リアルとバーチャルが融合する「竜宮国」で地域を活性化
JR西日本はこれまでも「バーチャル・ステーション」という、駅をバーチャル空間に再現・拡張する取り組みを進めてきました。これが国内外で大好評で、なんとシリーズ累計で5,000万人以上もの人が訪れたそうです。リアルとの連動や、ユーザーがコンテンツを作るUGC(User Generated Content)を通じて、新しい価値を生み出してきた実績があります。
一方で、今の地域社会は、少子高齢化や人口流出、産業の衰退、行政サービスの維持が難しいなど、たくさんの課題に直面しています。これらを解決するには、行政や企業単独の取り組みだけではなかなか難しいのが現状です。そこで必要とされているのが、「住民・企業・自治体」が一体となって、継続的に協力し合う「共創の仕組み」なのです。
このような背景から、JR西日本とJP UNIVERSEは、RPG型プラットフォーム「竜宮国」を軸にした「共創型社会課題解決事業」をスタートさせます。「竜宮国」は「もうひとつの日本」がコンセプト。現実の47都道府県を舞台にした空間がバーチャル上に作られ、ユーザーがその世界やアイテム、イベントなどを自由に変化・拡張できるプラットフォームです。
この事業では、ゲームとリアルが繋がる経済圏を作ったり、ゲームをきっかけに観光資源や地元の特産品を盛り上げたり、ユーザーや企業、自治体など、さまざまな立場の人が地域創生に関わることで、新しい価値を生み出すことを目指しています。
両社の強みを活かした「共創」の未来
今回の戦略的アライアンスは、日本の地方が抱える社会課題に対し、リアルとバーチャルの両方から「共創型」で解決しようという両社の強い意志を示しています。両社は、地域創生への課題意識と、それを解決するための新しい価値を創造したいという熱い思いを共有しており、XRやテクノロジーを活用して、みんなで参加する「共創」で実現を目指します。
JR西日本が長年培ってきた鉄道事業をはじめとするリアルの資産や、自治体・企業との豊富なネットワークと、JP UNIVERSEが持つバーチャル分野でのゲームの世界観やUGCを促す仕組み作りは、まさに新しい価値を生み出す上で最高の組み合わせと言えるでしょう。

両社が目指すのは、こんな未来です。
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日常と非日常が一体化する未来:現実世界とゲーム(バーチャル)を繋げ、ゲーミフィケーション技術で日常生活とエンターテイメントの境目をなくし、これまでにない顧客体験を実現します。
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ユーザーと事業者が共創する未来:一方的にサービスを提供するのではなく、UGCのノウハウを活かして、ユーザーの創造性と企業の事業活動が一緒になって新しい価値を生み出すプラットフォームを作ります。
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様々なステークホルダーが地域創生する未来:企業や自治体、個人といった社会のあらゆる人々にとって役立つ事業プラットフォームに育て、社会全体で共創する「地方創生2.0」を実現し、持続可能な発展を目指します。
この取り組みは、ゲームをフックに多くの関係者と協力し合う「共創型」アプローチで地域創生を行うという、新しい価値創造を目指すものです。まず第一弾として、鳥取県をベースにした「竜宮国・鳥取」が2026年中にスタートする予定です。今後の詳しい情報にも期待が高まりますね。
「竜宮国」ってどんなゲーム?
「竜宮国」は、JP UNIVERSE株式会社が国内の有名企業からの賛同を得て進めている「ジャパン・メタバース経済圏構想」を実現するために開発中の、RPGゲームの世界をベースにした創作・経済プラットフォームです。「日本を世界へ」をコンセプトに、日本神話をモチーフにしたRPG空間の中に、クリエイターエコノミーと企業プロモーションを統合した経済圏を作り出す、挑戦的なサービスです。独自ミドルウェア「OwnWorld」を通じて、他の創作プラットフォームとも繋がりながら、アジアやグローバル向けに開発が進められており、2026年にはベータ版の配信が予定されています。
今回のプレスリリースの詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260312_00_press_JRwestandJPU.pdf


