なぜ今、この本が必要なの?
ここ10年で、女性活躍推進法や働き方改革、改正育児・介護休業法といった法整備が進み、男性の育児休業取得率も大きく伸びるなど、働く親を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。しかし、その一方で、子育てと仕事の両立に関する具体的なノウハウは、個人の努力や友人、インターネットでの情報収集に頼りがちなのが現状です。
「育休明けたら地獄」「毎日時間に追われて限界」といった声がSNS上でも多く見られ、そのしんどさが個人の努力に閉じ込められ、孤立や夫婦間の摩擦、キャリアへの不安につながるケースも少なくありません。そこで本書は、個人の「気合い」ではなく、誰もが再現できる「仕組み」や「人生設計」でこの困難を乗り越えるための知見を提供しています。
20年間の「航海」を支える、頼れるガイドブック
本書は、20年間の両立の日々を「知識」「準備」「仕組み」で乗り越えられるよう、著者の長年の支援経験と、1000名を超える「はた親」へのアンケート・インタビュー調査から得られたリアルな声を体系的にまとめ上げています。
両立の20年間を「航海」にたとえ、家族という「ひとつの船」で荒波を攻略していく構成です。数年先を見通しながら計画を立てられるため、安心して航海を進められます。

本書の内容を少しだけご紹介
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序章:20年間の両立を俯瞰し、家族の「目的地」や「ウェルビーイング」をイメージ。フルタイム、時短、フリーランスなど、具体的な働き方のモデルケースも紹介されています。
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第1章:「はた親5原則」として、本書が提唱する「Wカーブ」というキャリアの考え方や、家族会議のコツ、時間管理術、周囲からの支援を受ける「受援力」を高める方法を解説します。

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第2章:「妊娠・産育休・保活編」では、戦略的な夫婦の産育休取得方法や、働きながらのつわり対策、保活のコツに触れます。
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第3章〜第6章:子どもの年齢別(0〜1歳:復職導入期、2歳:復職定着期、3〜5歳:キャリア調整期、6歳〜:家族のアップデート期)に、両立のコツを伝授。「子どもの体調不良時の働き方」や「登園しぶりへの対応」、「小1の壁の乗り越え方」といった、多くの親が直面する悩みに応える内容が満載です。


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第7章:「船着場」と題し、メンタル不調のリスクや心と身体のケア方法を掲載。現代のリアルな悩みに答えるお悩み相談ページも用意されています。
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最終章:親という役割を超えて、自分自身の人生を俯瞰し、幸せな未来を描くための手助けとなります。
忙しくても読みやすい!イラスト&漫画で楽しく学べる
本書は、物語形式で進んでいくため、忙しい親でも直感的に読み進められます。時短勤務中の高橋あおいと、フルタイム勤務の夫・たくや、そして1歳の息子・れんの夫婦の物語に、ナビゲーター役のペンギンが登場し、両立の考え方や小技を教えてくれます。

著者について
本書の著者である岸畑聖月氏は、株式会社With Midwife代表取締役であり、社会医療法人愛仁会 千船病院の助産師でもあります。14歳での闘病をきっかけに助産師を志し、京都大学大学院医学研究科を修了。助産師として年間2,500件以上のお産を支える中で、働きながら不妊治療や子育てをする人々の苦悩に直面し、2019年に株式会社With Midwifeを設立しました。

従業員のライフイベントとキャリア形成を助産師がサポートするサービス「THE CARE」を開発・運営し、多くの大企業に導入されています。また、半生を追ったドキュメンタリー『孤育て–いのちを守る助産師たち–』は2022年度のTXN(テレビ東京系列)でドキュメンタリー優秀賞を受賞。こども家庭庁の有識者なども務める、まさに「はた親」支援のスペシャリストです。
書籍情報
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タイトル:『働く親のためのサバイバルガイド 子育ても仕事も大切にしたい人の人生戦略書』
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価格:1958円(本体1780円+ 税10%)
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ISBN:9784868450481
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発売日:2026年3月5日
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著者:岸畑聖月
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イラスト:Okuta
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発行:株式会社文響社
書籍の詳細は、以下のページでもご覧いただけます。
https://bunkyosha.com/feature/hataoya
新年度を迎え、育休からの復職を控える方や、日々両立に奮闘する全ての「はた親」の皆さん、そして職場で働く親をサポートする立場の方々にも、この一冊がきっと役立つはずです。



