宮城を「日本一やさしい保育の街」へ!医療的ケア児の受け入れを広げる挑戦がスタート
宮城県を「日本一やさしい保育の街」にするため、医療的ケア児の受け入れ体制を整える「きらりケア・プロジェクト」が、2026年3月6日(金)よりクラウドファンディングを開始しました。
このプロジェクトは、県内にある121園の企業主導型保育園すべてで、医療的ケア児が安心して過ごせる環境を作ることが目標です。現在、この年齢の医療的ケア児を受け入れている施設が非常に少ないという現状を変えようとしています。

医療的ケア児が直面する「1/121」の現実
医療技術の進歩により、たんの吸引や経管栄養など、日常的に医療的ケアが必要な子どもたちは増えています。しかし、多くの保育園では看護師の不足や万が一への不安から、受け入れが進まないのが現状です。
特に、保護者が仕事復帰を考える0歳から2歳の子どもたちにとって、この問題は深刻です。調査によると、宮城県内の企業主導型保育園121園のうち、この年齢の医療的ケア児を受け入れているのは「きらり保育園 仙台六丁の目」のわずか1園である可能性が高いとされています。


「やり方がわからない」を解決したい
医療的ケア児の受け入れが進まない背景には、「看護師がいない」「どうやって体制を整えればいいかわからない」といった保育園側の不安があります。また、保護者も「預けられる園があるのか」「誰に相談すればいいのか」と悩んでいます。
このような課題に対し、すでに医療的ケア児の受け入れ実績を持つ「きらり保育園」が、そのノウハウを地域全体で共有しようと立ち上がりました。同園は、小児特化型の訪問看護ステーション開設をきっかけに、独自に看護師を常駐させ、病院・行政・保護者との連携を構築することで受け入れを実現しました。この経験をもとに、他の園も安心して受け入れられるようにサポートを目指しています。
プロジェクトの具体的な取り組み
「きらりケア・プロジェクト」では、以下の2つの柱で医療的ケア児の受け入れ拡大を目指します。
- 「きらりモデル」のマニュアル化・配布
安全管理や緊急時対応、保護者との連携方法など、これまでの経験で培ったノウハウをまとめた『医療的ケア児受入スタートアップガイド』を作成し、希望する園へ無料で提供します。 - 「怖さを自信に変える」合同実地研修
座学だけでなく、実際に「きらり保育園」の現場を見学・体験できる研修を実施します。これにより、看護師や保育士が自信を持って医療的ケア児を受け入れられるよう、心理的なハードルを下げて人材を育成します。

このプロジェクトは、残りの120園すべてに受け入れを強制するものではなく、まずは地域全体の意識を変えるきっかけ作りから始めたいと考えています。
クラウドファンディングで未来を応援しよう
プロジェクトをスタートさせるための初期費用(マニュアル制作費、研修費など)を募るため、クラウドファンディングが実施されます。目標金額の「121万円」には、「県内121園にちなみ、1園あたり1万円の支援で未来を変える」というメッセージが込められています。
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タイトル: 宮城から日本一の保育を!県内121の企業主導型保育園で「医療的ケア児」の受け入れを実現したい!
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実施期間: 2026年3月6日(金)~4月20日(月)
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目標金額: 1,210,000円
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プラットフォーム: CAMPFIRE
きらりケア・プロジェクトの代表である遠藤 由希氏は、「『1/121』という現状は、裏を返せば『成功モデルとなる可能性』がここにあるということ。この灯火を隣の園へ、またその隣の園へと移していくことで、宮城が『日本一やさしい保育の街』に近づける可能性が高いと信じています」とコメントしています。
すべての子どもたちが共に笑い合える未来のために、この取り組みを応援してみませんか?
関連リンク
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仮称「きらりケア・プロジェクト」公式サイト:
https://kirari-care.hoiku-station.com -
こども家庭庁の企業主導型保育園検索サイト:
https://www.areamarker.com/kigyo-hoiku/arealist/04



