提携の背景:個人の努力だけでは難しい「支援者ケア」
医療や福祉の現場では、人手不足や業務の複雑さから、支援者自身の心身の疲れが深刻な問題となっています。しかし、多くの現場では、そのケアが「個人のセルフケア」に任されがちで、孤立や離職につながってしまうケースも少なくありません。
helpwellは、これまで職種の垣根を超えて対人支援職の相互ケアコミュニティを全国で展開してきました。この「互助」の文化を持続可能なものにするためには、活動を物理的・社会的に支える「共助(企業のサポート)」が不可欠だと考えています。

患者さんだけでなく、働く職員の環境づくりにも積極的に取り組む平成医療福祉グループが、helpwellの掲げる「支援者ケアを文化にする」というビジョンに共感し、今回の提携が実現しました。
パートナーシップの内容:「場所」と「信頼」をシェア
平成医療福祉グループは、helpwellが推進する「支援者ケアサポート企業」のモデルパートナーとして、以下の側面から協力していきます。

1.「地域ケア拠点」としての場づくり協力
地域で活動するファシリテーターが支援者ケアの対話イベントを開催する際、平成医療福祉グループの施設が「地域ケア拠点」として提供されます。まずは関東圏で試験的な対話イベントが順次開催され、効果検証と運営ノウハウの蓄積が行われます。これにより、支援者が日常的に支え合える「相互ケア文化」の拠点が共に創り上げられるでしょう。
2.「互助文化」の発信と啓発
業界をリードする平成医療福祉グループと共に、拠点での活動実績を交えながら「支援者自身のケアの必要性」が社会へ発信されます。対人支援職が一人で抱え込まず、「助けて」と言い合える互助文化を広めることで、支援者自身がより健やかに、持続的に働き続けられる社会を目指すとのことです。
各代表からのコメント
NPO法人 helpwell 代表理事 櫻田 千江里氏は、「『支援者ケアを常識に』という私たちの想いに、平成医療福祉グループ様が共鳴してくださったことに、大きな勇気をいただいています。この提携は、支援者が孤独に尽くす時代から、誰もが互いに支え合う時代への大きな一歩になると信じています。すこやかな助け合いが自然なこととして根づく社会を、ともに実現してまいります」と語っています。
平成医療福祉グループ 人事部 課長 泉小百合氏は、「私たちは、質の高い医療・ケアの提供は、現場で働く職員一人ひとりの心身の健康の上に成り立つものだと考えています。支援者を支えるhelpwellの取り組みは、その視点を社会に提示する試みの一つであり、理念の方向性に共感しています。今回、当グループとしてはトライアルとして会場を提供し、こうした対話の機会を地域にひらくことに協力いたします。多様な立場の支援者が安心して語り合える場となることを期待しています」と述べています。
今後の展望:2026年は「共助」拡大の年へ
helpwellは今回の提携を皮切りに、2026年度中に全国30の企業・団体との連携を目指しています。企業の空きスペースやリソースを活用した「共助」の仕組みを全国へ広げ、2027年度には全国175地域(全自治体の約10%)への展開を目標としています。将来的には「支援者ケア」が公的なインフラとして社会に実装される未来を目指し、活動を加速させていくことでしょう。
「支援者を支える」仕組みを、共に創り上げていくために、helpwellは活動に賛同し、共に歩んでくれるパートナー企業を求めています。業種を問わず、この取り組みに興味がある場合は、NPO法人 helpwell 事務局(Email:helpwell.info@gmail.com)まで気軽に連絡してみてください。
法人概要
平成医療福祉グループ
慢性期医療、リハビリテーション医療を中心に、病院、診療所、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなどを全国で展開。「じぶんを生きるをみんなのものに」をミッションに掲げ、患者さん一人ひとりに寄り添った医療・ケアを提供しています。
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法人名:平成医療福祉グループ
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代表:グループ代表 武久 敬洋
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徳島本部:〒770-8023 徳島県徳島市勝占町惣田9
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東京本部:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-3-1 Aビル北参道4F
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ウェブサイト:https://hmw.gr.jp/

NPO法人 helpwell
医療や福祉、介護や教育など対人支援職のバーンアウト予防、相互ケア関係の醸成を行うNPO法人です。「支援者ケアを常識に」をパーパスに掲げ、分野を超えた「支援者ケア」のイベントやワークショップを全国で実施しています。
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法人名:特定非営利活動法人 helpwell
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代表理事:櫻田 千江里
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所在地:埼玉県狭山市新狭山二丁目3番地の6 プライディア新狭山604




