SBTってどんな目標?
SBTとは「Science Based Targets」の略で、日本語にすると「科学的根拠に基づく目標」となります。これは、産業革命前からの世界の平均気温上昇を1.5℃未満に抑えるという、国際的な目標に沿った温室効果ガス排出量削減目標のことなんです。
企業がSBT認定を受けることで、地球温暖化対策に真剣に取り組んでいることを社内外にアピールでき、企業価値の向上にもつながると期待されています。
SBTには大企業向けの「通常版」と、中小企業向けの「中小企業版」の2つの申請ルートがあり、轟建設株式会社は中小企業版で認定を取得しました。

轟建設の脱炭素への挑戦
1930年創業の轟建設株式会社は、道路や鉄道、港湾などのインフラ整備や除雪作業を通じて、地域社会を支えてきた歴史ある建設会社です。特に土木工事の地下掘削では、福井県内でトップクラスの実績を誇ります。
近年では、自社の施工現場にICT重機を導入し、「Smart Construction」などを活用して、安全性と生産性を両立させたスマートでクリーンな「未来の現場」づくりにも力を入れています。
今回の脱炭素への取り組みでは、SBT短期目標として「Scope1およびScope2の温室効果ガス排出量を2030年までに2023年比42%削減」することを掲げました。ナレッジリーンがこの目標設定から中小企業版SBT認定の申請までを全面的に支援したとのことです。
支援を支えた企業たち
株式会社ナレッジリーン
2000年創業のナレッジリーンは、25年以上にわたり民間企業や自治体へ脱炭素・環境に関するコンサルティングを提供してきた実績と知見を持つ会社です。SBTなどの脱炭素経営に関する認証支援はもちろん、TCFDやCDPといったイニシアチブへの対応支援、情報開示支援、排出量算定支援など、脱炭素化のあらゆるステップを一貫してサポートしています。
ナレッジリーンの中小企業版SBT申請支援について、詳しくはこちらのウェブサイトをご覧ください。
https://www.kmri.co.jp/service/sustainability-solution/sme-sbt
株式会社北陸銀行、株式会社ほくほくフィナンシャルグループ
富山県に本店を置く北陸銀行は、北陸地域を中心に幅広い金融サービスを展開しています。地域経済の発展や持続可能な社会の実現に向けて、環境への配慮やサステナビリティ推進にも積極的に取り組んでいるんですよ。
北陸銀行が属するほくほくフィナンシャルグループは、北陸銀行と北海道銀行の経営統合により2004年に誕生した広域金融グループで、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供し、地域とお客さまの繁栄に貢献しています。
地域社会とともに持続可能な未来へ
脱炭素の取り組みは、もはや大企業だけのものではありません。サプライチェーン全体、そして地域社会全体で協力し、進めていくことが求められています。
今回の轟建設株式会社のSBT認定取得は、ナレッジリーンと北陸銀行の連携支援によって実現しました。これからも、こうした取り組みが地域に広がり、持続可能な未来が創造されていくことでしょう。



