ゼロボード総研の待場智雄氏が東京大学大学院の講師に!サステナビリティ国際基準の「生きた知見」を学ぼう

サステイナブル・ファイナンス・スクールってどんなところ?

このスクールは、東京大学大学院が運営する社会人向けプログラムで、サステイナブル・ファイナンスの背景や理論、世界のトレンド、実務知識などを幅広く学ぶことができます。

金融界や産業界で活躍する中堅人材が、サステナビリティの視点から企業や金融機関の未来を見つめ直し、「考える力」と「行動する力」を育むことを目指しています。

2026年度夏季コースは2026年6月8日から8月29日まで開講され、気候変動の専門家である江守正多教授(東京大学未来ビジョン研究センター)や、SDGsと人権に詳しい根本かおる所長(国連広報センター)など、サステナビリティ分野の第一線で活躍する19人の専門家が講師陣に名を連ねています。待場氏も、その中で「サステナビリティ国際基準設定」のオンライン講義を担当します。

詳細はこちらからチェックできます。
サステイナブル・ファイナンス・スクール 2026年度夏季コース

待場智雄氏が講師を務めることの意義

待場氏は、サステナビリティ情報開示に関する国際基準の策定に深く関わっている、日本でも数少ない専門家の一人です。2024年1月からは、国際的なサステナビリティ自主報告基準「GRIスタンダード」を策定するグローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)の理事を務め、アジア地域から選出されたメンバーの一員です。

さらに2025年3月には、世界で広く使われている温室効果ガス排出量算定基準「GHGプロトコル」のコーポレート基準専門作業部会(TWG)メンバーにも選ばれました。世界中から1,300人以上の応募があった中から選ばれた専門家として、現在進行中のGHGプロトコル改定の議論に参加しています。

今回の講義テーマである「サステナビリティ国際基準設定」は、まさに待場氏が国際機関の最前線で実務として携わっている分野です。基準策定の「現場」にいる人物が講師を務めることで、受講者はテキストや文献だけでは得られない、国際基準がどのような議論を経て形成されるのかという、まさに「生きた知見」を得られるでしょう。

待場智雄氏からのメッセージ

待場氏は、東京大学のサステイナブル・ファイナンス・スクールで講師を務める機会を得て、大変光栄だと語っています。これまでのGRI、OECD、国連機関などでの国際的なサステナビリティ政策や基準策定への関わり、そして現在のGSSB理事、GHGプロトコルTWGメンバーとしての活動を通じて、日々議論の渦中にいるとのことです。

サステナビリティ情報開示の国際基準は、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)によるIFRS(国際財務報告基準)サステナビリティ開示基準、GRIスタンダード、ESRS(欧州サステナビリティ報告基準)、そして日本のSSBJ(サステナビリティ基準委員会)基準など、急速に整備が進んでいます。これらの基準がなぜ生まれ、どのような考え方に基づいて設計されているのかを理解することは、これからのサステナブル・ファイナンスを担う人々にとって非常に重要な基盤になると考えているそうです。

講義では、基準の解説だけでなく、国際機関での議論の実態や、基準策定の背景にある考え方についても伝えたい、と意気込みを語っています。日本のサステナブル・ファイナンスをリードする人材の育成に貢献できればと願っています。

待場智雄氏のプロフィール

朝日新聞記者を経て、企業や政府のサステナビリティ戦略対応支援に国際的に携わってきました。GRI国際事務局でのガイドライン改訂、OECD科学技術産業局でのエコイノベーション政策研究、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)でのナレッジマネジメント、UAE連邦政府でのグリーン経済・気候変動対応戦略・政策づくり、国連気候技術センター・ネットワーク(CTCN)副所長としての途上国への技術移転支援など、多岐にわたる経験を持っています。2021年に帰国後、外資系コンサルティング会社のERMで脱炭素・ESG担当パートナーを務め、2023年8月よりゼロボード総研所長に就任しました。上智大学文学部新聞学科を卒業し、英サセックス大学国際開発学研究所で修士号を取得しています。

ゼロボード総研って?

ゼロボード総研は、株式会社ゼロボードが社内に設置したシンクタンクです。不透明さを増す社会や経済の課題を深く洞察し、科学的な根拠に基づいて解決策を提言・発信する「未来志向型シンクタンク」を目指しています。各分野の専門性と実務経験を持つメンバーが、サステナビリティに関する調査・研究や政策提言などを行っています。

ゼロボード総研について、詳しくはこちら。
https://www.zeroboard.jp/service/zri

株式会社ゼロボードについて

株式会社ゼロボードは、企業のサステナビリティ経営を支援する会社です。ESG関連データの収集・管理・開示支援の総合クラウドソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」の開発・提供や、サステナビリティ経営に関するコンサルティング、ユーザーコミュニティの運営などを行っています。

Zeroboard Sustainability Platformは、豊富なプロダクトラインナップでESG開示をはじめとするサステナビリティ経営に必要なプロセスをシームレスに支援するクラウドソリューションです。

  • GHG(温室効果ガス)排出量算定と環境項目管理クラウドサービス「Zeroboard」

  • ESG法定開示クラウドサービス「Zeroboard ESG」

  • バイヤーからサプライヤーに対するSAQ(Self-Assessment Questionnaire・自己評価アンケート)の収集・管理を効率化するクラウドサービス「Dataseed SAQ」

Zeroboard ESGダッシュボード

これらのプロダクトを中心に、業界特化型のプロダクトや各種オプション機能、制度対応や複雑な算定のためのコンサルティングを提供し、企業のサステナビリティ経営をサポートしています。

株式会社ゼロボードのウェブサイトはこちら。
https://www.zeroboard.jp/

企業向けウェビナーも開催中!

株式会社ゼロボードでは、脱炭素経営のための企業向けウェビナーを毎月開催しています。国内外の脱炭素の最新動向や、「Zeroboard」をはじめとした各種ソフトウェアの活用方法などを解説しているので、興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。

詳しくは同社ウェブサイトのイベントページをご覧ください。
イベントページ

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