Green Carbonがタイで発表!畜産メタン削減でASEANの脱炭素に貢献へ

畜産分野の脱炭素って、なんでそんなに大事なの?

このワークショップは、日本とASEAN地域が協力して、低炭素型の畜産をどうやって実現していくか、そしてそれをビジネスとしてどう広げていくかを話し合うために開かれました。研究機関や大学、食品・飼料関連企業、商社、政府関係者など、いろんな分野の人が集まったんです。

実は、世界の温室効果ガス排出量のうち、10〜20%が畜産由来だと言われているんですよ。特に牛の「ゲップ」や排せつ物から出るメタンガスは、CO₂よりも短期間で地球温暖化に大きな影響を与えるんです。だから、これからの気候変動対策では、メタンガスの削減がとっても重要視されているんですね。飼料の改善や糞尿の管理を工夫することで、まだまだ削減できるポテンシャルがあるって指摘されています。

Green Carbonが紹介した日本の取り組み

Green Carbonは、「Financing Livestock GHG Emission Reduction through Offsetting and Insetting – Japan Case Studies」と題して、日本国内で実施している畜産メタン削減プロジェクトについて発表しました。

このプロジェクトでは、日本政府の方法論「AG-002(家畜排せつ物管理方法の変更)」を使って、強制発酵設備を導入することでメタンや一酸化二窒素の排出量を減らしています。これによって、牛1頭あたり年間約2t-CO₂も削減できるそうなんです!2025年には約7,000t-CO₂、2026年には約20,000t-CO₂のカーボンクレジット発行を目指しているんですよ。

日本の畜産プロジェクトについてプレゼンテーションを行う男性

発表では、単に技術的な削減方法だけでなく、日本のGX-ETS(排出量取引制度)を活用した需要創出の仕組みや、小規模農家さんを支援するアグリゲーションモデル、投資家との連携による資金調達のスキームなど、プロジェクトを継続的に拡大するための金融面での工夫も詳しく説明されました。すごいですよね!

これからの挑戦:ゲップ由来メタン削減とASEANへの展開

今回の発表では、排せつ物管理による削減事例が中心でしたが、Green Carbonは牛の消化過程(ゲップ)から出るメタンの削減も、今後の重要なターゲットとして検討を進めているそうです。

日本では最近、牛のゲップ由来メタン削減に関するJ-クレジット制度の新しい方法論「AG-007」が作られたばかり。飼料の工夫やメタン抑制飼料の活用によって、さらなる削減が期待されています。Green Carbonは、こうした新しい方法論の活用や、企業のサプライチェーン全体での排出削減(インセット)も視野に入れながら、畜産分野での包括的なメタン削減モデルを構築しようとしているんですよ。

排せつ物管理に加えてゲップ由来メタンの削減にも取り組むことで、畜産分野の温室効果ガス排出量をさらに減らし、持続可能な畜産の実現に貢献していく、とのことです。

タイをはじめとするASEAN諸国でも、排出量取引制度や国際クレジット制度の議論が進んでいます。Green Carbonは、日本で培った農業カーボンモデルをベースに、ASEAN地域でも温室効果ガス削減と農家さんの経営改善を両立させる取り組みを検討していく予定です。科学的な知見と金融の仕組みを組み合わせたモデルで、アジアの持続可能な農業をサポートしていくそうですよ!

Green Carbon株式会社について

Green Carbon株式会社は、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外で自然由来のカーボンクレジット創出から販売までを一貫してサポートしています。

  • 代表者:代表取締役 大北 潤

  • 所在地:東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F

  • 設立:2019年12月12日

  • 事業内容:カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

  • 公式サイト: https://green-carbon.co.jp/

Green Carbonは、日本、東南アジア、オーストラリア、南米など広い地域で、水田、バイオ炭、森林保全、牛のゲップなど、さまざまな自然由来のカーボンクレジットを創出しています。特に国内の水田では、2023年度に日本初・最大級のJ-クレジット認証(約6,220t)を取得し、2024年度には約40,000ha(約80,000t)に拡大する予定なんです。また、カーボンクレジットの申請・登録・販売を一つのプラットフォームで完結できるサービス「Agreen(アグリーン)」も提供しており、クレジット創出者さんの手間を大幅に削減しているんですよ。

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