「子どもの貧困」支援に690万円!日本生協連が17団体に助成、地域の未来を応援

「子どもの未来アクション」と連携した支援

この応援助成は、日本生協連の通販事業「くらしと生協」と、子どもの貧困問題に向き合う「子どもの未来アクション」がタッグを組んで2020年度からスタートしたものです。今年で6年目を迎えるこの活動は、経済的な問題だけでなく、虐待や孤立、関係性の貧困など、さまざまな困難に直面している子どもたちを地域で支える取り組みを対象としています。

2025年度は、44団体からの応募の中から厳正な審査が行われ、最終的に17団体への助成が決定しました。

贈呈式はオンライン形式で実施され、助成先団体への目録贈呈のほか、各団体の代表者から活動内容の紹介がありました。式典後には情報交換のための交流会も開かれ、参加団体同士の連携を深める良い機会となりました。

全国生協の広がる支援活動

日本生協連が全国の生協を対象に行ったアンケート調査によると、64の生協が子どもの貧困・生活困窮者支援に取り組んでおり、これは前回の調査よりも増加しています。

特に、子ども食堂、フードバンク、フードドライブといった食の支援や、子どもたちの成長をサポートする奨学金・助成金制度が増える傾向にあります。また、社会福祉協議会との連携も活発化しているとのことです。生協は、これらの活動を通じて、子どもたちが将来、社会の一員として自立し、活躍できるよう、これからも支援を続けていく方針です。

関連ニュースリリースはこちらで確認できます。
2026年1月22日発表リリース

助成先団体の声

今回の助成を受けた団体からは、今後の活動に対する意気込みが語られました。

特定非営利活動法人FutureSeeds(岩手県盛岡市)

FutureSeedsの代表者

岩手県盛岡市を拠点に活動するFutureSeedsは、八幡平市の一人親家庭のお子さんへ食料品や日用品を届ける取り組みで採択されました。物資提供だけでなく、行政や社会福祉協議会、企業と連携し、子どもを中心とした相談支援や居場所づくりにも力を入れていくとのこと。小さな活動ながらも、継続できる形に育てていきたいと話しています。

みんなの居場所ひまわり(石川県)

みんなの居場所ひまわりの代表者

月1回の土曜昼のカレー食堂に加え、月1回の木曜夕方には「ひまわり夕ごはん」を実施することで助成が決まりました。夕食後に塗り絵やオセロ、工作などを通じた多世代交流を期待しており、子どもたちに生きる力をつけ、信頼できる大人との出会いを提供したいと語っています。

一般社団法人Spice(千葉県)

Spiceの代表者

物価高騰の影響で食事を切り詰め孤立しがちな一人暮らしの大学生を対象に、月1回のフードパントリーと食イベントを通じて、「食」と「つながり」を継続的に支える居場所づくりに取り組んでいます。今後は現場の声を社会に発信し、若者が安心して挑戦できる地域づくりを目指していくそうです。

2025年度助成先団体一覧

2025年度助成先団体一覧

日本生協連は、これからも「子どもの未来アクション」や本助成などを通じて、子どもの貧困問題の解決や、子どもたちの自立を支援する団体へのサポートを広げていくとしています。

関連記事

  1. 岡山県立大学とOI-Startが地域課題解決イベント「オープンイノベーションMatch Up vol.4」を開催!

  2. LIBから新生活を彩る『エシカル刻印』が登場! 刻印でバングラデシュの子どもたちを応援

  3. 成長だけじゃない!社会課題解決の鍵「レジリエンス」を起業家と語り合おう!

  4. 埼玉県朝霞市で母子手帳アプリ『ぽぽるん』がスタート!子育て支援がもっと便利に

  5. 「ケアと暮らしの編集社」が新体制で再始動!地元豊岡市で説明会も開催決定!

  6. 福岡発!子どもとプロを繋ぐ「福岡おもしろお仕事図鑑」が新教育インフラとして始動!