを作るプロジェクト。子どもたちが独自の通貨「マーブル」を使って仕事や納税、選挙、起業に挑戦する「こどものまちイベント」、『たはらマーブルタウン』を企画・運営しています。子どもたちが「知りたい」を起点に様々な経験を積み、地域に還元できる場を提供しています。

町工場に青春を捧ぐ〜誇れる技術を世界へ〜(S高等学校)
地元・高岡市の町工場から日本の職人技術と可能性を最大限に引き出し、次世代へ継承することを目指すプロジェクト。人手不足に悩む町工場のため、誰でも検品を行えるAI検品システム「Ai-Capt」を開発しました。

共食でつなぐ地域の輪(沖縄県立首里高等学校)
高齢者や認知症の人が孤立せず、家族のような温かい地域の中で生活する未来を目指すプロジェクト。一人暮らしの大叔母が“孤食”状態にあることを知った高校生が、クッキング部の活動を活かして料理を作り、一緒に食べる「共食」を実施。共食を軸に地域のつながりを広げる活動を続けています。

全国ロールモデル賞
全国Summitに出場した全48プロジェクトが「全国ロールモデル賞 supported by しんくみ トヨタ自動車」を受賞しました。
マイプロジェクトアワードってどんなイベント?
マイプロジェクトアワードは、高校生が「自分自身の実現したいこと/変えたいこと」をテーマにプロジェクトを立ち上げ、その取り組みを発表し、他の高校生のプロジェクトから学ぶことで「次の一歩を考える」場です。全国各地で開催される地域Summitを経て、各都道府県のロールモデルとして推薦された48プロジェクトが全国Summitに集います。
認定特定非営利活動法人カタリバについて

このアワードの運営事務局を務めるのは、認定特定非営利活動法人カタリバです。どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
今回の全国高校生マイプロジェクトアワードは、高校生たちの情熱とアイデアが詰まった素晴らしいイベントとなりました。彼らが社会課題に真剣に向き合い、具体的な行動を起こしている姿は、私たち大人にとっても大きな刺激を与えてくれます。今後も彼らの活躍から目が離せませんね!



