心理的ストレスを反映するバイオマーカーの有効性を検証する共同研究がスタート!
東邦大学、株式会社プリメディカ、そして医療法人財団厚生協会が、若者のメンタルヘルスをサポートするための新しい取り組みを開始しました。
近年、若者の間でメンタルヘルスの不調が増えていると言われています。特に25歳までに精神疾患を発症するケースが多いことから、早い段階で心のSOSに気づき、適切な支援をすることがとても大切です。しかし、目に見えない心の不調を見つけるのはなかなか難しいですよね。
注目されるバイオマーカー「バイオピリン」
そんな中で注目されているのが「バイオピリン」というバイオマーカーです。これは、体の中の活性酸素がビリルビンを除去する際に作られるもので、心理的なストレスが増えると尿として排出されることが分かっています。つまり、尿検査でバイオピリンの量を測ることで、目に見えないストレスの度合いがわかるかもしれない、というわけです。
このバイオピリンは、株式会社プリメディカが開発した「ココシル®」という尿検査サービスで手軽に測定できます。ココシル®は、自宅で採尿して提出するだけで、ストレスレベルを数値で確認できるサービスです。医療機関以外でも利用できるため、気軽に心の状態をチェックできるのが魅力です。

ココシル®についてもっと詳しく知りたい方はこちら:
https://cocoshiru.com/
3機関共同で研究を開始!
今回、東邦大学医学部精神神経医学講座・社会実装精神医学講座(研究代表者:東邦大学 根本隆洋教授)と、株式会社プリメディカ、そして医療法人財団厚生協会あだち若者サポートテラスSODAが共同で、このバイオピリンの有効性を検証する研究を2026年3月13日(金)からスタートしました。

研究のポイント
この研究では、参加者を以下の3つのグループに分けて、尿中バイオピリンの測定とストレスや精神症状に関する心理検査を行います。
- これまで精神疾患やメンタルヘルスの不調を経験していない方
- 軽度のメンタルヘルスの不調がある方
- うつ病を認める方
初回と3ヶ月後に同じ検査を行い、バイオピリンの数値と心理的ストレスの変化がどう関連しているのかを明らかにすることを目指します。これにより、精神疾患が発病する生物学的なメカニズムの一端が解明されるかもしれません。
各機関の役割
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東邦大学医学部精神神経医学講座・社会実装精神医学講座:研究の統括、尿検査や心理検査の実施、統計解析、測定結果の解釈を担当します。
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株式会社プリメディカ:尿検体の分析と測定結果の解釈を行います。
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医療法人財団厚生協会 あだち若者サポートテラスSODA:尿中バイオピリンと各種心理検査の収集を行います。

あだち若者サポートテラスSODAは、若者が困りごとを気軽に相談できるワンストップの支援窓口です。メンタルヘルスだけでなく、どんなことでも相談に乗ってくれます。
https://www.soda-adachi.com/
若者の「こころのSOS」を早期にキャッチ!
この研究を通じて、目に見えにくい若者の「こころのSOS」を早期に発見し、適切な支援へとつなげられるようになることが期待されています。心理的ストレスを客観的に把握できるツールがあれば、自分自身の心の状態に気づき、早めにケアを始めるきっかけにもなりますね。
株式会社プリメディカの詳しい情報はこちら:
https://www.premedica.co.jp/


