日本初のリアルタイムカーボンオフセット「AnyOffset」がFIN/SUM 2026でデビュー!気候変動対策の民主化へ

FIN/SUM 2026での発表

KlimaDAO JAPAN株式会社は、「AI×ブロックチェーンが創る新金融エコシステム」をテーマとするFIN/SUM 2026で、Web3・ブロックチェーン技術を駆使した気候変動対策の推進をアピールしました。

濱田氏は3月4日に、金融庁サステナブルファイナンス推進室が主導するパネルディスカッションに登壇しました。テーマは「テクノロジーが拓くサステナブルな選択:デジタル技術が個人の投資・消費行動にもたらす可能性」で、KlimaDAO JAPANが進める「気候変動対策の民主化」に焦点を当て、ブロックチェーン技術を活用したカーボンクレジット市場の透明性向上や、個人を含む幅広い層が気候変動対策に参加できる仕組みについて語られました。

FIN/SUM 2026の全セッションは、2026年4月13日までアーカイブ動画で視聴可能です。視聴にはEventRegistでの無料チケット登録が必要ですので、以下の手順でぜひご覧ください。

配信画面の検索機能で「KlimaDAO」「カーボンクレジット」「サステナブル」などのキーワードを使えば、KlimaDAO JAPAN株式会社の登壇セッションを見つけられます。

カーボンオフセット実証デモ「AnyOffset」を実施

FIN/SUM 2026の会場では、開発中のカーボンオフセットツール「AnyOffset」の実証デモが行われました。参加者1人につき1kgのCO2をオフセットできる仕組みが提供され、岐阜県の森林由来J-クレジットが使用されました。ブロックチェーン上の記録によると、60名以上が参加し、会場での関心の高さがうかがえました。

アーカイブ動画からもAnyOffsetの実証デモに参加できます。動画内に表示されるQRコードを読み込むことで、FIN/SUM当日と同じようにリアルタイムカーボンオフセットを体験できます。

AnyOffsetの仕組み

AnyOffsetは、ユーザーがリアルタイムで小口化されたカーボンクレジットをオフセット(償却)できる、2026年3月時点での調査によると日本初のツールです。これまでのカーボンオフセットサービス「tancre」の知見を活かし、さらに参加しやすい次世代版として開発されました。

KlimaDAO JAPAN株式会社の技術によりカーボンクレジットがトークン化され、以下のシンプルなステップでオフセットが完了します。

  1. 参加者がQRコードを読み取り、パスキーまたはメールアドレスで登録。
  2. AA(Account Abstraction)ウォレットがその場で自動作成されるため、専門知識やガス代は不要。
  3. ブロックチェーン上でカーボンクレジットトークンのリタイア(無効化)が即時実行される。
  4. オフセットの記録がNFT(参加証明)として参加者に発行される。

AnyOffsetイメージ図

これらの一連のトランザクションはすべてブロックチェーン上で実行されるため、オフセットの透明性とトレーサビリティが確保されます。オフセットの実績は個人の「スコア」として蓄積され、継続的な気候変動対策へのモチベーション向上にもつながる設計です。

従来、カーボンクレジットの取引や償却には専門知識や煩雑な手続きが必要でしたが、AnyOffsetではQRコードひとつで誰もがカーボンクレジットにアクセスし、実際の森林保全プロジェクトに紐づいたオフセットに参加できます。まさに「気候変動対策の民主化」を体現するプロダクトと言えるでしょう。

AnyOffsetの活用事例

AnyOffsetは、イベント会場での利用にとどまらず、幅広いシーンでの活用が期待されています。

  1. 自治体によるカーボンクレジットを活用した地域施策
    地域で生まれたカーボンクレジットをAnyOffsetに組み込むことで、住民参加型の脱炭素施策が実現できます。例えば、公共施設や商業施設にQRコードを設置して住民がオフセットを行う取り組みや、地域のイベントで参加者によるカーボンオフセットを実施する取り組みなどが考えられます。住民一人ひとりが「自分の地域のクレジットで、自分の地域の環境を守る」体験を通じて、地域全体の脱炭素意識の醸成につながるでしょう。

  2. 企業と一般市民をつなぐカーボンクレジット調達の新モデル
    企業が必要とするカーボンクレジットの調達に一般市民を巻き込む新しい仕組みを構築できます。企業がオフセットキャンペーンを展開し、消費者やイベント参加者が自らオフセットに参加することで、企業の脱炭素目標達成と市民の環境意識向上を同時に実現します。従来のBtoB取引に限定されていたカーボンクレジット市場に、BtoCの接点が生まれることで、市場全体の活性化にも貢献するかもしれません。

AnyOffsetの実証デモに興味がある方は、KlimaDAO JAPAN株式会社まで気軽に問い合わせてみましょう。企業・自治体・団体を対象に、個別のデモンストレーションや説明の機会が設けられています。

3/18 JBAサステナビリティ講演会でもAnyOffsetデモを実施!

2026年3月18日には、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)主催の「サステナビリティ分科会 講演会:カーボンクレジットとブロックチェーン」にて、AnyOffsetのリアルタイムカーボンオフセット体験が実施されます。参加者の視聴に伴うCO₂をその場でオフセットし、その証明をNFTとして受け取れます。事前準備は不要です。

企業でサステナビリティやESGを担当している方、カーボンクレジット市場に関心がある方には特におすすめの内容です。ぜひ参加を検討してみてください。

今後の展望

KlimaDAO JAPAN株式会社は、これからもWeb3・ブロックチェーン技術を活用した気候変動対策の社会実装を進め、カーボンクレジット市場の透明性と流動性の向上に取り組んでいきます。AnyOffsetをはじめとする新しいプロダクトの開発と実証を通じて、企業・自治体・個人を問わず、誰もが気候変動対策に参加できるエコシステムの構築を目指しています。

KlimaDAO JAPAN株式会社について

KlimaDAO JAPAN株式会社は、Web3・ブロックチェーンの技術で日本から気候変動対策の変革を目指す企業です。グローバルで気候変動対策に取り組む「Klima Protocol(旧:KlimaDAO)」が持つ革新的な技術をベースに、「気候変動対策の民主化」を掲げ、個人も巻き込みながら気候変動対策に取り組めるサービスやアプリケーションを展開しています。

現在、カーボンクレジットのマーケットプレイス開発、環境価値を活用したアプリケーション開発、気候変動対策に関するリサーチ・コンサルティング(Klima Research Institute)の3領域を柱に、脱炭素社会の実現を支援しています。2025年には「Japan Financial Innovation Award」を受賞しました。

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